小学生がいる家族の休日の過ごし方。お金をかけずに有意義に過ごす方法
小学生がいる家族の休日の過ごし方は、なかなか苦労しますよね。親は何もしないでのんびりしたいとか、たまった家事を終わらせたいなどの大人の都合もあります。
そうはいっても、子どもが一緒に休日を過ごせるのは小学生の間だけ。今だけと思って、できるだけ思い出に残ることをしてあげましょう。
家族で過ごす休日にできることは、結構たくさんあります。それぞれの家族のスタイルに合った過ごし方を見つけてください。
Contents
小学生がいる家族の休日の過ごし方
子どもが小さいと、休日の過ごし方で悩むこと多いですよね。小さいうちは、100%親がかまってあげないといけませんでしたが、小学生になるとある程度自分の時間も過ごしてくれます。
かといって、一日中テレビを見たり、ゲームばかりしたり、では良くありませんよね。まだもう少し手をかけてあげましょう。あと何年もかかりません。
中学生になったら家族と一緒に過ごす時間はどんどん減り、家にもほとんどいません。気づいたときには家族と一緒にいるのを嫌がるようになります。
今のうちに、親が一緒にしてあげられることをしてあげましょう。親の言うことを素直に聞いてくれるのも今のうちです。
休日に家でのんびり家族と過ごす方法
小学生になると、子どもも実は学校生活で疲れています。学校で気を張って友達付き合いをしていたり、勉強に必死でついて行っていたりとストレスも結構増えていきます。
大人と一緒で、休日にスイッチをオフにしてのんびりだらだら過ごしたいときもあるようです。
学校での悩みをポロリと話してくれたら、ただただ聞いてあげましょう。気持ちに寄り添ってあげるだけですっきりすることは多いのです。のんびりした時間の中での親子の会話は、休日の過ごし方としては、とても有意義なものなのです。
「さあ、学校での話を聞かせて」なんて唐突に行っても子どもも対応できません。リラックスした状態で何かの作業をしているときが、子どもとのかけがえのない時間になります。
では、親子でリラックスできる家の中での過ごし方にはどのようなものがあるでしょうか。
親子でお菓子作り
私お菓子作りなんてできない、というお母さんもいるでしょうね。または、そんな時間なんてない、と言う方もいるでしょう。いえいえ、手の込んだお菓子でなくても良いのです。
親子でのんびりとした時間を共有したいだけなので、特別なお菓子でなくても良いのです。
今日の休日の過ごし方にちょっと特別感を与えたいな、というときは簡単おやつ作りを子どもと楽しみましょう。
空いた時間に作って、「3時のおやつにみんなで食べよう」と言えば、3時までのワクワク感のおかげで充実した休日が過ごせます。
トランプやボードゲームで家族の絆を深める
今の時代、家でするゲームと言えばTVゲームや、携帯ゲームが充実していますよね。家族で対決して遊ぶのも盛り上がります。
今でも学校の宿泊行事では、トランプやウノは持参OKなところも多いです。遊び方やルールを学んでおいたほうが子どものためにもなります。
オセロや将棋は早いうちから教えてあげると、隠れていた才能が現われることもありますよ!
ジグソーパズルを家族で協力して完成させる
ついデザインが素晴らしくて買ってしまったけど、そのままになってしまった1000ピースのジグソーパズルがどこかで眠っていませんか?
子どもはジグソーパズルが大好き。小さな子ども用のジグソーパズルは、みなさん購入して遊ばせていたことでしょう。
実は、大人用の1000ピース以上のパズルでも、小学生になると結構できるものです。すごい集中力で延々とパズルをし続けます。1人でする!と言う子どももいるでしょうが、家族全員で協力し合って完成させるのも、また楽しいです。
筆者の家では、お正月中に帰省していた実家で見つけた古い1000ピースパズルに家族ではまり、全員で集中して作り上げたことがあります。家族の結束力でできあがったときの達成感は、他ではなかなか味わえません。
もちろん、子どもが好きなデザインのパズルを専門店に買いに行ってもいいですね。
時間をかけて手芸を楽しむ
これは、手芸が好きなお母さんでないと苦痛になるでしょうから、好き嫌いがわかれるところです。そんなに苦手でなければ、子どもと一緒にのんびりとフェルトでマスコット作りなどいかがでしょうか?
今は、百均に行けば簡単に材料を揃えることができます。フェルトを丸く2枚切って顔を描き、縫い合わせて綿を詰めればニコちゃんマークができあがり!
