返事が届いてクリスマスが盛り上がる!サンタクロースからの手紙


幼児期はなんとなく「サンタさんがいる」程度だったのが、本当にいるのかいないのか気になりだすのが小学生時期です。

クラスの中には「サンタクロースなんて本当はいないよ」という子も出たりして、その真偽が気になる年ごろです。

サンタクロースをもう少し信じてもらいたい!と思う親御さんたちには「サンタクロースからの手紙」がぴったり!

本当にいるのかいないのかは、信じる人の心次第。手紙が届くと信憑性が高まり、親も結構嬉しいものです。どんな内容の手紙が届くのでしょうか?

ここでは日本郵便が取次してくれる「サンタクロースからの手紙」をご紹介していきます。

サンタさんはたくさんの国にいる!

サンタクロースからの手紙は様々な国からもらうことができます。一番代表的なのはフィンランドのサンタさんで、スウェーデンにも、カナダにもいるようです。

どの国のサンタさんにも個人で直接お手紙を送ることができます。でも、世界中から数えきれない数のお手紙をもらうサンタクロースからお返事をもらえる確率は…

とても低い場合もあり、あて先不明で戻ってきてしまう手紙が多かった経緯があって、最近は確実にサンタさんから手紙が来る有料の取次が各種整備されています。

お手紙の値段は1200円から2000円程度、言語は日本語・英語を選べることがほとんど!

「サンタクロースからの手紙」を取次してくれるところの平均的なお値段は1600円程度が多く、リーズナブルな場合は1300円程度のものもあります。

2000円は超えないケースがほとんどです。内容や長さ、イラストはその取次によりますので、内容を比較してみるといいですね!

サンタクロースは世界中の言語に対応しているとのことで、もちろん日本にいる私たちは日本語をチョイスできます。

サンタさんはどう見ても外国人だから変だ…!と思いそうなお子さんの場合には英語も選べます。

日本郵便で扱っている「サンタクロースからの手紙」はサンタさんへ手紙が出せる!

種々あるサンタクロースからの手紙のほとんどは親がサンタクロース協会へ依頼し、サンタさんから手紙が届く!で終了するものです。

そのため子どもが自分でサンタさんに手紙を書く機会がありません。本当は「サンタさん、僕は(私は)1年間いい子にしていたからプレゼント〇〇をください!!」

そうお手紙を書いて、返事がくるのがベストなのでしょうが、なかなかそのようにいかないのが現状です。

ただ、日本郵便が取り扱っている手紙は一般社団法人 日本・フィンランドサンタクロース協会のものでここを利用するとサンタさんとの往復書簡が楽しめます。

クリスマスを過ぎてしまうのですが、サンタさんからの手紙と一緒に専用のハガキが同封されているので、自分でもサンタさんへ手紙を出すことができます。

ちなみにはがきに対するお返事は夏にサマーカードとして届きます。
サマーカード

内容は冬に届いた手紙とも続いており、裏はサンタさんたちがオフシーズンであろう夏に楽しんでいる様子が描かれています。
裏はサンタさんたちがオフシーズンであろう夏に楽しんでいる様子

本題のサンタクロースからの冬の手紙(日本・フィンランドサンタクロース協会経由)の最初の手紙はこんな感じで届きます。
サンタクロースからの冬の手紙

内容はクリスマスの準備のことや、イラストの中から探し物をするクイズなど季節感たっぷりでイラストも細かいです。

もらうと「もうすぐクリスマスがやってくるんだ!」とワクワクするような内容になっています。

手紙にオリジナルメッセージを入れることができる!

このお手紙の最後にはP.Sとして親がオリジナルのメッセージを入れることができます。

手紙はサンタさんから届くものですが、サンタさんは忙しく定型文を送ってくれるので、その子に向けたオリジナルの文章は親が入力することになります。

身近な話題を入れることが可能なのでますますサンタさんの信憑性が上がります。定型文の冒頭のあて名はちゃんと自分の子どもの名前を入れてもらえます。

兄弟姉妹を連名で入れてもくれますので、1人一通頼まなくても大丈夫です。予算の節約にもなりますね!

