子育て中は置き換えダイエットがおすすめ!失敗しないやり方とは


子育て中にダイエットしても失敗しやすいと言われています。子供の残り物を食べてしまったり、おやつの時間にも誘惑があるでしょう。また、子育て中のストレスを食べ物で発散している人も多いのです。

では、子育て中にダイエットするのは不可能なのでしょうか?

子育て中でもダイエットするなら食事制限や運動が必要です。運動は子供のいない時間を狙ってできますが、問題は食事制限でしょう。夕食に家族揃ってご飯を食べるのは理想的ですが、そこにダイエットの難しさが潜んでいます。

ダイエット中という理由で子供の目の前で食事を抜くのは教育上よろしくないと言えます。そこで、これから子育て中におすすめの置き換えダイエットについてご紹介しましょう。

子育て中にできるダイエット

子供が産まれる前は、好きなように食事制限をしてダイエットできていたはずですが、子育て中にダイエットをするとなると工夫しなければなりません。子供には好き嫌いせずに何でもしっかり食べて欲しいので、偏った食生活になるダイエットを目の前で実行する事は難しいのです。

そして食事制限以外にも、子育て中にできるダイエット方法があります。ここでは、子育て中でもストレス無くできるダイエットの方法についてご紹介しましょう。

子育て中には置き換えダイエットをする

手っ取り早いダイエットと言えば、主食を食べない炭水化物ダイエットや糖質制限です。効果が早く出る可能性が高く、ここ数年ダイエッターの間でも人気のダイエット方法になりました。

でも、この方法は子育て中のダイエット方法としては少し考えものです。

子供の目の前で食事をしなかったり主食を控えてしまうと、「好き嫌いしないで食べなさい」とは言えなくなります。子供から何でご飯食べないの?と質問されても「ダイエット中だから」と答えるのはイヤですよね。

そこで、子育て中には置き換えダイエットをおすすめします。置き換えダイエットとは、3食の中で1食~2食を低カロリーの食品と置き換えるダイエット方法です。食べないダイエット方法では無く、食べながらダイエットできるのでストレスもかなり軽減されます。

置き換える食品は、ダイエット用としてドラッグストアや通販などで販売されているダイエット食品や、自分で低カロリーの食材を使って調理したものでも良いでしょう。例えば、おかゆや雑炊も、置き換えのダイエット食品として活用できます。

子育て中は子供との生活の中でダイエットする事になるので、無理に食生活をガラッと変えてしまうのはおすすめできません。自分の食事はカロリーダウンさせて、子供と一緒に食事を摂る時間も大切にしながらダイエットしていきましょう。

子育て中でもダイエットするなら運動が必要

子供が小学校に上がる前までは、運動している並みに動いていたのでは無いでしょうか。目が離せない子供の動きについていなければならず、夜にはヘトヘトになっていましたよね。

でも、小学校に入った頃からは幼児期に比べて格段に自分の動く時間が減ったと感じている人も少なくないでしょう。そして、太りやすくなってしまうのも、そのタイミングです。

明らかに運動量が足りていなければ、子育て中でも体重が増えていきますので、やはりダイエットするなら運動をしなければなりません。子供が学校へ行っている時間を使って、ジムや水泳、エアロビなど好きなスポーツを始めてみませんか?

ダイエットのために運動するのであれば、有酸素運動がおすすめです。家で一生懸命筋トレして筋肉量を付けるのもおすすめですが、有酸素運動を20分から30分楽な呼吸で運動し続ける事で脂肪の燃焼効果が高くなる言われています。

毎月の費用が気になるようであれば、健康器具やジョギングでも十分ダイエットの効果が出るでしょう。運動して余計な脂肪を落とすのは、子育て中と言えどもダイエットの基本です。

子育て中のダイエットにはサプリも摂り入れる

食事のカロリーダウンをしようとすると、栄養のバランスが悪くなってしまう場合が多いです。子育て中は健康と体力が基本なので、ダイエットするとしても健康的な食生活が望ましいところですよね。

ダイエット中に不足しがちな栄養素であり、健康な生活を続ける上でも必要なのはタンパク質ですが、食事で摂りきれないのであればサプリを利用するのがおすすめです。筋肉の元となる栄養素でもあり、運動で脂肪を減らす際にもタンパク質は必要な栄養素となります。

