お年寄りと子供の交流はメリット多し!皆で楽しめるゲーム10選


お子さんは色々な大人と関わる機会がありますか?

親はもちろん、学校の先生や児童館の先生、図書館の職員など、小学生が関わりをもつ大人はたくさんいるように思えます。

しかし、少子高齢化と核家族の増加にともない、お年寄りと子供が関わる機会は少なくなっています。

そこで、学校や地域の取り組みで世代の違う人との交流を持てる時間を作っている所もあります。

そんなときに悩んでしまうのが、「どうやって交流を深めたらよいのか」という問題です。

ここでは、お年寄りと子供が交流するときに、双方が受けるメリットと、みんなが楽しく交流できるレクリエーションゲームを、参加者の状態に合わせてご紹介します。

良い刺激を与え合う!お年寄りと子供が交流するメリット

小学生になると、学校の後は児童館へいき、帰宅するといった流れで、お年寄りと交流できる時間が全くないという子は多くいます。

幼児の頃は、公園に出かけたり散歩したりして、出会ったお年寄りと会話する機会は小学生の頃よりもありました。

しかし、地域のお年寄りと子供とのつながりが少しずつ減少しているのは、明らかです。

地域の人との交流が少なくなっているなか、お年寄りと子供が世代間交流することで、さまざまなメリットがあります。

世代を超えて交流を持つことは、子供の心を育て視野を広げるのにも役立ちます。

そのため、学校教育現場では、園児や高齢者と触れあう機会を学習活動の中に組み込んでいるところもあります。

世代間交流によって、お年寄りと子供がうけるそれぞれのメリットについて、みていきましょう。

お年寄りが受ける3つのメリット

お年寄りが子供と交流することで受けるメリットは主に以下のものが挙げられます。

  • 子供の面倒をみることで生きがいを感じる
  • 子供に持っている知識を伝えることで新しい役割を見つけられる
  • 脳の活性化につながる

少子高齢化に伴い、お年寄りは子供と触れあう機会が減っています。

一緒に暮らしているのであれば、孫との交流はできますが、そうでない場合はつながりを持つのが難しいのが現状です。

高齢で足腰が弱くなり、施設に入所している人の中には、「やってもらう」事の方が多くなり、「与える」事が少なくなりがちです。

世代間交流をすると、お年寄りはその豊富な知識を子供達に教えてくれます。

人に何かをする(与える)ことは、生きがいにもつながるので、お年寄りにとって活力になるのです。

子供が受ける3つのメリット

子供がお年寄りと交流することで受けるメリットは、主に以下のものが挙げられます。

  • いたわりの心が生まれる
  • お年寄りから知識を学べる
  • 礼節(礼儀と節度)を学べる

子供は世代間交流を通して、普段触れあう機会のないお年寄りと交流することができます。

高齢の人の中には、歩けない人や耳が聞こえにくい人もいます。

そうした人と関わるにはどうしたらよいのか、いたわりの心を学ぶことができます。

また、子供達がお年寄りから学べることはたくさんあり、お年寄りが自然に身につけている丁寧な言葉遣いや礼儀作法を、交流を通して学ぶことができます。

それでは、お年寄りと子供が一緒に楽しむにはどんなことをしたら良いのでしょうか。

次の項で、お年寄りと子供が楽しめる遊びをみていきましょう。

お年寄りも子供も笑顔になる!みんなが楽しめるゲーム10選

お年寄りと子供が一緒に楽しめる遊びを考えるときは、どんな人が参加するかを把握しておかなくてはいけません。

お年寄りの中には、車いすを使っている人や耳が聞こえにくい人もいます。

そうした場合、活発に動く運動遊びや伝言遊びなどは、難しくなります。

同じように、子供達の中には字がうまく読めない子もいます。

みんなが楽しめる遊びを選んで、快く交流できる時間を作りましょう。

今回、介護施設などでできる比較的穏やかな運動量の交流遊びと、地域の集まりなどでできる活動的な交流遊びをご紹介します。

施設でできる交流遊び(穏やかな動き)のオススメ

介護施設に訪問したときにできる、比較的穏やかな交流遊びとして、以下の6つがあります。

  • 風船バレー
  • 陣地おくりゲーム
  • ボール送りゲーム
  • ジェスチャーゲーム
  • 昔の遊び(お手玉、けん玉、コマ回し、おはじき、めんこ、あやとり)
  • 手遊び

