小学生連れにおすすめの海外旅行。近場でも一生の思い出になる!


飛行機のフライト時間の長さや、子ども連れの荷物の巨大さに億劫な気持ちがムクムクわいてきそうですが・・・。

中学生や高校生くらいになると、部活など子どもの世界が広くなっていますので、家族旅行も難しくなってしまう話をよく聞きます。

では、小学生のうちに!おすすめの渡航先や過ごし方をご紹介いたします。

おすすめの渡航先

大人だけの旅行なら、フライト時間が10時間以上のフィンランドであっても、時差がマイナス13時間のニューヨークであっても、我慢出来ますよね。

しかし、小学生と言えどまだまだ子どもには長時間のフライトや時差はなかなかのストレスになりますよね。その長い時間を我慢させるお母さまやお父様にも、多大なストレスがかかってしまいます。

そこで、フライト時間のかかる渡航先はもう少し後のお楽しみにとっておいて、近い国を中心におすすめしたいと思います。

韓国 ~ソウル~

韓国の首都であるソウル。

  • 人口・およそ5127万人 
  • 面積・およそ10万平方キロメートル(日本の約4分の1)

時差はありません。生活リズムが狂いづらく、子ども連れにはとてもありがたいのではないでしょうか?お母様は、明洞でショッピングを楽しみたいところですね。

お子様連れにおすすめは、韓国を代表するテーマパーク【ロッテワールド】

野外テーマパークの「マジックアイランド」と室内テーマパークの「アドベンチャー」の二つのテーマパークは天候を心配せずに遊べるとても便利で、アトラクションやパレードやショーをしっかり満喫できるテーマパークになっています。

気のアトラクションは、待ち時間がなくすぐ乗れる特別チケット「マジックパス」をぜひ使いましょう。マジックパスは、園内の専用の機械でアトラクションの事前予約が出来るシステムです。

天候関係なく遊べるロッテワールドですので、お昼に近づくほど人がたくさんになってきます。上手に事前予約のマジックパスを使ってストレス少な目にテーマパークを満喫しましょう。

どうしても待ち時間ロスを避けたい!という方には、マジックパスプレミアムを購入する事でマジックパスを予約することなく利用出来るというメリットがあります。自由利用券を持っていると購入出来ます。30000ウォンで五回利用券・100000ウォンで回数無制限になっています。

テーマパークの近くにショッピングモールや免税店もありますのでお買い物も楽しめますよ。歴史ある観光スポットも、お子様の学習意欲アップに役立つかもしれませんね。

「国立中央博物館」は、世界で6番目に大きい博物館です。

旧石器時代から朝鮮王朝時代までのアジアの遺物が1万5000点あまり展示されていますので、じっくり楽しめます。とても広い敷地ですので、子供向けの博物館や、史跡のレプリカなどもあり、小さなお子様でもしっかり楽しめる施設です。

男の子のお子様ですと「警察博物館」もおすすめです。韓国警察の歴史や業務の体験を経て、警察への理解を深める博物館です。

警察官の制服を試着したり、射撃シミュレーションの体験もありますので、飽きずに楽しめる施設になっています。入場無料なのもうれしいポイントですね。

韓国 ~済州~

韓国の最南端に位置する火山島の済州島

  • 人口・およそ66万人
  • 面積・およそ1845平方キロメートル

冬の寒さが厳しい韓国の中で、最も温暖な気候であるため「韓国のハワイ」とも呼ばれています。

国内外から多くの観光客が訪れる済州島、島の北側にある済州市、南側には西帰浦(ソギポ)、ハネムーンなどでとても人気がある中文(チュンムン)団地などが有名です。

中でもおすすめは、中文(チュンムン)団地です。

高級リゾートホテルや、ゴルフ場や乗馬場、ビーチやグランピングなどアクティブな遊び方の充実はもちろん、テディベア博物館や済州彫刻公園など文化に触れる場所もばっちりです。

興味深いところでは「信じるか信じないか博物館」はいかがでしょう?冒険家リプリーが世界中で出会った不思議なものや経験をして展示している博物館です。

日本語の説明文もあるので韓国語がわからなくても子どもも楽しめる博物館ではないでしょうか?

