お弁当のいろどりにかかせない!ブロッコリー前日作りおきレシピ9選
ブロッコリーはお弁当にかかせませんね。緑色が映えるので、お弁当に入れると華やかになります。
火を通せるので傷みにくいし、水分が出ることもないので、他の食材への影響もありません。でも、使いやすいがためにゆでるだけの食べ方になってしまうことも。塩ゆでだけだと苦手な小学生の子どももいるでしょう。
前日に作っておけるブロッコリーレシピをご紹介しましょう。子どもが好きな味付けにして、せっかくの緑色を生かしたおかずのレシピをぜひお弁当のレパートリーに加えてください。
ブロッコリーはお弁当のおかずに最適!
ブロッコリーの緑色はお弁当作りにはかかせないアイテムです。塩ゆでしてあることで水分も出ないため、汁漏れの心配もないですね。
ブロッコリーの下ごしらえの手順と、前日に作っておけるお弁当レシピ9選をご紹介します。
ブロッコリーの下ごしらえ
ブロッコリーはつぼみの集まりである花蕾と言われる部分が可食部分になります。生食はせずに、ゆでる・蒸す・焼くなどが一般的な調理方法です。
緑色がきれいなので、料理を飾るいろどりとして用いられることが多く、日本ではお弁当にも多用されています。
ブロッコリーは下ごしらえに少し手間がかかりますが、正しい下ごしらえを身に付けてしまえば、簡単な作業です。なかなか初歩から知る機会のないブロッコリーの扱い方をお伝えしましょう。
ブロッコリーの洗い方
ブロッコリーには洗い方があるのをご存知でしょうか?みなさん花蕾の部分を上にして水をかていませんか?中まで洗えていない不安がぬぐえないですよね。
ぎちぎちに詰まって洗いにくいブロッコリーでも隙間の汚れを取る洗い方があります。
1、 ブロッコリーより大きいボウルにたっぷりと水を張ります
2、 ブロッコリーを逆さまにしてボウルの水の中に茎まで浸します
3、 10分から20分漬けておくと、ゴミや虫が水の中におちてきます。
この洗い方が、ブロッコリーの房の中まできれいに洗える方法です。ぜひ参考にしてください。
ブロッコリーの切り方
ブロッコリーを小さく切ろうとすると、花蕾の部分がボロボロとこぼれてもったいないですよね。
花蕾をこぼさずにきれいに切り分ける方法がありますので、参考にしてください。
1、 茎の部分と房を切り分けます。
2、 房ごとに小さく切り分けます。
3、 一房をより小さくするときは、茎から途中まで包丁を入れて、房の部分は手でさきます。
房を小さくするときは、手でさくことでボロボロと花蕾が取れてしまうことを防いでくれます。
茎の部分は、皮をむけば食べられますから、捨ててはいけませんよ。
ブロッコリーのゆで方
野菜のゆで方は好みが分かれるところですね。ブロッコリーも好みによってゆで時間は人それぞれ異なります。一般的なゆで時間をお伝えしますので、後は好みで調整してください。
1、1Lの水に大さじ1の塩を入れて沸騰させます。
2、切り分けたブロッコリーを2分ほどゆでてざるにあけます。
3、ざるの中でそのまま自然に冷まします。
季節にもよりますが、早く冷まして緑色をきれいにしたいときは、扇風機などをあてると良いでしょう。水っぽくなってしまいますから、決して水にさらしてはいけません。
ブロッコリーのレンジでの蒸し方
レンジでの蒸し方も簡単ですね。ブロッコリーの大きさに合わせて電子レンジの加熱時間を調整してください。
1、 切り分けたブロッコリー(100g)を耐熱容器に入れ、水を軽く振りかける。
2、 塩をパラパラと振りかけよく混ぜる。
3、 ふんわりとラップする。
4、 700wの電子レンジで2分30秒かる。
5、 そのまま蒸らしておいて2分経ったらかき混ぜる。
電子レンジでの蒸し方は、水分が少なく仕上がるので炒め物のときの下ごしらえとして適しています。
ブロッコリーの保存方法
