子どもでも作れる簡単バレンタインチョコ!喜ばれるチョコレシピ10選


女子がそわそわしだすバレンタイン。お母さんも覚えがあるはず。でも、まだ小学生の子どもにお菓子作りは早いかもとか、自分が苦手で教えられないとか悩んでいるお母さんもいますよね。

子どもでも簡単に作れるレシピをご紹介しましょう。電子レンジだけで作れるレシピや、溶かすだけのレシピもあります。お母さんが作ってもいいですよ!

今どきの小学生バレンタイン事情

今どきのバレンタインは本命の男の子にあげる気合いの入ったチョコばかりではありません。小学生のバレンタインは、ほとんどが友チョコ。

男女問わず友達に配るためにたくさん作ります。しかもかわいくないといけないのです!たくさん作ることができて、かわいくなる、そんなコンセプトの手作り簡単チョコレシピをご紹介しましょう!

湯せんで溶かして混ぜるだけレシピ

チョコを溶かす基本は湯せんです。沸騰したお湯ではなく、50℃~55℃のお湯を使います。大きめのボウルに入れ、その上に刻んだチョコを入れた小さめのボウルを重ねて溶かします。

50~55℃の目安は、電気ポットの設定温度で確認しましょう。50度に設定して沸かすと、調理をするタイミングで冷めてしまうので、60度くらいでボウルに入れるとちょうど良いです。

ピッタリ重なるくらいのボウルだと、お湯がチョコに入らなくて済みます。子どもがやけどをしない様に気をつけてくださいね。

1、溶かして混ぜるだけチョコクランチ

チョコを上手に溶かせたら、あとは混ぜて固めるだけ。材料もあれこれいりません。経済的にも親としては、助かるレシピになっています。

  • 【材料】
  • 板チョコ     3枚
  • ビスケット  80~90g 
≪作り方≫
1、ビスケットを丈夫なビニール袋に入れて、めん棒などで細かくくだいておきます。
2、板チョコを刻んで50~55℃の湯せんで溶かします
3、溶けたチョコにビスケットを入れてよく混ぜます
4、オーブンシートの上に全部のせます
5、四角になるように広げます。5cmくらいの厚みがあると良いですね。
6、1時間以上置いて固まったようであれば、四角に切り分けます。
7、切り分けてからタッパーなどに入れて冷蔵庫でしっかりと固めてできあがり

2、溶かして混ぜるだけポップチョコ

市販のポップコーンに溶かしたチョコをからめるだけ。ポイントは、こんもりと丸く固めて冷やすことです。丸くするとかわいくなってラッピングもしやすいです。

  • 【材料】
  • 板チョコ      1枚
  • ポップコーン  15~20g 
  • ココア       適量
≪作り方≫
1、50~55℃くらいの湯せんでチョコを溶かします。
2、溶けたらポップコーンを加えて、よくからめます。
3、くっつかないようにオーブンシートを敷き、スプーンでポップコーンを落とします。
4、丸く固まるように工夫してポップコーンを落としましょう。
5、表面に茶こしでココアをふりかけて冷めたらできあがり

湯せんで溶かしてチョコをつけるだけレシピ

溶かしたチョコに好きな材料を何でも付けられます。こちらのレシピができるようになったら、好きな食材でオリジナルのチョコつけお菓子を作ってください。

1、スティックチョコマシュマロ

棒にさしたマシュマロにチョコをつけるだけ。そのままでも、かわいくトッピングをしても良いですね。間違いなくおいしくできます。

  • 【材料】
  • マシュマロ 20個
  • 板チョコ   2枚
  • ストロー  20本
≪作り方≫
1、マシュマロにストローをさしておく
2、チョコを50~55℃の湯せんで溶かしておく
3、マシュマロの先に湯せんで溶かしたチョコをつける
4、コップなどに立ててチョコを固めてできあがり
5、デコレートするときは、チョコが固まる前に、チョコスプレーやアラザンをつける
6、チョコペンを使うときは、つけたチョコが固まってから使います

2、チョコがけバウムクーヘン

市販のバウムクーヘンにチョコをかけるだけで、スペシャル感が出ます。チョコの上に、トッピングもできます。かわいくアレンジも可能です。

  • 【材料】
  • 市販のカットしたバウムクーヘン 10~12個
  • 板チョコ 2枚
≪作り方≫
1、50~55℃の湯せんでチョコを溶かします
2、バウムクーヘンを手で持って、表面にチョコをひたします
3、チョコをつけた表面を上に向けて固まるまで置いたらできあがり
4、3色チョコスプレー、ナッツ、カラフルなトッピングもおすすめです
5、トッピングは固まる前にしておきましょう

