子供の友達を家に入れたくない理由。上手に断る方法とは?


子供の友達を家に入れたくないと考えている人には、その人なりの事情があるはずです。子供の友達が家に来れば、部屋が汚れたり物が壊される心配があったり、おやつやジュースの用意もしなければなりません。

何より、子供の友達とは言え他人を家に入れたくないという人もいるでしょう。でも、いざ断わるとしたら何と言って断りますか?子供の友達なので「家に入れたくない」とストレートに言うのは大人げないような気もしますよね。

子供の友達を家に入れたくない時の断り方について、考えてみましょう。ある特定の子供だけに、遊びに来るのを断る場合など、家に入れたくない子供の友達への対応の仕方についてご紹介していきます。


子供の友達を家に入れたくない理由

子供をの友達を家に入れたくないなんて、自分の考えはおかしいのかしら…子供のために我慢をしてでも、家に上がらせるべきなのでしょうか。子供の友達を家に入れたくないと思うのは、親としていけない事?と悩んでいる方もいらっしゃるようです。

どんな理由で子供の友達を家に入れたくないと思ってしまうのか、色々な方の意見をご紹介します。子供の友達を家に入れたくないと考えるには、人それぞれ色々な事情があるようです

家の中を荒らされた

「子供の友達を家に招いたら、家の中をかき回されひどく不快な思いをした。」

この理由は一番多いのでは無いでしょうか。小学生くらいになれば親同伴で家に遊びに来る事も無く、よその家でやりたい放題してしまう子供もいる事でしょう。

クローゼットや引き出しを開けてみたり、家中の部屋を見に行ってしまったり、挙げ句に冷蔵庫の中やお風呂場まで覗き込まれてしまったという話も耳にします。恐らくは、よその家に行った時の守り事をきちんとしつけされていない子供なのでしょう。

これではいくら子供の友達だからとは言え、たまったものではありません。家に入れたくないと思ってしまうのも仕方が無い事でしょう。

いつまでも帰ってくれない

子供の友達が帰ってくれなくて困ったという経験をお持ちの方もいらっしゃいます。そもそも、小学校では帰宅時間が決められている事が殆どで、季節によっても変えられているのです。

小学生の子供が下校してからに友達と遊ぶ時は、その時間を目安にして親は帰宅時間を約束する場合が多いでしょう。でも、全ての親がそうであるとは限りません。こちらが帰るように促しても、全く聞く耳を持ってくれず帰ってくれない子供もいるのです。

いつまでも帰ってくれないと、夕飯の用意もできないし買い物にも行けないし…すごく迷惑ですよね。一度でも、なかなか帰ろうとしない子供の友達がいたら、二度と家に入れたくないと思うのも当然です。

うるさい

子供の友達が何人か遊びに来る事になったら、家の中はいつもとはまるで違う雰囲気になります。足音や話し声、笑い声などとても賑やかになる事でしょう。集合住宅で暮らしている場合は、隣近所のご迷惑になるのでは無いかと気になってしまいます。

一軒家の場合でも、家中走り回られたり飛び跳ねられたりすれば、そのうるささに辟易してしまうところでしょう。子供には「静かにしなさい」と注意しても限界があります。静かな環境が好きという人にとって、子供の友達が遊びに来た時の騒々しさは耐え難い場合もあるでしょう。

子供の友達が来るとなると、多少のうるささを我慢できない様であれば家に入れたくないと考えてしまいます。子供の友達が来るというだけで、大変ストレスを感じてしまう人もいるのです。

家の中が汚れる

子供の友達が来ると、家の中が汚れる事を覚悟しなくてはなりません。お菓子をボロボロ落とす子供や、ジュースをひっくり返す子供が絶対と言って良いほどいます。本人に悪気は無いのですが、注意力が足りないのか汚さないようにして食べるしつけをされていないのでしょう。