その他には「チョコレートランド」もあります。世界中のチョコレートの展示や、チョコレート製作の体験スペースもあるので甘いもの好きの小学生女子にはうってつけではないでしょうか?

その他にも様々な興味深いスポットがたくさんあるので、ご家族で気になるスポットを是非探してください。

中文(チュンムン)から西帰浦(ソギポ)まではタクシーを使ってもおよそ25分です。西帰浦(ソギポ)の豊かな自然景勝地も見逃せませんよね。

潜水艦で海底40メートルの世界に家族で感動したり、滝の威厳に圧倒されたりとどちらも素敵な体験になりそうです。

グアム

アメリカのグアム島

  • 人口・およそ17万人(チャモロ人が最多でおよそ4割)
  • 面積・およそ549平方キロメートル

温暖多湿の気候で、7月~12月は雨期でスコールは多いですが、短時間のスコールで終わる事が多いため、ビーチでも沖に出ていなければ30分ほどでカラッやむことがほとんどですので、雨期だからと言って旅行先から避けなくても十分楽しめる気候です。

スコールを気にせず是非タモンビーチは訪れてください。砂浜のサラサラの気持ち良い白い砂、海の透明度、足元を泳ぐ白い小魚達・・・。ディズニープリンセスになったかのような美しい光景に、もちろん子ども達を被写体に素敵な時間になると思います。

時差もたった1時間ですので、子どもたちの生活スタイルを崩すことなく海外旅行が楽しめる渡航先ですね。

ビーチだけでなく、ショッピングは免税店はもちろんアウトレットもありますので見逃せませんね。

グアムプレミアムアウトレットまでは、トロリーで30分ほどで行けるので旧式のバスや普段見慣れない街並みに子ども達も飽きずに向かえます。

アウトレットには、レチノールクリームで有名な「vitamin world」や、日本の百貨店でもおなじみの「NINE WEST」では、シューズやバッグの割引率の高さについついお財布のヒモが緩んでしまうでしょう。洋服では、カルバンクラインや、トミーフィガー、ROSSがおすすめ。日本未入荷の製品を発掘出来たりするととても楽しいですよ。

タモン地区では、アンダーウォーターワールドはいかがでしょう?

水族館を楽しんだり、トレジャーハント(子供向けの宝探しゲームのようなもの)を楽しんだり、その他にも様々な体験ができるおすすめの場所です。また、アンダーウォーターワールドのレストランはグアム在住の方お墨付き!おすすめのお店です。

ライドザダックグアムのツアーもおすすめです。水陸両用車でのグアム島の観光やクルージングを楽しめます。

海へ車体が入る時だけは、多少の水しぶきもありますが怖さはまったくありませんので年代にかかわらずおすすめします。お子様は運が良ければ運転させてもらえるチャンスも!?

日本にもあちこちにあるマクドナルドもありますが、ハッピーセットなど名称が違ったり(グアム現地ではHappy Meal 内容も、小さめのリンゴが付いていたり少しヘルシーな感じです。)ドリンクも、日本では見ないドクターペッパーなどもあり比較するのも楽しいですね。

先住民族はチャモロ人という民族です。グアム歴史村 イナラハン・ゲフパゴ公園でチャモロ文化を体験するのも楽しいですね。

シンガポール

シンガポール共和国

  • 人口・およそ561万人
  • 面積・およそ720平方キロメートル(東京23区と同じ程度!)

