悩むくらいだったらママ友は不要。1人で毅然として生きる方法
保護者同士の付き合いが苦痛、というお母さんはいませんか?自分は社交性がなさすぎる、なんて落ち込んだらいけませんよ。ママ友は、不要と思っても良いのです。
最初は、たまにする世間話が育児のストレス解消として楽しく感じますが、だんだんエスカレートすると、頻繁に高額なランチに誘われる、人の悪口だけで話が盛り上がる、自分の子どもの方が優れている感をだす、などされるとだんだん一緒に過ごす時間が苦痛になってきます。
ストレスをためてまで付き合う必要はありません。自分の時間を大切にしていきましょう。
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ママ友との関係で悩むのは不要
子どもを育てているときの苦労を分かち合えるママ友は、時として大事な存在です。幼少期はお互い助け合って育児を乗り越えることも多く、戦友のようなママ友もいることでしょう。
子どもが大きくなり、ママたちに時間の余裕ができると、ママ友だけの接点も増えます。高額なランチ会が頻繁にあったり、夜の飲み会まで引っ張り出されたりすることもあります。
だんだんと話す内容は、定番化していき、旦那の悪口くらいならかわいいもの。姑とのドロドロした諍いの愚痴、子どもの自慢、よその子どもの悪口、よそのママの悪口など気が滅入るネガティブな話しか話題がなくなっていきます。
そのための時間を家族のために使えば有意義な家事が1つ行えます。自分がステップアップしたかったら勉強ができます。
専業主婦であったら、子どもがいない貴重な時間は自分のためだけの有意義な時間を過ごしたいですよね。
働くお母さんだったら、どんな隙間時間も無駄な時間は惜しいもの。全然気の合わない人たちとの無意味な時間はどんなにもったいないことでしょう。
離れたあなたへの嫌がらせや、無視をされても放っておきましょう。そんなことでストレスを抱えるのは無駄な労力です。
いない間に悪口を言われている可能性はありますが、そんなことでしかストレス解消できないママたちはかわいそうな存在なのです。相手にしなければあきらめて次のターゲットを探すだけです。
もちろん、実際に自分のための趣味を深めたり、資格を取るための勉強をしたりするのは、精神衛生上良いことなので、ぜひ実践してみてください。
子ども同士が仲良くなれなかったらどうしようと悩むのは不要
親同士が仲良くても、子ども同士の仲が良いかは別の問題であったりします。実際は、子ども同士が同級生でも、異性であればだんだんと疎遠になることも多いのが実情です。
もっと悲惨なのは、子どもは同性同士なのに、仲が悪い場合です。子どもは、親がしょっちゅう一緒にいるから会う機会は多いのに、相性が悪くて盛り上がれないと本当に困ります。
親が子どもに「〇〇ちゃんと仲良くしたらいけません」などと言って、子どもが相手の親から嫌がらせを受けることがあったとしたら、自分の子どもがかわいそうですよね。
でも、嫌がらせをするような人とは、ママ友にならなくて良かったですね。ボスママが牛耳るママ会があると大変ですが、そんなグループに所属するストレスは大変なものです。
そこからいじめに発展していかないか、子どもの様子をよく見ておいて、困っている様子があったらきちんと先生に対処してもらいましょう。
人を振り回すママ友は不要
仲が良いように見えて、実は都合の良いようにママ友を利用する人がいます。そんな人は、相手を尊重していないため、平気で自分の都合によって相手を振り回します。
1人のママ友のために、自分が振り回されると、自分の家族や子どもまで犠牲になります。自分の決断力で家族が救えるのですから、ぜひ決別なさってください。
マウンティングしてくるママ友は不要
最近では学校で、ママカーストと呼ばれる階級差別が生じていると言われています。特に顕著なのが、ある程度の高額な学費が必要な私立小学校。
持家かどうか、高級車に乗っているかどうか、両親の学歴は由緒正しい私立大学か、父親の職業は人を雇用する側の経営者か個人病院の院長であるか、などで階級が決まります。
カーストのトップに君臨したいママは、最初に出会うママをマウンティングします。