それぞれ、準備するものや遊び方をみていきましょう。

【風船バレー】
風船を使って、座りながら行うことのできるバレーです。

子供は、立っても座っても良いのですが、決められた場所(フラフープの中など)から出ないようにして行います。

勝ち負けを決めず、落とさないように長く続けることを目標に遊びます。

〈準備するもの〉
風船、椅子、フラフープ(立って行う子供がいれば)、テーブル

〈遊び方〉
1 お年寄りと子供をまぜて、6人1組ほどのチームをつくります
2 テーブルを囲んで、椅子に座って行います
3 「始め」の合図で、風船を落とさないようにあげて遊びます

【陣地送りゲーム】
うちわを使って、座りながらできるゲームです。

敵と味方でチーム戦ができるので、白熱します。

〈準備するもの〉
うちわ(人数分)、薄い紙(新聞紙や折り紙など)、椅子、テーブル

〈遊び方〉
1 4人ほどのチームをつくります(お年寄り2名、子供2名など)
2 敵(4人)と味方(4人)がテーブルを挟んで向かい合って座ります
3 テーブルの真ん中に薄い紙を置きます
4 「始め」の合図で、手に持ったうちわを扇いで、敵の陣地にいれます
5 「終了」の合図のときに、敵の陣地に薄い紙が入っていれば勝ちです

陣地をわかりやすくするために、テーブルを2台あわせても良いですし、1台のテーブルにカラーテープで目印をしておくと良いでしょう。

真ん中に置く薄い紙は、慣れてきたら数を増やしても楽しめます。

作った折り紙で陣地送りを楽しむこともできるので、ゲームの前に折り紙遊びをして作ってから、陣地送りで使うこともできます。

【ボール送りゲーム】
タオルを使って2人で協力しながら行うゲームです。こちらも座りながらできるので、車いすの方でも大丈夫です。

チーム対抗戦もできるので、盛り上がりやすいゲームです。

〈準備するもの〉
タオル、ボール

〈遊び方〉
1 2人組(お年寄り1名、子供1名)を作って並びます
2 向かい合ってそれぞれタオルの両端を持ちます
3 同じように、参加者は2人1組となってタオルを持って横に並んでいきます
4 タオルで1本の道ができたら、最初の2人組が持つタオルにボールを置きます
5 「始め」の合図でボールを落とさないように、隣の組のタオルに乗せます
6 上手にボールを運べたらOKです

タオルを引っ張る力加減がけっこう難しく、相手を思いやる気持ちが芽生えます。

2人組の列を2つにし、チーム対抗戦をするとさらに面白いですよ。

【ジェスチャーゲーム】
身振り手振りで伝えるジェスチャーゲームは、子供はたくさん動けて、お年寄りは頭の体操になるゲームです。

〈準備するもの〉
お題を書いた紙

〈遊び方〉
1 子供はステージ、お年寄りは観覧席で行います
2 お題が書かれた紙を子どもに見せます(お年寄りは何が書かれているかわかりません)
3 子供は、声を出さずに身振りと手振りで伝えます
4 お題に書かれたものが分かった時点で、お年寄りは答えを言います