シンガポールは、立地的にアジアの十字路と言われるほど多民族が集まって出来ている国です。そして各々の民族が独自の文化を守り生活していくためにとてもたくさんのルールがある国です。

ルールは厳しいですが、各自の文化を守るためと思うととても優しく素敵な国と感じませんか?特に公共のルールには観光客にも適応されますので、気をつけください。ゴミのポイ捨てには最高でS$1000もの罰金が。その他にも、喫煙場所や、電車での飲食禁止など現地で関係ありそうなルールだけはしっかりチェックしてから渡航するほうが安心ですね。

治安は、近隣のアジア諸国よりはとても良いのですが、スリなどはやはり日本人をターゲットに多発する・・という心構えでいるほうがよいですね。

おすすめスポットは、シンガポール最大で最古のイスラム寺院のサルタン・モスクはいかがでしょうか?

日本では、お寺・神社・キリスト教の教会あたりは見る機会がありますが、イスラム教の寺院はなかなか見学するチャンスがありません。

サルタン・モスクは、礼拝する場所は神聖な場所なので入れませんが、通路まで入る事が出来ますので、神聖さと荘厳さ、日本では感じられない宗教への想いなどをしっかり感じることが出来るところです。

露出の多い服装の時は、羽織物や、大判のストールを一枚頭からかぶる様に礼拝の様子を見せていただきましょう。

多民族国家だからこそ出来る寺院巡り。

チャイナタウンにあるスリ マリアマン寺院は、ヒンドゥー教の寺院でカラフルな建物で一際目を引く存在ですね。ヒンドゥー教ならではの牛の像や、天井のフラスコ画も見どころのひとつです。

レジャーのおすすめは、セントーサ島です。昆虫館では、2000羽のちょうちょが自由に飛んでいます。イメージオブシンガポールは蝋人形の博物館です。

ユニバーサルスタジオ・シンガポールに、キッザニアシンガポールもあり、馴染みもありつつ、日本との違いを楽しむ事も出来ますね。

食事も、とても美味しいものが多くあります。シンガポール名物のチキンライス チリクラブ パクテーは絶対外せないメニューですよね。多民族国家ならではの多彩な料理の数々、食文化もしっかり堪能したいものですね。

ハワイ

ハワイと一言で言っても正式にはハワイ州です。

ハワイ島・マウイ島・オアフ島・カウアイ島・モロカイ島・ラナイ島・ニイハウ島・カホオラウェの8つの島がハワイ諸島で、それ以外の小島を含めてハワイ州となっています。

その中でも「集まるところ」の愛称で知られているオアフ島をおすすめします。

  • 人口・およそ100万人
  • 面積・1546平方キロメートル
オアフ島は、ホノルルやワイキキ、ビーチや史跡見学やショッピングにマリンスポーツと楽しみ方がたくさん!ご紹介した中ではフライトに一番時間がかかりますが、ハワイはなかなか味わえないほどの解放感と自由な空気です。きっとお子様にも、その清々しさは伝わるのではないでしょうか?

オアフ島と言えば、まずはワイキキビーチですね。きっと子どもが一番喜ぶのはどこに行ってもビーチですね。

グアムにも言える事ですが、ハワイも日本より焼けやすく、しっかり日焼け対策をしていてもいつの間にか首の後ろや、足の甲など見落としがちなところが焼けます。少し日焼けした程度で済めば良いのですが、火傷レベルの日焼けになると、次の日の観光などにも響くほど痛くなってしまいます。紫外線の少しでも少ない時間帯を狙う・ある程度時間を区切るなど工夫をして遊びましょう。

ホノルル動物園もおすすめスポットです。とても広く動物たちが自然のまま飼育されていますので、のびのびとした姿を見ることが出来ます。

暑い季節に行くときは日陰がほぼありませんので水分をしっかり取るなど対策をしましょう。

また、ホノルルからはたくさんの観光ツアーが出ていますので、事前に予約してそれを利用するのも楽しいですね。どのツアーもおよその所要時間などが表示されますので予定も立てやすく便利です。

中でも子ども連れにおすすめのツアーは、シーライフパークでのドルフィンエンカウンターです。プールでイルカと触れ合える体験型のツアーです。
クアロアランチ(クアロア牧場)もとてもおすすめです。映画で有名な「ジュラシックパーク」や人気シリーズ「LOST」のロケ地にもなったクアロアランチはパワースポットとしても有名です。乗馬でゆったり山を歩くと本当に気持ちが浄化されていくような清々しい感覚に。

夕食には、マジックオブポリネシアで夕食付のショー見学はいかがでしょうか?