新築の家や引っ越してきたばかりの家なら、子供の友達が帰ってから黒い手あかだらけになってしまった白い壁を見て愕然としたという方もいらっしゃいます。フローリングが傷だらけになってしまう事も覚悟しなくてはならないでしょう。

綺麗好きの方にとって、子供の友達が来る事で家が汚れてしまうのはかなりのストレスになるのです。子供の友達は絶対家に入れたくない!と思ってしまうのも頷けます。

子供の友達を家に入れたくない場合の対処法

子供の友達を家に入れたくない場合、どの様な対処の仕方があるでしょう。子供とは学校で毎日顔を合わせる友達なので、下手な断わり方はできません。

子供の友達自身が「あの家には遊びに行けないんだ」と思ってもらえるように、上手く対処していきたいところです。ここではおすすめの方法をご紹介していきます。

自分の子供も友達の家に遊びに行かせない

子供の友達を家に入れたくないのであれば、自分の子供も友達の家に遊びに行かせない様にしましょう。子供の友達の親にしてみると、うちには遊びに来させるくせに自分のところでは遊ばせないのはなぜ?という不満を感じさせてしまいます。

子供の友達が家に遊びに来るのを平気な人もいますが、嫌だけど子供の為に仕方なく呼んでいるという人も少なくありません。その場合、お互いの家を公平に行き来させている事が条件となり多少の事も目を瞑っているはずです。

あくまでも、こちらは子供の友達を家に入れたくないという考えを貫くのであれば、自分の子供も友達の家に遊びに行かせるべきではありません。そこは、子供とよく話し合って納得してもらいましょう。

子供に「家で遊ぶ事はできない」と言っておく

子供の友達と家で遊ぶ約束をしてしまってから断るくらいなら、予め自分の子供に「家で遊ぶのは禁止」と伝えておいた方が良いでしょう。

子供には正直になぜ家で遊んではいけないのか、あなたなりの理由について説明し、理解を得ておきます。子供がまた低学年で理解できないのであれば、難しい説明はせずに単純に「家の中で友達と遊ぶのはダメ」と言っておきましょう。

最初から家で遊ぶ事ができないとなれば、子供もそれを理由に友達を呼ぼうともしませんし、約束もして来ません。友達から「家に遊びに行きたい」と言われても、「うちでは遊べない」とはっきり言う事ができます。

中途半端に説明するよりも、子供の友達を家に入れたくないという自分の気持ちを分かってもらってください。我慢して子供の友達を家に呼び、ストレスとなり子供にイライラするよりは、先に話しておく方が精神的にも良い結果となります。

理由を述べて断る

小学生なら、家が近所の子供の友達が突然遊びに来る事もあるでしょう。突然の来訪なら尚更、家に入れたくないところですよね。「うちでは遊べない」とお子さんが言っているのにも関わらず、突然押しかけて来てしまう子供もいるようです。

そんな突然の来訪には、きっぱりと玄関先で断りましょう。「今日は用事があってダメ」とう断わり方をしてしまうと、再び突然訪れる事が考えられます。「今日は」という今回に限りという表現では無く、理由をしっかりと言って「うちでは遊ぶ事ができないのよ」と、分からせる必要があるのです。

その理由としては例えば、「うちには大事な物があるから、誰も入れない事にしてるのよ」と言ったり、「静かにしていないと周りから怒られてしまうから、うちでは子供を遊ばせない事にしているのよ」など、他にも「おばさん出かける用事がちょこちょこあるから、うちでは遊ばせられないの」という理由でも良いでしょう。

家が汚れるから…という理由や面倒だから家に入れたくない…という漠然とした理由は、子供の友達であるため控えておきたいところですし、子供には理解してもらえません。「何度来てもこの家には入れない」という風に印象付けるためにも、きっぱりと家に入れられない理由を言って帰ってもらいましょう。

二度と家に入れたくない!子供の友達への断り方

もう既に何度か家に入れてしまっている子供の友達の場合、家に入れたくないと考え断わるにはどうしたら良いでしょう。また、特定の子供の友達だけ、家に入れたくない場合の断り方にも悩むところです。