子供の可愛らしい動きに、お年寄りの心が和みます。

いつまでも正解が出ない場合があるので、一つのお題につき30秒などと時間を決めて行うと良いでしょう。

【昔の遊び】
昔の遊びを知らないという小学生は多いです。

せっかく、昔の遊びを知っているお年寄りと交流するのですから、昔の遊びを体験できるコーナーを作って遊びましょう。

中には、昔は上手だったけれど、今はやっていないからうまくできない…といったお年寄りの声もあります。

そのため、どの遊びを選ぶかは参加者の自由として、昔の遊びコーナーを作って、遊ぶ時間を設けると良いでしょう。

遊びのコーナーには、それぞれ遊びの参考となる本を用意しておくと、遊びやすくなります。

できれば、お年寄りの皆さんには前もって得意なことを聞いておくと良いでしょう。

得意なものをコーナーに取り入れれば、スムーズに交流ができます。

〈準備するもの〉
昔の遊びができるもの(お手玉、けん玉、コマ回し、おはじき、めんこ、あやとりなど)

〈遊び方〉
1 時間を決めて、その時間まで自由に遊ぶように伝えます
2 やり方がわからない子供がいるときは、お年寄りに聞いてみるよう促します

ずっと同じ遊びを楽しむのもよいですが、色々な遊びに触れさせたい場合は、スタンプラリー形式で子供に体験させると楽しく過ごせます。

その際は、遊びのコーナーにそれぞれスタンプが必要なのと、スタンプラリー用の台紙が必要になります。

【手遊び】
「ちょっと時間があまったけれど、交流の時間にしたい…」というときは、「手遊び」がおすすめです。

子供は、お年寄りの手が自分や友達の手と違うことに気がつきます。

「しわしわだけど、暖かい」など、手遊びを通して子供なりの思いを抱きます。

〈準備するもの〉
音楽(手遊び用のものがあれば)

〈遊び方〉
1 お手本として一度、これから行う手遊びをやって見せます
2 お年寄りと子供の2人1組になり、手遊びをします

お年寄りと子供がすぐに遊べる手遊びとして、以下のものがお勧めです。

  • お寺のおしょうさん
  • グーチョキパーで何つくろう

次に、地域の集まりや子供会の世代交流で行える遊びをご紹介します。

地域の集まりや子供会でできる交流遊び(活発な動き)のオススメ

地域の集まりや子供会などで、お年寄りと子供が交流できる遊びは、以下のものがあります。

  • 輪投げ
  • 風船バレー
  • 紙飛行機で輪くぐり
  • ペットボトルボウリング

それぞれ、準備するものや遊び方について、みていきましょう。

【輪投げ】

〈準備するもの〉
投げ輪、輪を掛けるポール(点数を書いたもの)

〈遊び方〉
1 2人1組(お年寄り1名、子供1名)となります
2 1人3つずつ投げ輪を持ちます
3 すべての投げ輪を一つずつポールに向かって投げます
4 得点が書かれたポールに投げ輪がかかっていれば、それが得点になります
5 2人の合計点を出し、得点が多いペアの勝ちです

輪投げのセットは手作りで作っても良いですし、市販のものを購入しても長く使えるのでお勧めです。

こちらの輪投げセットは、ポールの下にナンバープレートをつけて遊べるので、遊びたいときにすぐに用意ができます。

《生涯スポーツ応援団 カラー輪投げセット CWG》
●価格…7,370円(税別)
●セット内容…台×1、輪(赤、黄、青各3個)、ナンバープレート×9

【風船バレー】
「施設でできる交流遊び」でもご紹介しましたが、こちらは立って行う風船バレーです。運動量が多くなり、活発に遊べます。

勝ち負けを決めず、風船を落とさないように長く続けることを目標に遊びます。

〈準備するもの〉
風船

〈遊び方〉
1 お年寄りと子供が互い違いになるように並び、円を7人ほどで円をつくります。
2 「始め」の合図で、床に落とさないように風船をあげてパスします

簡単にできるようであれば、風船の数を増やして行うと盛り上がります。

【紙飛行機で輪くぐり】
自分だけの紙飛行機を作って行うゲームです。紙飛行機を作る時間とゲームの時間が必要です。

紙飛行機を作る時間には、お年寄りと子供が互い違いに座って作るようにすると、交流しやすくなります。

全員が同じ形の紙飛行機を折ってもよいですし、作り方の本などを見て好きな形の飛行機を折ってもよいです。

〈準備するもの〉
紙飛行機を折る紙、フラフープ

〈遊び方〉
1 一人にひとつずつ、紙飛行機を折ってもらいます
2 フラフープを紙飛行機の道筋の途中に固定します
3 紙飛行機をとばして、フラフープの中をくぐり抜けたらOKです