ブロッコリーをゆでた後は、十分冷まして水気を切ります。冷蔵保存するときは3日程度で使い切りましょう。
長期保存をするならば、冷凍保存がおすすめです。ばらばらのままジップロックに入れて冷凍すれば、使いたいときにすぐ使えるので便利です。
解凍すればそのまま食べられます。シチューや煮物に入れるときは、凍ったまま入れてしまえばおいしく食べられます。
お弁当にぴったりのブロッコリーおかず9選
塩ゆでするだけではないブロッコリーのおかずをレパートリーに加えてください。いろどりだけのために無理やり入れていたブロッコリーを、子どもが喜ぶおかずに変えてしまいましょう。
前日に作っておけるので、朝の作業が楽になりますし、調味料と他食材のうまみがブロッコリーに染みておいしくなっています。
1、 ブロッコリーとツナの和え物
材料
- ブロッコリー1/2株(約150g)
- ツナ1缶(オイル漬けタイプ)
- しょうゆ大さじ1
- 砂糖小さじ1
1、 ブロッコリーは小さく切り分け、塩ゆでをして冷ましておく。
2、 ツナ缶のオイルを絞る
3、 材料を全て混ぜ合わせる
4、 詰めるときに一度キッチンペーパーにのせ、余分な水分を吸わせる。
余分な油分水分はしっかり切ってくださいね。ツナのうまみがブロッコリーになじんでおいしくなります。
2、 ブロッコリーとベーコンのソテー
材料
- ブロッコリー1/2株(約150g)
- ベーコン10cmを3枚
- コーン40g
- オリーブオイル大さじ1/2
- 塩小さじ1/2
- こしょう少量
1、 ブロッコリーを小さく切り分け、電子レンジで加熱しておく。
2、 ベーコンを1cm幅に切る。
3、 コーンの水気をよく切る。
4、 フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、ベーコンを軽く炒める。
5、 ブロッコリーとコーンを加えて炒める。
6、 塩・こしょうをかて混ぜ合わせたら出来上がり。
ブロッコリーにレンジで火を通しておくことで、ぱさぱさにならずにおいしく作れます。子どもが小さい場合は、こしょうがなくても良いですね。
3、 ブロッコリーとエビのペペロンチーノ
材料
- ブロッコリー1/2株(約150g)
- エビ(皮をむいた状態)100g
- にんにく半分
- 塩小さじ1弱
- オリーブオイル大さじ1
1、 ブロッコリーとエビを別々に塩ゆでしておく。
2、 フライパンにオリーブオイルとにんにくを塊のまま入れ火にかる。
3、 にんにくに焦げ目がつき、オリーブオイルに香りが移ったら取り出す。
4、 下ゆでしたブロッコリーとエビを炒め、塩をかて混ぜたら出来上がり。
エビを生から炒めてもできますが、焦げやすくパサつきがちです。塩ゆでしておくことでプリッとした食感が生かせます。
にんにくは、お弁当でなければ一緒に食べても良いのですが、このレシピでは香りつだけの使い方をしています。炒めたにんにくは取っておき、刻んで夕飯の炒め物に使ってください。
4、 ブロッコリーとエビのケチャップ炒め
材料
- ブロッコリー1/2株(約150g)
- エビ(皮をむいた状態)100g
- 片栗粉適量
- 塩小さじ1/2
- ケチャップ大さじ2
- オリーブオイル大さじ1
1、 ブロッコリーを塩ゆでしておく。
2、 エビに塩(分量外)を振り、片栗粉をまぶす。
3、 フライパンにオリーブオイルを熱して中火でエビを焼く。
4、 エビは上下をひっくり返しながら焼き付けるように火を通す。
5、 エビに火が通ったらブロッコリーを入れて炒める。
6、 ブロッコリーに火が通ったら塩を振り、ケチャップをかる。
7、 混ぜ合わせて火を止めたら出来上がり。
この作り方では、少しとろみが欲しいので、エビに片栗粉をまぶして焼いています。ゆでエビを使うよりもエビに味が絡まりやすく、子どものおいしいケチャップ味がよくなじんでおいしくなります。
