小学生の子供が盛り上がる!レクや子供会にお勧めの室内ゲーム


「どんな室内ゲームが盛り上がるかな?」

ゲームの企画でこのように悩んではいませんか?

子供向けの室内ゲームはたくさんありますが、参加者の年齢やルールの理解度に合わせて選ぶ必要があります。

学級レクなら、同じような年の子同士が集まるので、企画しやすいですね。

一方、子供会や地域のイベントでは、学年がバラバラということも少なくありません。

集まる年齢や人数に合わせてゲーム内容を決めると良いでしょう。

ここでは、低学年~高学年が楽しめる室内ゲームを学年ごと、所要時間とともにご紹介しています。

また、子供会で園児が混じった時にお勧めのゲームや、家遊びに応用できるゲーム、盛り上げるためのコツなどをご紹介しています。


こんなとき使える!豊富な室内ゲームを知って盛り上がろう!

小学生になると、学級レクや子供会などで、室内ゲームを考える場があります。

子供が少なくなってきている現代では、たくさんの子供が集まって遊ぶ時間は、とても貴重です。

室内ゲームを通して、子供同士でコミュニケーションをとりやすく、普段話をしない子とも仲良くなれるチャンスです。

みんなで楽しめるゲームを企画したいですね。

また、大人数で遊ぶ室内ゲームは、家遊びにも応用できるものがあります。

休日や長期休みに子供と楽しく過ごす手段として知っておくと良いですね。

【低学年~高学年別!】学級レクにおすすめの室内ゲーム

学級レクでは、同年代の子で楽しめるゲームを企画する必要があります。

行事内容によっては、兄弟も一緒にレクに参加できることがあるので、参加者の年代別におすすめのゲームをみていきましょう。

小学校低学年におすすめのゲーム

小学校低学年では、ルールが簡単でみんなが同じ動作をするようなゲームが盛り上がります。

  • ジャンケン列車
  • だるまさんが○○した!

それぞれ、準備に必要な材料や所要時間、遊び方をみていきましょう。

【ジャンケン列車】
材料…なし
時間…10~15分
人数…30人くらい

遊び方…
1 音楽を鳴らしている間、決められた室内を歩き回ります。
2 音楽が止まったら、近くにいる子とジャンケンをします。
3 負けた子は勝った子の後ろにつきます。
4 1~3を繰り返し、最後に列車の先頭にいる子が勝ちです。

親も一緒になって参加すると盛り上がります。

【だるまさんが○○した!】
材料…なし
時間…10~15分くらい
人数…5人以上

遊び方
1 リーダーを決め、室内の壁際に立ちます。
2 リーダー以外の子は反対側の壁をスタートラインとして、横一列に並びます。
3 リーダーが目をつぶって「だ・る・ま・さ・ん・が~」と言っている間に、他の子はリーダーに向かって移動します。
4 リーダーは「○○した!」と言うのと同時に、みんなの方を向きます。
5 ○○の指示通りにポーズを取っていない子は、アウトです。
6 最後まで指名されず、リーダーにタッチすることができればOKです。
7 誰かにタッチされたリーダーは、「ストップ」と言い、歩数をあらかじめ発表します。
8 発表した歩数分あるいて、他の子をタッチできれば、その子が次のリーダーになります。

○○には、「片足立ち」や「ウインク」など、いくつか決まった言葉を候補として挙げておくと、スムーズです。

下品な言葉や、人を嫌な気分にさせる言葉を言わないように注意しましょう。

小学校中学年におすすめのゲーム

小学校中学年では少し頭を使ったゲームや対戦ゲームが盛り上がります。

  • 人間知恵の輪
  • しっぽ取りゲーム

それぞれ、準備に必要な材料や所要時間、遊び方をみていきましょう。

【人間知恵の輪】
材料…なし
時間…15~20分
人数…30人くらい

遊び方…
1 1チーム10~15人としてチームを作ります。
2 チームから1~2名「リーダー」を選びます。
3 リーダー以外の子は、チームごとに手をつないで一つの円を作ります。
4 リーダーが目隠しをしている間に、円になった子達は手をつないだまま、くぐり抜けたり体の向きを変えたりして知恵の輪の状態を作ります。
5 知恵の輪が完成したら、リーダーの指示で元の一つの円にもどしていきます。このとき、つないだ手を離してはいけません。