家に招いていたにも関わらず、もう二度と家に入れたくないと考えるにはそれなりの理由があってのことでしょう。相手はよその家の子供だからとは言え、ここもきっぱりと本人に話をして断わった方が良いのです。

遊んでいる途中でも帰ってもらう

家で子供の友達が数人集まって遊んでいると、必ず輪を乱して自分本位な事をし始める困った子供も中にはいますよね。毎回同じような感じで雰囲気が悪くなり、喧嘩が始まるようならば家に入れたくありません。

そんな子供の友達を家に入れたく無い場合、雰囲気が悪くなってきた時点で家に帰ってもらいましょう。但し、突然「もう帰りなさい」と言われてもびっくりさせるだけです。予め、家で遊ぶ際のルールを決めて、子供たちに話しておきます。

そして、ルールを守る事ができなければみんなその時点で帰宅してもらうという事も約束しておきましょう。例え一人の子に問題があったとしても、取りあえず全員に帰ってもらうという事を約束しておきます。

子供の喧嘩に親が介入するのは賛否両論ありますが、家の主として遊び方のルールを作るのは問題無いでしょう。そのルールに従えない場合のペナルティも作って、親として対応するのは間違った事ではありません。

親に直接連絡する

もう金輪際、特定の子供の友達を家に入れたくない場合はその子供に対して断わるのでは無く、親に直接連絡をしてお断りしましょう。家に入れたくない子供の友達に「うちでは遊ばないで」と言った場合、相手の親が不満を言ってくる場合も考えられます。

そうならないようにするためにも、相手の親にはこちらから連絡を取り、どうして家に入れたくないのか理由を説明します。そして最後に「突然で驚かれたかと思いますが、お子さんをうちには来させないでいただきたいのです」と伝えましょう。

もちろん相手の親とは今後、気まずい雰囲気になってしまう場合も十分考えられますが、家に入れたくないと思わせる行為を子供の友達がしたのは事実です。何度注意をしても聞いてもらえなかったり、それによって強くストレスを感じるようであれば相手の親に直接話して、来させないように子供に言ってもらうしかありません。

全ての子供の友達を家に入れないようにする

1人の子供が場の雰囲気を壊してしまうのであれば、その子1人だけ家に入れたくないと考える事と思います。その場合、強硬手段として親に直接理由を伝えて家に寄越さないで欲しいと伝える断わり方を前述しました。

それ以外の方法としては、子供の友達全てを家に入れない方針に変えるというやり方もあります。それならば、自然と特定の子供も家に入れないで済むようにもなりますし、そもそも子供の友達を家に入れたくないのであれば一石二鳥です。

子供たちに理由をきちんと話し、こういう経緯で家では遊ばせない事にしたと伝えましょう。その代わり、自分の子供も友達の家で遊ばせないようにする事を徹底します。子供の友達を家に入れないという事は、自分の子供も友達の家に遊びに行かせる事ができなくなったという事になるのです。

子供の友達を家に入れたくないという考え

子供の友達を家に入れたくないという考えを持つのは、親として身勝手な感じを受ける人もいるかもしれません。でも、親にも色々な事情があり、例えば日中は働いているので子供の友達を家に入れられない場合や、赤ちゃんがいるので子供の友達に関わらず家に入れたくない場合もあります。

子供の友達が家に来ることをストレスに感じるのであれば、親だからと言って我慢しなければならない事はありません。上手に断って、「あの家は遊びに行けない」と分かってもらえるようにしましょう。

但し、子供の友達を家に入れないようにするのであれば、何度もここで書きましたが自分の子供もよそのお宅へ遊びに行かせる事を遠慮しなくてはなりません。子供の友達を家に入れない以上、自分の子供がよそのお宅でお断りされる場合もあるという事を覚えておいてください。

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