5、 ブロッコリーの粉チーズ和え
材料
- ブロッコリー1/2株(約150g)
- 粉チーズ大さじ2
- マヨネーズ大さじ2
1、 ブロッコリーを塩ゆでする。
2、 水気をよく切ったブロッコリーが冷めたら、マヨネーズをまぶす。
3、 粉チーズをまぶしたら出来上がり
粉チーズだけだとブロッコリーに絡まりにくいので、マヨネーズをまぶしておきます。マヨネーズと粉チーズの相性も良いので、子どもも好きな味になります。
おかずカップに入れた後に、上からもう一振り分量外の粉チーズをかると、見栄えが良くなります。
6、 ブロッコリーのナムル
材料
- ブロッコリー1/2株(約150g)
- 砂糖小さじ1/2
- 塩小さじ2
- ごま油小さじ1
- 白ゴマ大さじ1
1、 ブロッコリーを塩ゆでする。
2、 水気を切ったら熱いうちに砂糖・塩・ごま油を絡める。
3、 冷またらごまをまぶして出来上がり
シンプルですが、しんなりとしておいしく食べられるナムルです。ごま味が効いていているので、子どもでも食べやすくなっています。
7、 ブロッコリーの茎のバターソテー
材料
- ブロッコリーの茎
- バター5g
- ベーコン2枚
- 塩小さじ1/2(茎の量に合わせてください)
- こしょう少々
1、 ブロッコリーの茎は、外側の厚い皮をむく。
2、 縦半分に切る。
3、 長さを2等分(5cm程度)し、薄くスライスして短冊状にする。
4、 フライパンにバターを熱し、ベーコンとブロッコリーの茎を炒める。
5、 茎がしんなりしたら塩こしょうを振って出来上がり。
コリコリした触感が好きな子どもでしたら喜ぶおかずです。バターしょうゆ味もおいしいですが、色が悪くなるので塩こしょうにしました。好みに合わせて味付けをアレンジしてください。
8、 ブロッコリーとカリフラワーのころころサラダ
材料
- ブロッコリー100g
- カリフラワー80g
- 厚切りベーコン50g
- 好みのドレッシング
1、 いつもより小さめにカットしたブロッコリーは塩ゆでしておく
2、 カリフラワーもブロッコリーと同じ大きさに切る。
3、 カリフラワーは酢と塩を少量入れたお湯でゆでる。
4、 ゆであがったら両方とも冷ましておく。
5、 厚切りベーコンを角切りにして、フライパンで炒める。
6、 好みのドレッシングを密閉容器に入れ、炒めたベーコンを入れる。出てきた脂ごと加える。
7、 よく混ぜたドレッシングにゆでて冷ましたブロッコリーとカリフラワーを加えてよく混ぜる。
8、 お弁当に入れるときは、一度クッキングペーパーにのせて水気を切ってからおかずカップに入れる。
ドレッシングは、あまり色がつかないフレンチやイタリアンタイプがおすすめですが、シーザーサラダドレッシングやごまドレッシングもおいしいです。
子どもが好きなドレッシングで和えてあげるのが一番良いでしょうね。
9、 ブロッコリーのバターしょうゆマリネ
材料
- ブロッコリー1/2株(約150g)
- バター10g
- しょうゆ小さじ1
1、 ブロッコリーを塩ゆでして、水気を切る。
2、 熱いうちにバターとしょうゆを絡めて出来上がり。
とても簡単にできます。こっくりした濃い味付けが好きな子ども向けですね。しょうゆの色は思ったほどブロッコリーの緑色の邪魔にはなりません。
お弁当に入れるブロッコリーは前日調理でおいしく簡単に!
ブロッコリーのレシピの数々はいかがでしたでしょうか?子どもが塩ゆでに飽きてきたらぜひ、レパートリーを増やしてお弁当に入れてください。
特に冬の旬の間のブロッコリーが安い時期に活用していただければ、夕飯の1品にもなります。
子どもが好きな味付けにアレンジしながら、ブロッコリーレシピがお弁当作りのお役に立てたらうれしいです。