子供の留守番で夜仕事に行く。留守中の危険から子供を守る方法!
子供が学校に行っている間にできる仕事が理想的なのは分かっていても、そうはいかない現実もあります。子供に留守番をしてもらって夜仕事に行かなければならない場合だってあるのです。
でも、さすがに子供が小さいうちは、留守番をさせて夜仕事に行くのは可哀想ですよね。ではいつ頃からなら、子供に留守番をさせて夜仕事に行く事ができるようになるのでしょう。
子供に留守番をさせて夜仕事にいくのであれば、寂しい思いをさせないようにしなくてはなりません。できるだけ、子供の気持ちに寄り添ってあげながら、夜仕事に行く事を理解してもらえる方法を考える必要があります。また、子供が夜留守番しても安心して仕事ができるように、環境を整える事も重要です。
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子供に留守番をさせて夜仕事に行けるのはいつから?
留守番を全く経験した事の無い子供に、いきなり夜仕事をするからお留守番しなさいと言うのは可哀想ですよね。夜は大人でも一人きりだと心細くなるのですから、子供なら尚更寂しい思いをするでしょう。
では、何歳くらいからなら親の仕事の都合で夜、子供に留守番させる事ができるのでしょうか?実は何歳から…というよりも、子供の性格による様です。
子供の性格を重要視する
留守番する事に抵抗が無く、一人になる事に興味津々な子供の場合などは、留守番をしながらも自分のやりたい事をみつけるので年齢に関係無く小学校の低学年でも夜のお留守番ができるでしょう。
それとは逆に、一人になるのが嫌いでちょっとした短時間の留守番でも寂しいと感じてしまう子供であれば、小学校の高学年でも夜のお留守番がストレスになってしまいます。
子供が留守番をしている夜は、仕事をしている親にも不安な気持ちはあると思いますが、留守番が苦手な子供はそれ以上の恐怖や寂しさを感じさせてしまうかもしれません。年齢ではなく子供の性格をよく考えて、夜の留守番ができるできないの判断をしなくてはならないでしょう。
兄弟がいるのといないのとでは違う
子供は一人ぼっちの留守番は嫌がっても、兄弟と一緒に留守番するのであれば大丈夫という場合もあります。特に仲良し兄弟の場合であれば、お互い助け合って夜でもしっかりお留守番してくれる事も考えられるでしょう。
但し、兄弟揃って「留守番できる」と言っている場合なら期待が持てますが、どちらかが留守番に対して消極的な場合は難しいかもしれません。
夜の留守番は、昼間の留守番と違って「怖い」と感じる子供も少なくありません。年齢には関係なく、誰か一緒にいてくれる家族がいる事で安心して留守番する事ができる子供もいれば、夜は親御さんと一緒にいないと不安を感じてしまう子供もいるのです。
親の仕事を理解できる頃
シングルマザーの場合などは特に、女手一つで家族を養っていかなければならず、昼夜を問わず働かなければならない事もあるでしょう。また、夜勤のある仕事をしていると、夜間の方が金銭面に於いても効率よく稼ぐことができるので、できれば夜仕事をしたいと考えますよね。
この場合も、あくまでも心から子供が心から理解して納得してくれた場合に限ります。無理に考えを押し付けたり、子供の気持ちに負荷を掛けるようにして夜仕事に行く話を進める事はしないでください。
子供に留守番をさせて夜仕事に行く上での注意点
夜、仕事に行くとなれば子供の留守番中に何かあったら…という心配があります。急なトラブルが起こった時、仕事中で連絡が取れなかったりすると対応が遅れてしまう事も考えられるでしょう。
子供に留守番をさせて夜仕事に行くならば、できるだけ留守中の子供が危険な目に遭わないようしておく必要があります。それにはどんな対策をしておけば良いのか、ここで考えてみましょう。
突然の地震に備える
いつ来るか分からない地震のために、仕事をせずに子供と常に一緒にいてやるという事はできません。でも、地震の時にどのような行動を取れば良いのかは、常日頃から教えておく事はできます。
地震の規模により、その行動の仕方も変わってくるでしょう。未だかつてない経験した事の無いような大きな地震が、子供の留守番中、しかも親が夜仕事に行っている間に起こってもおかしくないのです。
子供用の防災リュックなども用意しておくと良いでしょう。避難先の確認や、そのような事態になった時どのように行動すれば良いのかも紙に書いて壁などに貼っておくという方法もあります。
また、当然の事ながら、家具などが倒れて来ないように耐震対策をしておく事も忘れないでください。
大きな地震になった時、家族とどのように連絡を取れば良いのかは日頃から話し合っておく必要があります。親や親戚の連絡先を書いたメモも防災リュックの中に入れておいたり、分かりやすいところに貼っておくなどして、突然の地震に備えましょう。
火事を防ぐために
夜の留守番だけでなく、日中の留守番でも子供だけにして仕事に行く場合一番心配なのは火事ですよね。一度火の手が回ってしまうと子供の命の危険があるのはもちろんの事、近隣にも被害が及ぶ可能性があります。
火事だけは絶対に防がなければなりませんが、そのためにできる事は何でしょう?