マジックショーとポリネシアンダンスの両方を楽しめて素敵な時間を過ごせます。アサイーボウルやパンケーキも食べたいところですね。子ども達には、パンケーキの方が馴染みがある味で食べやすいですね。

食事も遊びもたくさんあるので事前に家族の好みをリサーチして旅行を満喫してください。

フライト中の過ごし方

小学生のお子様ですので、泣いて困る・・・というケースはないと思いますが、退屈になってくるのは当然ですよね。

多くの飛行機に、座席ごとに映画を鑑賞出来るようにはなっていますが、小学生くらいの子どもが見る映画は残念ながらあまりありません。

そこでおすすめは、小学生向きの小説です。

本が好きな子ならもちろん好きなシリーズを持って行ってください。本なんてあまり読まない・・・といったお子様でも、漫画を小説にしたものがたくさん売っています。機内で座っているしかない状況ですと、普段本が嫌いな子でも熱中するとても良い機会ですのでぜひ試してみて下さい。

子連れ旅行でアルアルのお悩みは

子どもだけではなく、大人も同じかもしれませんが・・・食べ物が違う事に戸惑います。お米や調味料、食材など、普段と違う味や香りに食べられないかもしれません。

そういう時のために、醤油の小さなボトルや食べなれたふりかけだけでも持っていくととても便利です。

飲み物も、日本の軟水を飲みなれていると海外の硬水やペットボトルの水の味も微妙に違って飲みにくいもの。

粉末状のお茶や昆布茶・梅昆布茶などの個装してあるものは、どちらも粉末状ですのでそのままペットボトルに入れてからキャップを締めて振れば案外溶けるものです。正式な使い方ではありませんが、水の味を変えるには充分使える方法です。

薬も普段使っているものを持って行ってください。海外ですと、薬事法の違いから日本で販売されている医薬品とは内容が違う場合があります。特に子どもはデリケートですので、発熱や鎮痛用の薬や、風邪薬、酔い止めなども持っていきましょう。

次にアルアルのお悩みは、お手洗い(トイレ)です。日本の家庭も外出先でも、小学校でも、キレイな洋式トイレしか使ったことがないお子様がとても増えています。

国によっては、あまり衛生的とは言えないトイレや、使い方自体がわからないトイレもありますので、事前に調べたり、教えてあげたりして心の準備をすることの大切ですね。

子どもと一生の思い出を!

育児の期間は、終わってみれば本当に短いもの・・・。赤ちゃんや幼児の時は、いつになったら私の自由の時間が来るんだろうと心待ちにしてしまうほど疲れてしまいますよね。

でも、中学生・高校生・大学生の自分自身を振り返ると、徐々に家族旅行が減って友達や恋人と過ごす時間が増えていませんでしたか?そう考えると、子ども達との貴重な時間が過ごしやすいのは小学生頃までではないでしょうか?

体力的にも、金銭的にも海外旅行は大変ですが、その分親子ともに記憶にも思い出にも残りやすいものです。

お子様の、海外ならではの経験やグローバルな視野を持つきっかけにも、と考えると海外旅行は、人格形成と学びの一環でもありますよね。もちろん、お父様もお母様も普段とは違う環境に、ストレスや疲れも忘れて、子どもとしっかり向き合える素敵な時間になりそうですよね。

子どもと海外旅行、ぜひ企画してみて下さい!

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