そんなものでいいの?と思われるでしょうが、子どもは自分で作った作品を予想以上に喜びます。
また、指編みも子どもが好きな手芸の一つ。やはり、百均には毛糸もたくさんの種類があります。これは子どもでも1人で延々と作ることができるのでおすすめです。
ミサンガもおすすめ。時間がかかるので、予定のない連休などに作ろうと思えば、時間があっという間に過ぎます。ミサンガも覚えてしまえば、子どもが1人でもできるので集中力も養えます。
ミサンガの材料の刺繍糸もやはり百均で揃えられます。10本入り100円と言うセットもあるので、とても安い材料費でできる手芸です。
のんびり公園で過ごす休日
お金をかけない休日の過ごし方で一番人気があるのは、公園に行くことでしょう。お天気の良いときは、大人でも公園でのんびり過ごしたいな、と思いますよね。公園でこれがあればもっと楽しめる!という方法をいくつかご紹介しましょう。
お弁当を持って行く
これは休日の過ごし方の王道ですね。いつものお昼ごはんも、公園で食べれば特別な思い出になります。おにぎりだけでもいいですし、冷蔵庫に残っているハムやチーズを食パンで挟むだけでも十分です。
もちろん休日はそんなことをしたくないワーキングママもいることでしょう。コンビニで買って持って行くのも、お弁当屋さんやパン屋さんで好きなものを買って持って行くのも楽しいですよね。
残りご飯があれば、おにぎりだけ持って行って、コンビニでから揚げなどのおかずを買うだけでもいいですね。
大きなシートを持って行って、青空の下で寝っ転がるのも解放感があって気持ちが良いものです。親はのんびりごろごろしても、子どもと一緒にかけ回ってもいいですね。
持って行くおすすめ遊び道具
遊具がない公園でも、かけ回れれば子どもは十分楽しいものです。思いっきり体を動かす遊び道具があるとより良いでしょう。
これも百均に行くと、軽くて小学生でも扱えるバドミントンや、フリスビーなどがありますよね。他にも広い公園で思い切り楽しめるのは、シャボン玉。思い切りたくさん吹いて、たくさんのシャボン玉を作ってみるのも楽しいですね。
筆者のおすすめは、家族で大縄跳び。ホームセンターなどで大繩が1,000~1,500円くらいで購入できます。お父さんとお母さんがグルグル回して子どもたちが跳ぶ、というのも楽しいです。
本好きの子どもに育てるための休日の過ごし方
休日の過ごし方は、教育方針が大きくかかわってきます。親がゲーセン好きでしょっちゅう連れて行っていれば、ゲーセン好きの子どもになりますし、図書館に行くのが当たり前の家族であれば、自然と本好きな子どもに育ちます。
図書館を利用する
図書館は多くの家族がよく利用されていることでしょう。地元の小さな図書館でも、少し離れた大きな図書館でも充実している図書館が多くなりました。
特別な場所として連れて行くか、日常的な空間としてしょっちゅう連れて行くのが良いのかは子どもにもよるでしょう。
筆者の経験からすると、読み聞かせをしてもらえる未就学児から、字を覚えたての小学校低学年のうちに図書館が日常的な空間になると、自然と本を読む子どもになる傾向が強いです。
大人用の一般雑誌が充実しているところも多いですよね。子どもが静かにしていられるようであれば、大人ものんびり最新の雑誌を眺めていられます。
音漏れがないようなヘッドフォン付きで、映画や映像資料を見ることができる図書館もあります。子ども用を置いてあるところは少ないでしょうが、見たかった映画が見られたらうれしいですよね。
せっかく公共の場である図書館を利用する機会なのですから、公共のマナーを教える場所としても利用しましょう。
本屋のフリースペースを利用する
今の本屋さんはサービスが良く、子ども用にフリースペースを設けてあるところや、触っても良い音が鳴るおもちゃを置いていてくれることが多くなりました。
少しの時間なら、休日に本屋で過ごすのも子どもには良い刺激となるでしょう。
実際に本を買うときには、いつもフリースペースを気軽に使わせてもらっている本屋で買うことも大事ですね。サービスばかりを利用するのではなく、購入してくれる常連家族でもあれば、本屋さんも気持ちよく使わせてくれることでしょう。
美術館や博物館で右脳を刺激する休日の過ごし方
子どもにはまだ早い、と思う方もいるでしょうし、親がまったく興味のない方もいるでしょう。それでも、市や県が運営している美術館や博物館は常設展示であれば、大人1人500円もかからないところがほとんどです。
小学生は、住んでいる市の美術館であれば、無料であることも多いです。確認しておくと良いですね。
子どもの右脳も刺激されますから、意外な才能が芽を出す可能性も!一回だけでも、美術館に家族で訪れてみるのも良いですね。
歴史が身近に感じられたら、社会の勉強も身に付きやすくなりますよ!
休日の最上級リラックスとして家族で銭湯に行く
住んでいる市内に銭湯や温泉はないですか?今の銭湯事情はさまざまで、500円以内で入れる銭湯から、大人1人1000円以上するスーパー銭湯など種類が豊富です。
少しの出費が可能であれば、休日に家族でゆっくりお湯につかるのもおすすめです。小学生のうちであれば、家族風呂もまだ入れますね。
のんびりお湯につかっていると、いつの間にか日ごろ話す機会のなかった親子の深い会話をしてしまうこともあります。
少しの予算で究極のリラックス状態で過ごす休日、いかがでしょうか?
小学生の間にしかできない有意義な休日の過ごし方
小学生がいる家族は、休日の過ごし方で悩むことが多いもの。1人で勝手に過ごして欲しいという気持ちと、家族で休日を楽しみたい気持ちと両方ありますよね。
中学生になったら、なかなか家族で休日は過ごせなくなります。今のうちに、家族が揃った休日を積極的に楽しんでおきましょう。
いつも公園で体を動かすことだけが、ベストな休日の過ごし方ではありません。家で家族がリラックスした状態での楽しみ方もあります。家族の個性に合わせて、いろいろと楽しんでみてください。
小学生のうちにしておくと、脳の活性化にも役立つ休日の過ごし方もあります。親がそんなに無理しなくても、十分脳活になる方法はたくさんあります。
小学生のうちにしかできない家族との休日。ぜひリラックスした状態での思い出深い有意義な一日にしてあげてください。