生活レベルの違うママ友との付き合いは難しい。最初の見極めが大切!


新しく出会えたママ友。

仲良くなりたいけど、なんとなく生活レベル(経済状況)に違いを感じる・・・。そんな時、どうふるまえばいいのでしょうか?

ママ友とは

ママ友とは、ママ自身の学生時代などの旧友と違い、子どもを介して出来るお友達の事ですね。
ママ自身のお友達と違い、子ども同士の関係や、大人としての立ち居振る舞いも考えるとなかなか踏み込んでのお付き合いも難しいものですよね。
そんな中で、少し仲良くなれそうなママ友がいたら本当に心強いし嬉しいものです。

女性は結婚など引っ越しで・・・

まだまだ女性は、結婚や出産、パートナーの転勤など引っ越しなどで環境が変わりやすいものですよね。

まず、結婚する事で、それまで仲良くしていたお友達でも、少し遠慮をするなど距離が出来てしまいます。
また引っ越しする事によって、今まで付き合っていたお友達と少し疎遠になってしまいます。
さらに、出産する事で、独身時代のような自分のペースでの自由な時間が激減して、友人とゆっくり会話を楽しむ時間もとても少なくなってしまいます。

現代は、SNSなど普及しているので、お付き合い自体を続ける事は難しくないのですが、やはり会ってゆっくり話をしていた時に比べてお互いへの理解が低くなりがちです。
まして、仕事、未婚既婚、子どもがいるかいないかなど、状況が違うと自分が味わっていない人生への理解や共感もなかなか難しいのではないでしょうか。

女性は特に、『共感』してもらう事で安心したり、頑張ろうと前向きな気持ちになるものではないでしょうか?

ママ友は必要なんでしょうか?

まったく同じ状況の性格や生活状況のお友達が出来るわけではありませんが、同じ地域で近い年齢の子どもを育てていると生活状況も近いものがあり話をしていてもお互いに共感しやすい部分がたくさんあるのではないでしょうか?

特に、幼稚園や保育園で時を同じくしたママ友は、同じ教育環境を選ぶ事から価値観が近い方がいらっしゃる確率が高く、また子どもの初めての集団生活と言う事もあり愛着も湧きやすい場所で出会っているためか交流関係が長く続く傾向がみられます。

実際、孫が出来る時期なっても交友関係を続けている例を身近にも何例もあります。

むかしからの友人とは、いずれライフステージが同じ様になる事もありますが、女性の人生は多様化していますので、お互いが共感できる状況になるかは分かりません。

そう考えると、人生の一時期共感しあえるお友達というのは『ママ友』という存在だと思います。

・生活レベルの差がある場合
せっかく出来た『ママ友』。収入も違えば、生活レベルの差。あって当たり前ですね。
服飾品やこどもの習い事、家族旅行、日々の食事など。
お金をかけようとするところが、個々の価値観(個々の家族の価値観)によって違う事は当たり前です。

また、どの部分にも潤沢にお金をかけて暮らしている家庭もあれば、全体的に引き締めて家計管理をしている家庭もあります。

気にするなら相手の気持ちまでとことん

『ママ友』との生活レベルの差、もちろん別々に暮らしているのですから、普段から合わせようとする必要はありません。

気になる部分は、よくある『ママ友とランチ』の金額設定や、ママや子ども達が持ち寄る『おやつ』の価格帯の差などではないでしょうか?

では、『ママ友とランチ』での値段設定を考えてみましょう。
とは言え、いきなりママ友のお財布事情が透けてみえるわけではありませんので難しいものですが、服装や持ち物、会話で相手の事情を察する事が大前提です。

リーズナブルなお店にお誘いする時は、あくまでも『自分が行ってみたい興味のあるお店』であるというスタンスで、相手のママ友のお財布事情を考えてチョイスしたとは思われないようにするほうが親切ですよね。

何人かで集まるのならば、みんな一品ずつ作って『持ち寄りスタイル』にするとよりリーズナブルで、料理が会話の糸口にもなりやすいのでお勧めです。
そこでも、あまり手の込んだオシャレな一品を持ち寄ってしまうと、他のママ友さん達の料理へのハードルを上げてしまうのでほどほどのものにしておきましょう。

『簡単だけどオシャレ』であるか、『いかにも家庭の味』くらいの料理が安心出来るのではないでしょうか?

もちろん、皆さんがお料理に力を入れているママ友さん達で苦に感じない場合は、その限りではありません。

逆に、みなさん子育て中で子どもが帰宅後はとても慌ただしいので、ランチの時くらいはしっかり素敵な時間を楽しみたい!と考えておられるママ友さん達もいらっしゃると思います。
そういったママ友さん達とお付き合いする時は、流行のお店や有名なお店、名だたるシェフの新店オープンなどリサーチしておくととても盛り上がります。

ただし、そういったお店に頻繁に行くとなると、合わせて服飾費など交際費が倍増する覚悟はしておきましょう。

次に『ママや子どもが持ち寄るおやつ』についてです。
小学校から下校後、子ども同士が集まり遊ぶ時間がある時によく起こりがちです。
暗黙のルールなのか、お家にいかせてもらう子どもがおやつを持っていくという事がとても多いです。
持ってきてもらうおやつが100円均一で買ってきたんだろうな、スーパーで300円くらいのおやつだなと思うものだと、子どもを招く側のお家の人としてはとても気が楽です。

毎回、百貨店で購入しているお菓子を持ってくる子どもも中にはいらっしゃいますが、どこの家庭でも常に百貨店のお菓子を常備しているわけではないので、逆にお家に行かせてもらう時に何を持たせたらよいのかと悩む事になります。やはり同等のものを持たせなければと感じるものですから。

それとは逆のパターンもあります。『ママとのお茶菓子を持ち寄る』場合です。
大人同士で100円均一のお菓子は少し寂しいですね。

お家を提供するホスト側はやはりお茶を出したり、前後のお掃除に少し気を使ったり、片付ける食器があったりと労力が必要なのですから、感謝の気持ちも込めて少し気持ちが上がるお茶菓子を持ち寄る心配りが必要です。

とは言え、ママ友とのお付き合いの長さやどんなお付き合いをしているかは、人によって千差万別なものです。
相手が我慢をしていないか、自分も無理をしていないかを気を付けるようにすれば良いでしょう。

生活レベルや経済状況よりも最後はやはり『人』

裕福な家庭や一般の家庭など生活レベルや家庭の経済状況は様々ですが、経済状況だけで友人を作る事はおかしいとおもいませんか?

確かに、経済状況が似ていればママ友とのお付き合いもしやすいとは思います。
そうして仲良くなれそうな『ママ友』を探す事はもちろん悪いことではありません。

しかし中には、裕福で美しいママ友や、人気があって友人が多いママ友がいればそれをステータスと感じるママもいるかもしれません。
ママカーストの始まりは、きっとそんな虚栄心から始まるのでしょう。
でも、それでは『ママ友』から『真の友人』になることは決してありません。

生活レベルは違うけれど、相手の事を思いやれる。
個々の家庭の状況と比べて一喜一憂しすぎない大人の受け取り方が出来る。
『人』と『人』の繋がりなので、最後には人格・性格が友人を作るのではないでしょうか?

せっかくご縁があって出会えたのですから、表面的にだけではなく本当に仲良くなれたら素敵ですね。

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