整理収納アドバイザーおすすめ!子どもの作品の保管方法とは


子どもの成長を感じる時は、どんな時ですか?

日常の中のふとした瞬間、言葉の選択や、行動、出来なかったことが出来るようになった時。普段は見られない場所でいつもと違うわが子の姿を見た時、などなど色々考えられます。

あるいは保育園や幼稚園、学校などから持ち帰る絵や作品、または賞状などを見た時に、改めて成長を感じることもありますよね。

小さいうちは、何を描いているのかよく分からない絵だとしても(親にとってみれば名作ですが)、それだけで癒されるということもありますよね。

ですが、年々溜まっていくその作品たちをどうしたらいいものか・・・。とお悩みの方も少なくないでしょう。

そこで、たくさんの子どもの作品の保管方法を整理収納アドバイザーがお教えします!

捨てられない

断捨離が流行し、不要なモノは捨てる!と思っている方でさえ、子どもの作品については話が別!という方が多いのではないでしょうか。

また、「捨てた方がいい」」とわかっていながらも「もったいない」「いつか使えるかもしれない」「高かったから」というような理由で、いわゆる「捨てられない人」も多くいらっしゃいます。

「自分はモノを捨てられないタイプだ」と思っている方ならなおさら、子どもの作品だから大事にとっておかなくてはならない。とっておきたい!という思いもあるでしょう。

中には、作品に関してはそこまで思い入れがなく、処分することができるタイプの方もいらっしゃるのかもしれませんが、多くの方にとっては、子どもの絵や工作の作品などは

もう使わないから、捨てる

と簡単に割り切れないものの一つではないでしょうか。

さて、それはどうしてなのでしょうか?

愛情があるからこそ

子どもを大事に思わない親はいませんよね。
自分のお腹を痛めて生んだ我が子です。生まれる前から知っている我が子を思う気持ちから、すべて取っておきたい、大事にしたいという気持ちになることは、むしろ当然のことと言ってもいいでしょう。

思い出(メモリー)がある

子どもが小さい頃に使っていた物やおもちゃ、洋服など、子どもが成長して使わなくなっても、親には思い出が残っているものですよね。

同じように、子どもが作った作品にも思い出があります。
どちらかというと、子ども本人より親にとっての思い出であるという意味合いの方が大きいのではないでしょうか。

これを作ったころは、こんなことに夢中だった。また、親子で一緒に作った、など思い入れもさまざまでしょう。

子どもの作品は処分しなければならないものではありません。
子どもが大きくなった時に改めて見せたい、さらには将来の孫に見せる為にとっておきたい、など思いはさまざまでしょう。

ただ、それらを保管するには工夫が必要となっていきます。

子どもの作品、いつまでとっておけばいいの?

愛情があり、思い出もあるからこそ簡単には処分できない子どもの作品。
いつまでとっておけばいいの?という疑問が生まれませんか?

実は答えは簡単です。

処分するという気持ちになるまで

究極ですがこれが答えです。

子どもの作品に対する思いは人それぞれなのです。親と子の間でさえ、温度差があることもあるでしょう。ですから、作品はいついつまでとっておいて、その後は処分するべきです、などとは簡単に決めることは出来ません。

つまり、ある程度は気持ち次第という部分が見えてきますね。
しかし、「処分する気持ちになるまで」というのはあまりにも曖昧で、タイミングが難しいですよね。

そこで、おすすめしたいのは保管期限を決めることです。

例えば、1年間は保管し、その後は処分する。というように、消費期限のようなものを決めてあげると思っている以上にスムーズにすすみます。

もちろん、それでもどうしても取っておきたいものは取っておくのは構いません。

自分の中でひとつ目安を決めることが、モノを溜めないことに通じていきます。

どうやって保管すればいいの?