また、太る原因になる糖分や脂分を吸収しづらくしてくれる働きのある成分が配合されているサプリもおすすめです。更に、腸内環境を整えて痩せやすく太りにくい体づくりのサポートをしてくれるサプリもダイエッターに人気があります。

サプリは選び方にも注意が必要で、ネットで「芸能人が痩せた」と宣伝している商品などはあまりおすすめできません。あくまでも栄養補助食品なので、痩せるため…というよりはダイエット中の栄養サポートという位置づけで摂り入れる事をおすすめします。

子育て中におすすめの置き換えダイエットについて

子育て中におすすめの置き換えダイエットですが、聞いた事はあるけれど正しいやり方が分からないという人も多いでしょう。ここでは子育て中に置き換えダイエットをする場合のやり方と、おすすめの置き換え食品についても述べていきます。

子育て中の置き換えダイエットのやり方

子供と一緒に食事をするのは「食育」の観点から見ても重要です。農林水産省が個食や孤食の頻度が年々増加傾向にあるという事を発表しており、家族でできるだけ一緒に食事を摂る事を推奨しています。

置き換えダイエットは、朝食、昼食、夕飯のうちいずれかをカロリーの低い食品に置き換える方法です。一日に1~2食置き換えると効果的で、特に夕飯の置き換えは結果が出やすいと言われています。家族の夕飯を作る時に、自分の分だけは少しだけ工夫をしてカロリーを抑えられるようにしてみましょう。

例えば、大皿盛りにすると食べたい分だけ取る事ができるので量を控えめにする事ができますよね。主食のご飯は、自分用に小鍋で少量のご飯をお粥にするという手もあります。夕飯で炭水化物を減らすのはダイエットに効果的なので、ひと手間掛けてみてはいかがでしょうか。

また、野菜から先に食べると糖の吸収を穏やかにしてくれるので太りづらくなります。たっぷり野菜を摂るのは健康にも良いので、家族の為にも食卓には欠かさず出したいところです。

子育て中におすすめの置き換えダイエット食品

子育て中にダイエットする際に気を付けたいところは、無理なダイエットをして体力不足にならないようにする事です。子育て中は何かと忙しく、寝込んでいる場合ではありません。

必要な栄養のバランスを考えながら、カロリーダウンできる置き換えダイエット食品を選ぶ必要があります。そんな子育て中のダイエットにピッタリな置き換え食品を、これからご紹介していきましょう。

DHCプロテインダイエット

1回に必要な栄養素がバランス良く配合されている、置き換えダイエット用のドリンクです。その日の気分によってバナナやココアなど、5種類のテイストから選ぶ事ができます。全て160kcal台なので、いつもの食事に置き換える事でかなりカロリーダウンさせる事ができるでしょう。

アサヒ リセットボディ 発芽玄米入りダイエットケア雑炊

子育て中の置き換えダイエットで、ドリンクだけではどうしても物足りないという人におすすめな雑炊やリゾットのダイエット食品です。和風から洋風まで5種類の味が楽しめます。1食分は80kcalなので置き換えにぴったりで、子育て中にダイエットしていても美味しいものが食べたい!という人におすすめです。

オルビス プチシェイク

牛乳や豆乳、ヨーグルトなど自分の好みで味や食感も変える事ができる粉末タイプのシェイクの素です。果実を丸ごと全て使っており、食物繊維やビタミン・ミネラルなどの体に嬉しい栄養分もたっぷり摂る事ができます。1食当たり飲み物を加えても150kcalほどで、1日1回の置き換え食品として利用するのが理想的です。

子育て中の置き換えダイエット食品を自分で工夫してみる

ダイエット食品を使う上でのデメリットは、意外とお金が掛かってしまうところです。ダイエットは短期間で行うのでは無く、経過を見ながら長期戦になります。たまにダイエット食品を使うのであれば良いかもしれませんが、毎日使うとなると出費に覚悟が必要です。

そこで、自分で子育て中でも簡単に作れる置き換えダイエット食品を自分で作ってみましょう。アレンジを効かせて自分好みのダイエット食品に仕上げてみてくださいね。

豆腐のダイエットスープ

材料 (2人分)