筆者は、出会ったばかりの保護者に、持ち家かどうかを聞かれてとてもびっくりしたことがあります。そんな立ち入ったことを最初に聞いてくる人とは、その後接触しないようにしました。
マウンティングしたがりママは、他人の家が持ち家かどうかを聞いたり、世帯の年収を異常に気にしたり、クラスメート全員の父親の職業を知らないと気が済みません。
このような資産家たちのカーストは、私立小学校で起こりがちです。でも、公立の小学校でもボスママがいれば、ママカーストは存在します。
その場合は、地元で生まれ育った人、PTAではヌシのように何年も在籍している、などの特徴があり、お気に入りの人で周囲を固めてママカーストを作り上げます。この場合は、資産家であったり、高学歴であったりするとターゲットとなって陰口をたたかれます。
そのような、1つの小学校内だけのカーストなど小さな世界でしかありません。そこに囚われてストレスを抱えるのは、本当にもったいないです。世界はもっと広いのです。
ママカーストは、知らないふりをするか、一切かかわらないスタンスで毅然とした態度でいましょう。悪意をむき出しにすると、ターゲットになってとても面倒くさいことになります。
ママカーストがあるな、と感じたら近寄らないことです。人の価値はそんなところにはない、ということは冷静に考えればわかることです。
人の悪口で盛り上がるだけのママ友は不要
女性が集まって世間話を始めたら、他人の悪口は必ずと言ってよいほど話題になります。その中にいる自分が、絶対に人の悪口を言わないでいられるか、と言うと自信がない人も多いでしょう。
そう、自分が納得いかないことがあった場合、人にその気持ちをわかってもらえたら嬉しいですよね。やっぱり自分は正しかったんだ、と安心できます。
そして、要注意なのは、悪口を言う人は、その場にいない人の悪口を話します。悪口会から席を外して先に帰ったら、自分がターゲットになるだけです。
そして、よそであなたが言っていた悪口を拡散させていることでしょう。悪口はやはりネガティブパワーしか発生させないのです。
LINEに振り回されるのは不要
今のPTA活動は、ほとんどがLINEを利用して効率よく行われています。一方で、時間に関係なく連絡が入ってくると言う煩わしい存在でもあります。
自分が対処できる時間を伝えておくことも必要です。21時以降はスマホを触らないとか、気づいても返信できないことが多いことは最初に伝えておくと良いですね。
LINEのレスがあんまりないと、嫌われているのかと思われそうですが、実際に合うときにそんな素振りがなければ、LINEへの接触が淡白な人だということで納得してくれます。
24時間ママ友にLINEで振り回されるのはごめんですが、必要な学校の情報をくれる場合はありがたいので、無理にLINEから抜ける必要はないでしょう。
最低限のマナーは守りましょう
ママ友はいくら不要とは言え、自分自身が非常識な人間になってはいけません。あいさつはきちんとする。保護者会には100%でなくても良いので程よく参加しましょう。
学校の先生から、しっかりしたお母さんだな、と信頼されることが大事です。保護者会での先生からの対応が一目置かれたものであったら、他のママたちからのターゲットになることはありません。
もちろん、わざとらしいお追従を先生に言ったり、若い男の先生にきゃぴきゃぴした態度をとったりしたら、ママカーストトップからの妬みを買うので、あくまでも学校ではしっかりと自立した社会人でなくてはいけません。
PTA役員活動は子どものために還元されます。自分の子どものためと思って、ちゃっちゃとこなしたいものです。
毅然として生きる母親を見て子どもは育ちます
ママ友と群れて時間を浪費している母親を見て子どもはどう思うでしょうか?人の悪口で盛り上がっている母親を見てどう思うでしょうか?
そんな母親を見て批判できる子どもであるなら良いですが、疑問を持たずに自分も同じようなカーストに君臨し、友人の作り方はマウンティングをすることから始まり、陰口で盛り上がる人間に育ったとしたら、育児に何の意味があるでしょうか?
子どもに自立した社会人として育ってほしかったら、ママ友などに依存せず、しっかりと自分のスタイルで保護者会を乗り切ることが、自分のためにも、子どものためにも大事なことではないでしょうか。