知恵の輪を作るときは、またいだり手をつなぎ変えたりしないように注意しましょう。

時間がかかることがあるので、制限時間を設けるとスムーズです。

複雑な知恵の輪がきれいな円形にほぐれていく不思議がとても面白いゲームです。

親がやる場合は、リーダーを決めずに口頭でみんなが相談し合いながら、知恵の輪をほぐして遊ぶこともできます。

【しっぽ取りゲーム】
材料…人数分のしっぽ(スズランテープやハチマキなど細長い物)
時間…10分~15分
人数…30人くらい

遊び方
1 参加人数を半分に分け、チームで競います。
2 チームは、紅白帽かしっぽの色で見分けられるようにします。
3 ズボンの後ろにしっぽをはさみ、敵チームに取られないように逃げます。
4 逃げながら敵チームのしっぽを取っていきます。
5 しっぽを取られたら、決められたエリアで待機します。
6 最後まで残った人数が多いチームか、取ったしっぽが多いチームかで勝敗を決めます。

夢中になりすぎて、逃げているときに子供同士が正面衝突することがあるので、十分注意しましょう。

小学校高学年におすすめのゲーム

小学校高学年では、少しずつ恥ずかしさが出てくるので、チームやペアで優勝を狙うゲームがおすすめです。

  • フラフープくぐり 
  • 氏名合わせゲーム

それぞれ、準備に必要な材料や所要時間、遊び方をみていきましょう。

【フラフープくぐり】
材料…くぐれる大きさのフラフープ
時間…5~10分
人数…10人以上

遊び方
1 参加人数を半分に分け、チームで競います。
2 先頭の一人がフラフープを持ち、横になって全員手を繋ぎます。
3 手を離さずにフラフープを腕で振ったりくぐったりして、次の人に渡していきます。
4 後ろの人に渡ったら、折り返して先頭に戻していきます。
5 一番早く先頭にフラフープが渡ったチームの勝ちです。

低学年から遊べますが、体が大きくなってくぐり抜けにくくなった高学年の方が、動きが面白いです。

低学年の子は体が小さいので、かなりスムーズにフラフープをくぐり抜けられます。

高学年なら親チームと競い合っても良い勝負になります。

【ペア合わせゲーム】
材料…A4かB5の用紙に動物や有名人、歴史上の人物などを書き、半分にしたもの。
時間…10分
人数…10人以上。偶数になるように調整する。

遊び方
1 室内の中央に動物や人のイラストを書いた用紙(半分にしたもの)を裏返してバラバラに置きます。
2 スタートの合図で参加者は一枚カードを拾います。
3 イラストがピッタリと組み合わさるように、もう一人の参加者と一緒にゴールを目指します。

一度拾ったカードは取り替えないように注意します。

イラストを準備するのが難しいときは、参加者の姓名を書いて半分にしたものを使っても面白いですよ。

園児が混じっても大丈夫なゲーム

低学年の学級レクでは、年の近い兄弟や園児も参加することがあります。

小さな子が参加しても大丈夫なゲームを考えておくと、みんなで楽しく過ごせます。

  • 玉入れ
  • 椅子取り

それぞれ、準備に必要な材料や所要時間、遊び方をみていきましょう。

【玉入れ】
運動会でもお馴染みの玉入れですが、幼児が参加するとなると、竹カゴの高さが高すぎる場合があります。

大きめの段ボールで代用すると、楽しい玉入れができます。

材料…大きめの段ボール(色やイラストでチーム判別)に引っ張るための紐を付けたもの、玉入れの玉(運動会で使うものでも、新聞を丸めたものでも可)
時間…10~15分
人数…10人以上

遊び方
1 参加者を半分に分け、チームで競います。(人数が多ければ、3チーム以上になってもOK)
2 各チームから一人、玉を入れる段ボールを動かすリーダーを決めます。
3 リーダーは相手チームの段ボールを担当します。
4 玉を室内いっぱいにばらまきます。
5 スタートの合図で、段ボール担当のリーダーは、相手チームの段ボールを引っ張りながら室内を動き回ります。
6 参加者は自分のチームの段ボールに玉を入れます。
7 制限時間内にたくさん玉を入れられたチームの勝ちです。

相手チームのリーダーが段ボールを動かしているので、逃げてなかなか入らないのが面白いゲームです。

参加年齢がかなり低い場合は、大人が段ボール担当になって手加減して動いても良いでしょう。

【椅子取りゲーム】
大人数の室内ゲームとして定番の椅子取りゲームですが、レクで園児が混じって行なう場合は椅子以外のもので代用しましょう。

椅子だと勢い余って転げ落ちたり、倒したりしてケガをしてしまう可能性が高くなりますが、フラフープや座布団を使えばそうした危険が少なくなります。

材料…人数分フラフープや座布団、音楽
時間…10~15分
人数…10人以上

遊び方
1 人数分のフラフープや座布団を円形に並べます。
2 音楽がかかったら、フラフープや座布団の外側を並んで歩きます。
3 音楽が止まったら、近くのフラフープの中に入るか、座布団の上に座ります。
4 フラフープに入れない、もしくは座布団に座れなかった子はアウトです。
5 2~4を繰り返し、最後に残った子の勝ちです。