まず、子供に火事を出さない為の注意点をしっかりと教えておく必要があります。そして、なるべく子供が留守中にガスコンロを使わなくて良いようにしておく事も重要です。
子供の留守番が親の仕事の都合で夜になってしまう場合、夕飯の用意は子供自身が行わなければならないかもしれません。ガスを使って調理するのは、お湯を沸かす程度の事でも火事の危険はあるでしょう。
寒い時期のストーブによる火災も心配ですね。留守番中の火事が心配だからと言って、暖房を付けないで過ごさせる訳にはいきません。火の出る暖房器具は使わないようにして、パネルヒーターやオイルヒーターのように安全な暖房器具を設置したり、エアコンの暖房も火事の心配が殆ど無いと言われているので活用しましょう。
防犯対策も忘れずに
子供に留守番をさせて夜仕事に行くのであれば、自宅の防犯対策もしておく必要があります。防犯対策を親が怠り、子供に留守番をさせて夜仕事に行ってしまうと、何かが起こった時に取り返しのつかない事になる場合もあるのです。
但し、留守宅を装う事で返って危険になってしまう事も考えられます。そのためにも、自宅の防犯対策には力を入れておく必要があるのです。
子供には携帯を持たせていないというのであれば、固定電話はナンバーディスプレイにしておきましょう。親からの連絡だと分かれば、安心して受話器を取る事ができます。宅配便なども必ず親のいる時間を指定して、留守中に子供には玄関のドアを開けさせないようにしておく事も防犯対策になります。
子供の夜の留守番で安心して仕事ができるアイテム
ここ数年でとても便利な世の中になった事を感じている人も多いと思います。子供の夜の留守番も、かつては防犯の意味からも危険と言われ続けて来ましたが、実は守ってくれる便利なアイテムもどんどん登場しているのです。
子供も納得して夜の留守番を引き受けてくれる!というのであれば、安心して仕事ができるようにその便利なアイテムを利用してみませんか?ここで詳しくご紹介していきます。
おはなしカメラ
留守番中の子供と、いつでも顔を見て話せると夜の仕事でも安心できますね。「おはなしカメラ」は声だけでなく子供の姿をスマホで見ながら会話をする事ができる、ワーキングママにはとても心強いアイテムと言えるでしょう。
屋内スイングカメラ
おはなしカメラはカメラが固定されているので、設置した場所から一定の方向しか映像を見る事ができませんが、屋内スイングカメラはその名の通り上下左右に360度スマホからスイングさせる事ができるので、広範囲でお家の様子を見る事ができます。
ココセコム
子供自身が持ち歩くGPS機能の付いた防犯アイテムです。夜、親が仕事をしている間に一人で塾や習い事に通っている子供も少なく無いと思います。ココセコムは持ち歩いてさえいれば、家の中だけでなく子供の外出先でも守ってくれるので安心です。
防犯ブザーでは子供の夜の帰り道などに不安を感じてしまいますが、ココセコムを持たせておけばプロの警備員が守ってくれます。家で留守番している間も、夜、子供が危険を感じた時に利用でき、24時間見守り続けてくれるので心強いアイテムです。
子供に留守番を任せて夜仕事に行くなら
子供に留守番させて夜仕事に行くというのは賛否両論あるものの、やはり反対する人の方が多いです。留守中、事故や犯罪に巻き込まれたり、突然起こる災害なども心配な点でしょう。
子供に留守番をさせて夜、仕事に行くのであれば子供が何歳になれば大丈夫という判断をしてしまうのは危険です。夜の留守番ができるできないは年齢は全く関係無く、子供の性格を重視してください。
そして、子供に留守番をさせて夜仕事に行ける事になったとしても、地震・火事・防犯の対策は完璧にしておきましょう。ここでご紹介したアイテムも、是非参考にしてみてくださいね。