小学生が集まるクリスマス会。みんなが楽しめる出し物はコレ!


「クリスマス会は何をしよう…」

たくさんの子ども達が集まって行うクリスマス会は、みんなが楽しめる出し物を考えて笑顔溢れる時間を過ごしたいですね。

毎年訪れるクリスマスですが、パーティーでは集まる子ども達や場の雰囲気によって、盛り上がる出し物が変わります。

たとえば、幼児が一緒ならちょっと簡単な出し物にする必要があります。

小学生でも、低学年~高学年で理解度が変わるので、借り物競走なら読み仮名をふるなど、ちょっとしたところで配慮が必要です。

ここでは、小学生の子どもが楽しめる出し物をご紹介していきます。

ママサークルの活動を通して、子ども達がよく盛り上がったものをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。


小学生が楽しめるクリスマス会の出し物は何がある?定番5つ

クリスマス会を開催することになったら、どんなことをしたら良いか悩んでしまいますね。

そこで、「主役は子ども達」ということを考えると、案を出しやすくなります。

子ども達が楽しめるもの、喜んでくれそうなものを考えてみましょう。

参考になるように、小学生の子どもを持つママさんサークルで、子ども達が特に楽しんでいた出し物をご紹介します。

  • ダンス
  • 集団ゲーム(玉入れ、リレー、借り物競走)
  • 景品付きゲーム(ビンゴ、ボーリング、的当て)
  • クリスマス絵本の読み聞かせ
  • プレゼント交換

それぞれの出し物についてみていきましょう。

動きたい小学生には『ダンス』がおすすめ

子ども達に大人気のDA PUNPの「U.S.A」は、曲を流すだけで子ども達が踊り出します。

本格的に発表の場を設けるなら、子ども達に練習してきてもらうのも達成感が味わえて楽しめます。

また、ママさんたちでダンスを披露するのも盛り上がります。

「U.S.A」のようなキレの良いダンスでは息切れしてしまいますが、プリキュアのダンスはそれほど激しくないのでお勧めです。

ダンスレッスンの動画が公開されているので、自宅で各自練習して、メンバーの時間が合うときに合同で練習することができます。

小学生の女の子に絶大な人気なので、一緒に踊ってくれる子も出てきて楽しめます。

『集団ゲーム』でみんなで遊ぶ思い出を作ろう

たくさん子ども達が集まったなら、集団ゲームが盛り上がります。

なかでも、少人数では出来ない玉入れやリレー、借り物競走が盛り上がります。

どの種目も準備に時間をかけなくて済むように、自宅にあるモノを使って準備すると良いでしょう。

【集団ゲーム1 玉入れの場合】
玉入れの場合は、新聞紙を丸めてテープで留めたものを玉として使います。各家庭で4~5個ずつ作って持ってきてもらうと準備が簡単です。

玉を入れるカゴは、逆さにしたビニール傘で十分です。

人数が多いとすぐに満杯になってしまうので、1チーム6人くらいを目安に傘と玉を用意しておくとよいでしょう。

【集団ゲーム2 リレーの場合】
リレーは、特に当日まで準備がなくても行えます。

チームが分かるバトンもしくはハチマキの用意をしておけば、当日は好きなチームに分かれて競技することができます。

バトンがなければ、ラップの芯などに色紙をつけて手作りすることができます。

チーム分けするときは、人数が同じになるように調整しましょう。

【集団ゲーム3 借り物競走の場合】
借り物競走は、準備に時間がかかりますが、とても盛り上がる競技です。

準備には、借り物となる「モノ」もしくは「人」の準備と、借り物を書いた紙を用意しておく必要があります。

クリスマスにちなんだかぶり物や変装セットを用意しておいて、当日参加している人につけてもらい、「赤鼻のトナカイ」や「白い袋を担いだ人」などのお題を用意しておくとクリスマスらしさが出ます。