フラフープの数を増やしたり、点数を書いたりして競っても面白いです。

【ペットボトルボウリング】
チーム対抗で白熱した戦いになるのが、ペットボトルボウリングです。

ボウリングができる広さのある所で行います。水道が使えるところなら準備が楽ちんです。

〈準備するもの〉
3分の1くらい水を入れたペットボトル10本、ボール

〈遊び方〉
1 2~3チームに分かれ、2人1組(お年寄り1名、子供1名)のペアになります
2 ペアごとにピンめがけてボールを転がします
3 倒した本数をペアで合計します
4 チーム全員がボールを転がし終わったら、チーム全体の得点を合計します
5 たくさんピンを倒したチームが勝ちです

全部のピンを倒したペアには「ストライク賞」を用意しておくと盛り上がります。

スムーズにゲームを進行するために、チームごとに得点を計算する人と、ピンを並べる人がいると良いでしょう。

お年寄りと子供が無理のない範囲で楽しく遊ぶには、参加者の動きのレベルに合わせて「穏やかな動き」が良いか、「活発な動き」が良いかを判断し、遊びを取り入れていくことが大切です。

また、交流の時間を楽しく過ごすために、注意点があります。

こんな時は不参加で!お年寄りと子供が交流するときの注意点
お年寄りと子供が交流するときは、以下の2点に気をつけましょう。

  • 子供が苦手なお年寄りに配慮
  • 体調が良くないときは無理に参加しない

お年寄りの中には、子供が苦手な人もいます。無理に交流を持たせるのではなく、観覧してもらうなどして、配慮しましょう。

また、お年寄りも子供も、抵抗力が弱いので、体調が良くないときは無理に参加しないように顔色や体調など、参加者の様子を見て声をかけてあげてください。

咳が出る時はマスクをするなど、エチケットにも気を配るようにしましょう。

お年寄りと子供の交流を通して、思い出に残るひとときを

お年寄りと子供が交流するメリットや、お互いが楽しめるゲームについて、ご紹介してきました。

普段触れあう機会がない世代同士で、コミュニケーションを深めることは、お互いが良い刺激をもらえます。

もう一度、お年寄りと子供が受けるメリットを確認しておきましょう。

〈お年寄りが受けるメリット〉

  • 子供の面倒をみることで生きがいを感じる
  • 子供に持っている知識を伝えることで新しい役割を見つけられる
  • 脳の活性化につながる

〈子供が受けるメリット〉

  • いたわりの心が生まれる
  • お年寄りから知識を学べる
  • 礼節(礼儀と節度)を学べる

これらのメリットは、ゲームを共に楽しむ時間の中で、得ることができます。

今回は、お年寄りや子供の活動度に合わせて、「穏やかな動き」のできるゲームと、「活発な動き」のできるゲームの2つ分けてご紹介しました。

もう一度、まとめて見てみましょう。

〈施設でできる交流遊び(穏やかな動き)〉

  • 風船バレー
  • 陣地おくりゲーム
  • ボール送りゲーム
  • ジェスチャーゲーム
  • 昔の遊び(お手玉、けん玉、コマ回し、おはじき、めんこ、あやとり)

〈地域の集まりや子供会でできる交流遊び(活発な動き)〉

  • 輪投げ
  • 風船バレー
  • 紙飛行機で輪くぐり
  • ペットボトルボウリング

それぞれの遊びは、参加者の状況に合わせて、アレンジを加えながら遊ぶこともできます。

世代の違う大勢が集まると、なかなかうまくいかないときもありますが、笑顔が引き出せれば、その日はきっと思い出に残る一日になります。

参加したみんなが笑顔になれる楽しい時間を過ごせると良いですね。

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