次に、子供会におすすめの室内ゲームをご紹介します。

季節感を取り入れよう!子供会におすすめの室内ゲーム4選

クリスマス会、ハロウィンパーティー、町内での催し物で行なう子供会では、さまざまな年齢の子ども達が集まります。

小学生くらいの子をターゲットに、みんなが楽しめる室内ゲームをご紹介します。

  • クイズ大会
  • 人間まちがい探し
  • 紙皿ひっくり返しゲーム
  • 伝言ゲーム

それぞれ、準備に必要な材料や所要時間、遊び方をみていきましょう。

【クイズ大会】
材料…大きく○や×を書いた紙、正解か不正解かを記入できる用紙、タイマー
時間…15~20分
人数…10人以上

遊び方
1 参加者を3チーム以上に分けます。(できれば、学年がチームごと均一になるように分ける)
2 チーム内に一人、正解か不正解かを記入する人を決めます。(年齢が上の子が望ましい)
3 どの学年の子でも答えられるような問題を、○×か二択(もしくは三択)で出します。
4 会場の決まった場所に「○」、「×」、「1」、「2」、「3」と書かれた用紙を貼っておき、解答に応じて、各問題の制限時間内にチームで移動します。
5 一番多く正解したチームが優勝です。

子ども達が相談し合ったり、協力し合ったりして盛り上がります。

参加者に小さい子がいるなら、より体を動かせるように「○」や「×」を書いた紙を離れたところに貼っても楽しめます。

【人間まちがい探し】
材料…子供3~6人が隠れるくらいの布(カーテンやシーツなど)、変身用の衣装や小道具、タイマー
時間…15~20分
人数…10人以上

遊び方
1 参加者を3チーム以上に分けます。(チームは3人以上いると面白いです)
2 チームの中で、まちがい探しの箇所(3つ)となる人を決めます。(3人チームなら1人1カ所でも良いし、1人で3カ所担当しても良い)
3 1組目がステージ(なければ前方)に立ち、好きな変装やポーズをして静止します。
4 30秒経ったら布で隠します。その間に、1組目のあらかじめ間違いを担当した子は、3で見せた変装やポーズを変えておきます。ぜんぶで3カ所変わるようにします。
5 準備ができたら、布を外して30秒間見せます。
6 30秒経ったら、もう一度、布で隠します。
7 解答者のチームは、相談しあって間違いを探します。
8 探した間違いは用紙に書いておき、制限時間後に発表者(1組目)が答え合わせをします。
9 3カ所ぜんぶ答えられたチームが勝ち。答えられない場合は発表したチームが勝ちです。

【紙皿ひっくり返しゲーム】
オセロのように、表と裏で違う絵柄の紙皿をひっくり返していくゲームです。

材料…参加人数×3の紙皿(表と裏で別のイラストや色にしておく)、タイマー
時間…10~15分
人数…10人以上

遊び方
1 参加者を「表の柄のチーム」と「裏の柄のチーム」の2チームに分けます。
2 表と裏で違うイラストが描かれた紙皿を、絵柄の数が同じ分量になるようにばらまきます。
3 自分のチームの柄が表になるように、紙皿をひっくり返すことを説明します。
4 スタートの合図で、一斉に自分のチームの絵柄が表になるようにひっくり返します。
5 制限時間が来たら、ひっくり返すのをやめて絵柄の数を数えます。
6 絵柄の数が多いチームの勝ちです。

腰を落として行なうので、小さい子の方が動きやすく、大人がやっても良い運動になります。

【伝言ゲーム】
材料…お題が書かれたカード
時間…10~15分
人数…15人以上

遊び方
1 参加者を3チーム以上に分け、5~6人で1チームを作ります。(できれば、学年がチームごと均一になるように分ける)
2 チームごとに伝言する順番を決めます。
3 順番が決まったら、各チームの先頭の人に、「お題が書かれたカード」を見せ、伝える文章を覚えてもらいます。
4 スタートの合図で耳打ちしながら伝言していきます。
5 全員が伝言し終えたら、最後の人は順番に伝えられた文章を大きな声で発表します。
6 カードの内容と合っていればセーフ、違っていればアウトです。

