子どもと一緒に作れる簡単レシピ。親子で作る料理は本当に美味しい!
普段お子様とのコミュニケーションは十分にとれていますか?共働きの家庭が増え、親子で過ごす時間が取りづらいというご家庭も増えているのではないでしょうか。
スポーツ、お出かけ、ゲームなど子供とコミュニケーションをとる方法は様々ですが、休日のランチや外出が難しい雨の日など、お子さんと料理を作って一緒に時間を過ごしてみるのはいかがですか。
子供に料理をさせるのは危険、時間がかかる等の理由でなかなか行動に移せないという方もいらっしゃることと思いますが、こちらで紹介するレシピは、ちぎる、転がす、丸めるなど本当に簡単で安全なものばかりです。
料理は指先を使い、また考える力も育みます。料理は子供にとって大きな体験となるのです。
Contents
料理が子供の成長発達に与える影響
料理をする過程には材料を揃える、洗う、切る、焼く、煮る、炒める、盛り付けるなど、さまざまな工程があります。
これらの工程を行なっている間、脳は動き続け活性化しているのです。
料理を日常的に行なっている人の認知症の発生率は低いと言われているのはこのような理由が大きく関係しており、料理は脳の活性化につながると考えられています。
嫌いな物も食べられるかも?自分で作ると食欲倍増!
料理している間、子供達はきっと、これはどんな味になるんだろう、どうやったら美味しくできるかな、ということを考えていることでしょう。自分で作った料理がどんな味なのか、自分が作った料理には興味津々なはずです。
普段苦手なものでも、自分が料理したものであれば、一口食べてみようかな、もう少し食べてみよう!といった食べる意欲を促すことにもなります。また、料理に興味を持つことは食に興味を持つことにもつながります。
親子で作る簡単レシピ
親子で簡単に作れるレシピをいくつかご紹介します。ぜひお子さんと作ってみてください。
何にでも使える人参の型抜き サラダやカレーに
■材料
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人参1本
塩 ひとつまみ
① 人参を1センチ程の厚さの輪切りにする
② 湯を沸かし、ひとつまみの塩を入れ、沸騰したら①で切った人参を茹でる。
③ 竹串がスッと通るくらいの硬さになったらざるに取り水気を切る。
④ クッキーの型などで人参の型抜きをする。
そのままいただくのはもちろん、サラダやカレーなど何にでもトッピングすることができます。
ふりふりコロコロ楽しいおむすび
■材料
ご飯 適量
塩 少々
海苔、ふりかけ お好みで
おむすびが十分転がる程度の大きさのお茶碗やボール
① 塩を少々かけたご飯を器に入れ、丸い形になるように器を優しく振り転がす。
② ①でできたおむすびの形を軽く手で握って整え、お好みで海苔を巻いたりふりかけをかける。
パリパリちぎるだけレタスのサラダ
■材料
レタス 3〜4枚
オリーブオイル 小さじ1弱
レモン 好みの量
砂糖 2つまみ
塩 1つまみ
① レタスを洗い、簡単に水気を切る。
② ①のレタスに砂糖2つまみ、塩ひとつまみをふりかける。
③ オリーブオイル小さじ1とレモンの絞り汁をかけ、全体をざっくりと混ぜる。
相性抜群!ちくわきゅうり
■材料
きゅうり1/2本
ちくわ 一袋
好みでマヨネーズなど
① きゅうりを洗いピーラーでところどころ皮を剥く。ちくわの穴に入る程度の大きさに切る。
② ①で切ったきゅうりをちくわの中に差し込み、適当な大きさに切る。
③ 好みでマヨネーズをつけて食べる。
パキパキ折ろうきゅうりのサラダ
■材料
きゅうり 2〜3本
塩 少々
ごま油 小さじ1
ポン酢 小さじ1
① きゅうりを洗いピーラーでところどころ皮を剥く。
② ①のきゅうりを手で折り適当な大きさにする。(難しい場合は親御さんがきゅうりに切れ込みを入れ、そこを折るようにすると簡単に折れる)
③ きゅうりに塩を振り水分が出るまで5分程度待ち、水分が出てきたら軽く絞り水分を取る。
④ ポン酢とごま油をまわしかけ混ぜ味付けする。
好みで白ごまを軽くかけても美味しい。
優しく丸めて白玉フルーツポンチ
■材料
白玉粉 1/2袋
絹ごし豆腐 必要時(子供の喉につまりにくいよう白玉の粘度を弱めたい場合は、絹ごし豆腐を少々混ぜることで粘度の調節が可能)
フルーツ缶詰 1缶
① 白玉を規定の通り作り小さめのサイズで丸める。(絹ごし豆腐を混ぜる場合は、白玉粉→豆腐の順に混ぜ、耳たぶ程度の柔らかさになるように水をすこしずつ加えていく)
② 鍋に湯を沸かし、丸めた白玉を入れ、白玉が浮き上がってくるまで茹でる。
③ 茹で上がった白玉をざるに取り、軽くぬめりを取る程度にさっと洗い水気を切る。
④ フルーツの缶詰を液ごと白玉と混ぜる。
好みでレモンを少々絞ってもさっぱりして美味しい。
失敗してもいい!とにかく安全で楽しい料理タイムを
経験の少ない子供ですから失敗をするのは当然です。ですから子供が失敗をしてもどうか叱らないであげてください。
たくさんの失敗がのちの成功につながるのです。何度も繰り返している間に、少しずつですが確実に上手になってきます。
そして幼少期から料理に親しんでいる子供は料理に対する関心も持ち易く、将来料理ができるようになる確率も高くなると考えられます。
自分の食事を自分で用意できるということ。これは将来、健康な生活を営み育んでいくために重要なことであると思います。
料理は楽しいという気持ちを大切に
料理に興味はあっても、大変そう、危険なのではないかと思っている方もいらっしゃるかと思います。しかしこちらで紹介するレシピは、簡単で安全、また子供も指先や手の感覚、視覚を刺激できるものです。
とてもシンプルなレシピですので、お子様との会話を弾ませながら料理の時間を楽しんでみましょう。
親子で同じ時間を共有することの大切さ
子供は誰よりもお父さんやお母さんが大好きです。一緒に過ごして同じ作業をすることは子供にとってとても楽しく幸せな時間なのです。
一緒に料理をしている時間に普段なかなか話せないことを話せたり、いつもと違った一面を見せることもあるかもしれません。
親子で料理をすることは親子のコミュニケーションを充実させることにもつながるのです。
親子で一緒にご飯を食べるということ
親子や家族で一緒に食事を囲むことは心の安定にもつながります。
これ美味しいね!これはあまり好きじゃないな、何でも良いのです。たとえ会話はなくとも、皆で食事を摂るということは幸せな時間なのです。
食事を作ってそれを一緒に食べる、これは大変素晴らしいことだと思います。食事や料理は生きるためのものだけではなく、暮らしや人生に彩りを与え、豊かにしてくれるのです。
このように親子で料理をすることにはたくさんのメリットがあります。
是非、親子で作る料理で家族の絆を深めませんか?