ちゃんと外国のサイズの封筒でエアメールで届き、送付元は英語で住所もかかれているのでフィンランドから届いた感がたっぷりです。
外国のサイズの封筒でエアメール

こちらで紹介したサンタクロースからの手紙はサマーカードまでの往復書簡を含めて1通1700円です。

日本郵便のHP経由もしくは日本・フィンランドサンタクロース協会のHPから直接申込ができます。

郵便局にはクリスマスが近づくと紙のチラシが置かれますので必要事項を記入して直接窓口でお金を払うことも可能です。

9月頃から申し込みが始まり、11月いっぱいで締め切りになります。申し込んだ手紙は12月20日までに届くように手配されます。

サンタクロースからの手紙を利用して子どもの中のサンタさんが強固になった!

我が家には長女(8)、長男(4)のとき、2017年にサンタクロースからの手紙を利用しました。

学校で「サンタクロースなんて本当はいないんだぜ!」と言ってる子がいた、と長女が聞いてきたことが発端です。

ここはなんとかサンタさんの信憑性を高めなくてはならない…と思ったことがきっかけです。小学校2、3年生にもなると、そういうことが増えるようです。

自分も子どもの頃に「郵便局で頼んでもらった」ということでサンタさんからの手紙を親からもらったことがありました。

これをとてもいい思い出としてよく覚えているのでわが子にもと利用してみることにしたのです。

お手紙をもらった結果、P.Sの部分が特に効果を発揮したようで「ここに頼んでたものが書いてある!!サンタさんて本当にわかるんだ!!」と大興奮でした。

自分で書いた部分なのですが…子どもが大喜びしている姿にはちょっと感動してしまいました。

イラストの中のクイズも一生懸命やって、同封のハガキを使ったサンタさんへの手紙も熱心に書いていました。

正直返事が届くのは夏だから熱も冷めてしまうだろうなと思っていたのですが、結構根強く覚えているものです。

初夏には「サンタさんからの返事はいつ届くの?!」と確認が始まり、サマーカードが届いたときにも大喜びしていました。

その一連のやり取りを通して、有料で商売っ気があるなあと思ったものの、頼んでよかった!というのが親の正直な感想です。

サンタクロースがプレゼントを運んでくるのは小学生までが多い?!

さて、サンタクロースという謎の存在についてどのように教えるご家庭が多いのでしょうか。

我が家としては小学生いっぱいは信じて欲しいなあと思うところですが、他の家庭に話を聞いてみると家庭によりさまざまです。

一番多かったのは4,5年生くらいからはうっすらプレゼントくれているのは実は親…と気が付く子が多い。

けれども「もらえなくなると嫌だから」と思って子どもからはあえて真相を問わないというケースでした。

最初から「サンタはいない」と教えるご家庭もあるようで、最初からサンタさんはいないものとして大人になった、というお友達もいました。

小学生も卒業するころになると「これからは親が何か買ってあげましょう」と自然にシフトするケースが一番多いようです。

アメリカやイギリスでは「サンタ・グロット(サンタさんに会える洞窟)」というのがシーズンになると現れて子どもたちがサンタさんに会いに行ける企画もあります。

日本にもグリーンランド国際サンタクロース協会公認のサンタクロースがいるそうです。

贈り物を本当に持ってきてくれているのかは別として、サンタクロースはいるらしい、という認識は広がっていますね。

イギリスのお友達に聞いたところ、信じている年齢は日本と同じ感じでようでした。親が持ってきているとうっすら感じ取る年齢も似たりよったりです。

世界各国でクリスマスになると同じような光景が繰り広げられているようです。親は「サンタさんくらいの人になると世界中にスタッフがいるんだよ」

「サンタさんから今届けるってメールが来た!」と今どき風の説明で納得させたりと四苦八苦です。

実際にサンタクロースが荷物を運んでいるところを見た人はいるのかいないのかもわかりません。

見たことがないからこそ、いないとは決めつけられないサンタクロース。実際に自分にプレゼントを届けに来てくれるところを見ることができません。

だからこそ色々な想像をふくらますことができます。サンタクロースの絵本もたくさん出ていますね!

サンタクロースからの手紙も元はプレゼントをくれるサンタさんにぜひお手紙を書きたい!という子ども心から始まって、今でもさまざまな形で続いています。

信じたり、人を思いやったりする気持ちが、クリスマスやサンタクロースからの手紙を通して育っていくといいですね!楽しいクリスマスをお過ごしください。

この記事をシェア

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る