電子レンジで簡単チョコアレンジ

チョコは電子レンジでも溶けます。チョコだけのときは艶がなくなって失敗しがちですが、油とマシュマロといっしょならきれいに溶けるので簡単にできあがります。

1、チョコバー

チョコバーは、好きな材料を何でも入れられます。コーンフレークや、ナッツ、ドライフルーツなど何でも好きな材料を入れることができます。子ども用にコーンフレークだけで作ってみましょう。

  • 【材料】
  • 板チョコ     3枚
  • マシュマロ     50g
  • コーンフレーク    50g 
  • サラダ油    大さじ1    
≪作り方≫
1、板チョコは刻み、電子レンジで溶かします。500Wで30秒を3~5回程度
2、溶けたらサラダ油を混ぜます
2、マシュマロも混ぜて溶かし、コーンフレークを入れます
3、オーブンシートの上にすべてのせます
4、冷蔵庫で2時間かけてしっかりと冷やします
5、固まったら四角にカットしてできあがり
6、おかずカップにスプーンで落としてもきれいに仕上がります

2、レンジでチョコムース

材料をレンチンするだけでできるチョコムース。マシュマロはアレンジ自在の優秀お菓子素材です。かわいい紙カップに入れれば女子力アップできます!

  • 【材料】
  • 板チョコ   1枚
  • 牛乳     100cc
  • マシュマロ  50g
≪作り方≫
1、牛乳とマシュマロを耐熱容器に入れてラップをし、1分半レンジで加熱します
2、よく混ぜてマシュマロを完全に溶かします
3、刻んだチョコを入れてラップをし、1分加熱します
4、よく混ぜたら冷めないうちに型に流します。プレゼント用なら紙コップにします
5、ふたをして冷蔵庫で冷やしたらできあがり

炊飯器で作るチョコケーキ

熱いオーブンを子どもが使わなくても、炊飯器でチョコレートケーキを作ることができます。今や万能調理器具の炊飯器。失敗もないので安心して子どもに任せて作らせることができますね。

1、炊飯器で作るガトーショコラ

ガトーショコラをオーブンなしで作ってみましょう。混ぜるだけの簡単レシピ。粉が少ないので、しっとりとしたケーキに仕上がります。

  • 【材料】
  • 板チョコ        3枚
  • 牛乳      100cc
  • 卵           1個
  • ホットケーキミックス  50g
  • バター       大さじ1
≪作り方≫
1、板チョコと牛乳を500Wの電子レンジに40~50秒かけてよく混ぜます
2、チョコの中にすべての材料を入れて、泡だて器でよく混ぜます
3、炊飯器に混ざった中身を入れて普通に2回炊きます
4、粗熱が取れたら、お皿にひっくり返して取り出します
5、冷えたらできあがり

2、チョコバナナケーキ

炊飯器で作るしっとりチョコバナナケーキは、炊飯器が作ってくれるので、失敗なしの簡単レシピ。バナナのおかげで香りも良く、しっとりとしたケーキになります。

  • 【材料】
  • ホットケーキミックス    150g
  • 卵Lサイズ         1個
  • バナナ           2本
  • 砂糖          大さじ3
  • 牛乳            60cc
  • 板チョコ          1枚
  • 無糖ココア      大さじ3~4
  • バター          70~80g
≪作り方≫
1、刻んだ板チョコと小さくカットしたバターを電子レンジで溶かします
2、1に牛乳と卵を入れ泡だて器でよく混ぜます
3、2に砂糖・ココアを入れて混ざったら刻んたバナナとホットケーキミックスを入れます
4、バナナを潰しながら全体をよく混ぜます
5、炊飯器の内側にキッチンペーパーで薄く油を塗ります
6、生地を流し入れて炊飯スイッチを入れます
7、1回では足りないので、2回炊いてできあがり
8、粗熱が取れたら、ラップで包んで冷ますと、しっとり感が出ます。

オーブンを使ってちょっと本格的なチョコレシピ

高学年になったら、1人でもオーブンを使ったお菓子作りもできるようになります。かなりの高温ですから、十分注意するように教えてあげましょう。予熱をしておくということを知るのも大事なことですね。

1、袋で混ぜるだけ型抜きクッキー

子どもの好きな型抜きクッキーの材料を、袋の中で混ぜるだけで作ってしまいましょう。洗い物もなく、子どもの手も汚れないので、後始末がとっても楽ちんです。チョコペンでデコレーションすれば、バレンタイン向きになります。