参加者の年齢にあわせて、お題の文章を作っておきましょう。言い間違いや聞き間違いをしやすい言葉を考えると面白いですよ。

これらの室内ゲームは、クリスマス会やハロウィンパーティーで行なうときに、季節感を出しやすいゲームです。

例えば、クリスマス会に行なうとしたら、以下のようにゲームの中にその時の季節を取り入れることができます。

  • クイズ大会なら、クリスマスにちなんだ問題を出す。
  • 人間まちがい探しなら、サンタやトナカイに変装する。
  • 紙皿ひっくり返しゲームなら、表裏のイラストにクリスマスらしいものを描く。
  • 伝言ゲームなら、伝える文章中にクリスマスにちなんだ言葉を入れる。

このように、季節を感じられるゲームに仕上げると、思い出に残りやすく盛り上がります。

次に、家遊びにも応用できる室内ゲームをみていきましょう。

家遊びに応用しよう!家族や少人数でも楽しめる室内ゲーム

今回ご紹介したゲームの中には、家遊びに応用できるものがあります。

家で室内ゲームをするとなると、場所が狭くなりますが、少人数になっても楽しめるゲームがあるので、みていきましょう。

家遊びに応用できるゲーム

  • だるまさんが○○した!
  • 人間知恵の輪
  • 椅子取り
  • クイズ大会
  • 人間まちがい探し
  • 紙皿ひっくり返しゲーム

これらのゲームは、人数が減ってもできるので、家遊びにおすすめです。

家族で楽しんだり、友達や親戚の子が遊びに来たりしたときに、企画すると楽しめます。

こちらの記事では、小学生くらいの子が楽しめる家遊びを22種類ご紹介しています。
ぜひ併せてご覧ください。→雨でどこにも行けない!小学生の子供が楽しめる家遊び22選

室内ゲームを盛り上げるコツ!企画者も思いっきり楽しもう

「当日は盛り上がるんだろうか…」

「このゲームで大丈夫かな…」

と、初めて企画するパパやママは当日まで不安を抱いてしまうことがあります。

でも、大丈夫です。

準備やシミュレーションは大切ですが、当日は「自分も一緒に楽しめればいいか」という気持ちで、子供達と一緒に楽しく過ごしましょう。

当日を盛り上げるコツとして、着ぐるみを着たり小道具を使ったりすると、子供達は「なんだか面白いことが始まりそう…」と、興味をもってくれます。

また、対戦ゲームには激しい音楽、伝言ゲームには静かな音楽など、音響係を決めて曲を流すと、ノリノリになって競技じゃないときに踊っている子もいます。

予算があれば、参加した人に参加賞を配ったり、優勝したチームにご褒美をプレゼントしたりすると思い出に残る一日になります。

ゲームは司会者一人でするものではないので、何かトラブルがあったら他の参加者と相談しながら進めていくようにしましょう。

室内ゲームで笑顔がこぼれる 素敵な一日の思い出を作ろう

ここまで、子供が楽しめる室内ゲームをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

当日に参加する子供の人数や年齢を早めに確認して、当日行なう室内ゲームをいくつか選んでおきましょう。

ここでご紹介した室内ゲームは以下の10種類がありました。

【低学年向け】
●ジャンケン列車
●だるまさんが○○した!

【中学年向け】
●人間知恵の輪
●しっぽ取りゲーム

【高学年向け】
●フラフープくぐり 
●氏名合わせゲーム

【子供会でおすすめ】
●クイズ大会
●人間まちがい探し
●紙皿ひっくり返しゲーム
●伝言ゲーム

また、家遊びに応用できるゲームが以下の6種類です。

【家遊びに応用できるゲーム】
●だるまさんが○○した!
●人間知恵の輪
●椅子取り
●クイズ大会
●人間まちがい探し
●紙皿ひっくり返しゲーム

子供達と楽しい思い出を作るために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

企画や準備は、無理せずできる範囲でやって下さい。

手が足らなかったら実行委員を数名スカウトするのも一つの方法です。

実行委員が増えると、見ているだけの人が減るので、盛り上がりやすくなりますし、普段お話しない人とも仲良くなれることがあります。

盛り上がりのコツとして取り上げた以下の3つも、ぜひ取り入れてみて下さい。

  • 着ぐるみを着たり、小道具を使ったりする
  • 音楽をかける
  • 景品を用意する

楽しいゲームを通して、たくさん思い出が作れると良いですね。

素敵な一日となりますように。

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