保管の期限を決めた後は、それをどう保管していくかに注目し、その方法をいくつかご紹介します。

まず、とっておくか否かを見極める

どんな小さい作品もすべて取っておきたい、という場合はこの行程は不要です。

あくまで親目線ですが、子どもが持ち帰る作品の中には「これはもう、一度見ただけで充分」と言えるような作品もありますよね。

また季節の葉や花を使った作品など、枯れてしまったらどうなるかなど、時間が経った場合を想定して保管をするかどうかを決めることも必要ですね。

作品を見て、保管するかどうかを決めるようにしましょう。

お気に入りだけ保管する

また、気に入ったものだけを保管するという選択もありますね。
子ども本人がとても気に入っているもの、親が気に入ったものだけはとっておくという選択もいいでしょう。
絵や賞状などは、額に入れて飾っておくこともできますね。

分け方はどうすればいい?

子どもの作品と言っても種類はさまざまです。
どのように分けたら良いでしょうか。

  • 年代別に分ける
  • 種類別(工作品、絵、表彰状、お手紙等)

主な分け方はこの二つになるでしょう。
これには、作品の大きさや収納場所の問題が考えられます。
その場所に合わせた分け方を工夫してみましょう。

そして、収納をする際に大事なことがひとつあります。それは、ラベリングをすることです。

ラベリングとは
そのモノや収納BOX、収納場所などに何が入っているのか、何が置いてあるのか、入っているのかを表示することです。

収納する際に、ラベリングをするとしないとでは処分の効率にも雲泥の差がでます。メモを貼ったり、マスキングテープなどに書いて貼り付けるなど簡単な方法で構いませんので、なるべく細かいラベリングをおすすめします。

作品アルバムを作る

子どもの作品の整理と保管について簡単に説明してまいりましたが、最後にご紹介するのは整理収納アドバイザーもおすすめする一番の方法です。

それが、子どもの作品アルバムを作ることです。

早速、アルバムのつくり方をご紹介していきます。

  1. 子どもの作品をカメラで撮影する。(デジカメでもスマホでもOK)
  2. 作品集のアルバムを作る

行程はたったこれだけです。簡単ですよね。

アルバムの作り方としては、写真をプリントアウトしてアルバムに入れるという方法もありますが、ネットプリントなどで簡単にフォトブックを作れる時代ですのでそういったものを利用するのも、ひとつの方法ですね。
アルバム保管をおすすめする理由は
    • 劣化・破損しにくい
    • 見たいときに簡単に見ることができる
    • 多くの作品を思い出として残すことができる
    • 収納場所が少なく済む

作品の多くは、紙でつくられているので大事に保管しても日焼けや劣化・破損は免れません。
また、あの頃の作品を見たい!と言う時に押し入れの奥から引っ張り出すよりも、本棚などからアルバムを出す事の方が断然早いですよね。
出しにくいモノは、結局出さないことの方が多いのです。
そして、思い出として、多くの画像で残すことができるのです。

アルバムを作るタイミング

アルバムを作るタイミングは、その家庭にあったタイミングがベストだと考えます。

  • 作品などを持ち帰ったら写真を撮りためておき、定期的にアルバムにする
  • 持ち帰って1年間は保管し、その後アルバムを作り、処分する

など、親御さんが取り掛かれる時間や、収納できるスペースの大きさによっても変わってきます。

アルバムを作るのが手間なのでは?

アルバムを作ることが手間、いちいち写真を撮ることが手間、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、その作品を処分する時になって、または引越などで移動する時になった場合、そしていよいよ保管場所が無くなってしまった時のことを思うと、ちょっとした手間でアルバムを作っておくことのほうが断然手間がかからないのです。

少し面倒でも、ぜひアルバムに残しておこう!

いかがでしたしょうか?
子どもの作品を処分するのに躊躇してしまい、結局押し入れの奥に置き去りにされている状態のご家庭にはとってもおすすめの方法です。

是非、子どもの作品アルバムを作ってみませんか?

この記事をシェア

合わせて読みたい

ページ先頭に戻る