  • ほうれん草…1束
  • 長ネギ…適宜
  • 木綿豆腐…150g
  • 水…400㏄
  • 中華スープの素…適宜
  • 生姜のすりおろし…少々
  1. ほうれん草は茹でておき3センチくらいに切ります。
  2. 木綿豆腐は好みの大きさにカットしておきます。
  3. お鍋に水を入れて沸騰させ、中華スープの素と生姜を入れます。
  4. 木綿豆腐を入れてもう一度沸騰させたら火を止めます。
  5. お椀にほうれん草と長ネギの小口切りを入れて、出来上がったスープと合わせたら出来上がりです。

※木綿豆腐を入れる前にご飯を少量入れて数分弱火で煮込むと雑炊にもなります。

白滝で作る和風パスタ

材料 (1人分)

  • 白滝…1袋
  • ベーコン…2枚
  • しめじ…適宜
  • 長ネギ…10㎝くらい
  • にんにくチューブ…1㎝
  • 醤油…大さじ1
  • 砂糖・塩コショウ…各少々
  • コンソメスープの素…小さじ1
  1. 白滝は水で洗ってからフライパンで乾煎りしておきます。
  2. ベーコンは2センチくらい、しめじは石づきを取り小房に分けて、長ネギは斜め切りにしておきます。
  3. フライパンにオイルとにんにくを入れてベーコンとしめじと長ネギをサッと炒めます。
  4. 乾煎りしておいた白滝を入れて塩コショウも入れて更に炒めます。
  5. 最後に醤油と砂糖、コンソメスープの素を入れて味を調えます。

子育て中に置き換えダイエットする際の注意点

置き換えダイエットは、子育て中でも気兼ね無くできるダイエット方法なのですがいくつか注意しなければならない事があります。やり方を間違えるとせっかく置き換えても効果が現れなかったり、リバウンドしやすくなってしまうのです。

まず、一つ目の注意点は「短期間で置き換えダイエットを行わないこと」です。ツラく苦しいダイエットは、できるだけ早く結果を出してとっとと終わらせてしまいたいところですよね。でも、置き換えダイエットは短期間でやろうとすると、激しいリバウンドを起してしまう可能性があります。

栄養のバランスを考えずにカロリーだけ気にして選んだ食品で置き換えてしまうと、体は栄養不足を起こしてしまい、栄養のある物を食べた時に急激に体の中に摂り込んでしまうのです。

少し体重が落ちたからと言って元の食事に戻した時に、リバウンドする可能性が高くなります。栄養バランスを考えた食事内容で、長期間じっくりとダイエットしていく必要があるのです。

次に、置き換えるタイミングについてです。子育て中に置き換えダイエットをするなら、子供のいない昼食に置き換えたいところですよね。でも、置き換えダイエットの効果的なタイミングは朝食と夕飯なのです。

朝は完全に空腹の状態なので、血糖値が上がりやすくなっています。血糖値が急激に上昇すると体に脂肪が付きやすくなるのです。夜はカロリーの消費が少なくなるので、食べたものが脂肪に変わりやすくなります。置き換えのタイミングは夜、または朝と夜両方で行うと効果的と言えるのです。

最後に、ダイエット食品と勘違いされがちなシリアルを使った置き換えはおすすめできません。食物繊維も豊富でカロリーも低いイメージのシリアルですが、実際のところは糖質なので太りやすい食品であると言えます。

特にシリアルは朝食で食べる人が多いと思われますが、前述したように朝は血糖値が上がりやすいのです。朝食でグラノーラなどのシリアル系で置き換えダイエットするのは避けるべきでしょう。

子育て中でも上手にダイエットしてみましょう

子育て中はダイエットしづらいと言われています。でも、女性の場合は出産により体重が増えてしまったという人も多いですし、男性はお腹周りが気になり出す頃でもあるのです。年齢が進むに従って、どんどん痩せづらく太りやすくなっていくので気になったら直ぐにでもダイエットを始めたいところです。

子育て中に一番やりやすいダイエット方法が置き換えダイエットです。子供への影響を考えても、極端に食生活を変えてしまったり食べないダイエットはおすすめできません。

子供と一緒に食べる事ができる置き換え食品を作ってみるのも良いのでは無いでしょうか。

子育て中は体力も必要なので、急激に痩せようと考えるのは危険です。有酸素運動や自宅でできる筋トレなども行いながら、じっくりダイエットに取り組んでみてください。

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