【材料】

  • 薄力粉  210g
  • 砂糖   80g
  • 牛乳    50cc
  • サラダ油 50g
≪作り方≫
1、砂糖・牛乳・サラダ油を大きめの厚手のビニール袋に入れてよく混ぜます
2、薄力粉も入れてよく揉みこみます
3、よく混ざったら、ビニール袋のままめん棒で伸ばして平らにします
4、3~4ミリくらいまで伸ばしたら、袋の上から型抜きをあてて型を抜きます
5、ビニール袋を切り開いて、型抜きした生地をオーブンペーパーの上に並べます
6、160℃に予熱しておいたオーブンで12~15分焼きます
7、焦げないように、後半はよく見ておきましょう。
8、きつね色になったらできあがり。

2、ホットケーキミックスで簡単ブラウニー

ブラウニーはチョコ感の強いしっとりお菓子ですよね。ココアは純ココアでもミルクココアでもできます。甘めが良かったらお家にあるミルクココアで十分です。

できあがったら小さく切り分けてかわいいワックスペーパーでくるむとおしゃれなお菓子に!

  • 【材料】(20×20のケーキ型)
  • ミルクココア   100g
  • ホットケーキミックス  100g
  • 卵           3個
  • マーガリン        80g
  • ナッツ(好みの種類)   70g
≪作り方≫
1、ボウルに卵を割り入れ、泡だて器でよく混ぜます
2、ミルクココアとホットケーキミックスをざるなどでふるい入れます
3、電子レンジで20秒かけて溶かしたマーガリンを加えます
4、ナッツの2/3を入れて混ぜます
5、オーブンシートを敷いた型に生地を流し込みます
6、ナッツの残りを表面に並べて飾ります
7、170℃に予熱をしておいたオーブンで20分焼きます
8、つまようじをさして、液状のものがつけかなければ焼けている証拠です
9、十分に冷めたら、正方形でも長方形でもお好きな形に切り分けます

ラッピングでよりかわいく仕上げる!

小学生女子には、できあがったお菓子をかわいくするラッピングが必須です!今は、百均に行くと何でもそろいますし、アレンジもできるのでオリジナルのラッピングも可能です。ラッピングするときには、以下の2点に気をつけます。

  • 1、食品用のラッピング用品を使いましょう
  • 2、完全に冷めてからラッピングしましょう。中で蒸れて水分がついてしまいます
食品用のラッピング素材を使わないと、有害な場合もあり、あげる相手に失礼なことがあります。必ず食品用と明記されているものを使いましょう。

いろいろな種類がありますから、組み合わせておしゃれなラッピングを楽しんでくださいね!

親が気をつけること

以上ご紹介したレシピは、小学生が一人でもできるものばかりにしました。親が気をつけたいのは、子どもがけがをしないかということと、きちんとできあがっているかという2点になります。

子どものけがは、お湯やオーブン使用する際に十分気をつけてください。日頃なかなかしないようなことばかりですので、手を出さない場合でも、危険なところがないかどうかチェックをお願いします。

きちんとできあがっているかとは、生焼けには気をつけてくださいと言う意味です。

筆者にも娘が二人いて、バレンタインのときは大騒ぎです。作って、あげて、もらって、お返ししてなどクラス中の女子がお菓子を作っているのではないかと思われます。

そんな中には、「ん?生焼け?」と思われるようなものもあり、食中毒がちょっと怖いな、と思うときがあります。バレンタインをあげた相手がお腹を壊したら申し訳ないですよね。

最後は、大人ができあがりをチェックしてあげてくださいね。

片付けは自分でさせる

最後の片づけまで、しっかり自分でさせましょう。極力洗い物が少ないレシピを揃えましたが、チョコは油分があり、洗いにくいです。

洗い物まで自分でする、と言う約束をしてバレンタインのチョコづくりをお任せしてあげてください。後片付けまでが料理なのですから。

せっかくキッチンに立つ機会なのですから、一通りの流れは自分で経験させましょう。もちろん一緒に作ったのであれば、一緒に片づけをするところまで楽しくできたらよいですね。

子どもに自分で作らせてバレンタインを楽しい思い出に

子どもが、自分で作ったバレンタインチョコ。かわいくおいしくできあがったら嬉しいですよね。

たくさん作って、みんなに配りましょう。もちろん本命君には、気合を入れた一品を。

この女子のわあわあきゃあきゃあは、寒い2月の温かい思い出になります。親として、にこにこして見守ってあげてください。

この記事をシェア

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る