準備する時間が楽しいので、時間の合うママさん同士で準備を行うのも良いですね。

『景品付きゲーム』で子どもたちの笑顔をひきだそう

景品がなくても楽しめますが、簡単な景品をつけると子どもの盛り上がりが違います。

予算がなければ折り紙で作った景品でも良いですし、うまい棒などの安価な駄菓子を景品にしても盛り上がります。

ビンゴやボーリング、的当てに景品を付けると、子ども達がとても喜んでいたのでお勧めです。

【景品付きゲーム1 ビンゴの場合】
本格的なビンゴマシーンを用いたビンゴでも良いですし、手作りのビンゴでも楽しめます。

準備の手間がかからないのは、100均でビンゴカードを揃えるか、当日に自分たちで手作りしてもらうかのどちらかです。

100均でビンゴカードを揃えておけば、当日は配るだけでよいので簡単です。

また、当日に自分たちで手作りする場合も、ビンゴのマスをプリントアウトしておけば、当日に子ども達にマスを埋めてもらって、ビンゴを進めることができます。

手作りの場合は、当日までに「人数分の鉛筆」と「マスを埋めるお題」の準備も必要です。忘れずに用意しておきましょう。

【景品付きゲーム2 ボーリングの場合】
小さな子が一緒に参加していても楽しめるのが、ボーリングです。

ペットボトルを使って簡単に作れるので、費用がかからず楽しめてお勧めです。

空のまま使うとすぐに倒れてしまうので、ペットボトルに少量の水を入れると倒れにくくなります。

会場まで持ち運ぶ場合は、会場に着いてから水を入れることができるので、重くなりません。

空のペットボトルは10本用意し、イラストや画用紙で飾り付ければピンが簡単に出来上がります。

クリスマスらしいイラストが描かれていると雰囲気が盛り上がります。

ボーリングの玉は、当たってもいたくないように新聞紙を丸めてつくると良いでしょう。

ほとんど家にあるもので作れて、経済的ですね。

【景品付きゲーム3 的当ての場合】
的となるモノとボールを用意して、的当てを楽しみます。

的となるモノは、空き缶や牛乳パックでも良いのですが、一回一回並べ直すのが大変なので、段ボールで作る的当てがお勧めです。

段ボールで作る大がかりな的当ては作業時間がかかりますが、子ども達がとても盛り上がってくれます。

準備するモノと作り方は以下の通りです。

《準備するモノ》
・大きめの段ボール
・新聞紙
・カッター
・セロハンテープ

《作り方》
1 段ボール箱の的にしたい部分を数カ所決め、四角くくりぬきます
2 くりぬいた段ボールにイラストを描きます
3 2をくりぬいた部分に戻します
4 新聞紙を丸めてボール状にし、セロハンテープでぐるぐると巻いていきます

こうして、段ボールのイラストが描かれた部分を狙って新聞紙ボールを投げて遊びます。

うまく的に当たれば、イラストがくりぬけて大当たりです。

くりぬいた部分ごとに点数を決めておき、点数対決しても面白いですよ。

『クリスマス絵本の読み聞かせ』で静かな時間を演出しよう

たくさん動いて遊んだら、ゆっくりとお話を聞く時間を設けると、全員が一息つけます。

どの学年の子が多く集まるかで、絵本の内容を考えると良いでしょう。

低学年の子にお勧めの絵本は『クリスマスおめでとう』という絵本です。

対象年齢が3~5歳くらいとなっていますが、クリスマスの由来について簡単に描かれています。

クリスマスは、ただ「プレゼントをもらって、おいしいケーキを食べる日」とイメージしている子は多いですが、なぜそうするのか知らない子もいます。

この機会にクリスマスのことを知ってもらうと良いでしょう。

『クリスマスおめでとう』
作・ひぐちみちこ
出版社・こぐま社
価格…1,200円(税別)
サイズ…19㎝×24㎝
ページ数…24ページ

中学年や高学年にもお勧めの絵本が『100にんのサンタクロース』です。

かわいらしいサンタクロースが100人描かれており、サンタさんの1年の過ごし方が分かる一冊です。

読み聞かせが終わってからも、100人のサンタクロースを数えたり、好きなサンタクロースを探したりして楽しめます。

『100にんのサンタクロース』
作・谷口智則
出版社・文溪堂
価格…1,500円(税別)
サイズ…19㎝×26.3㎝
ページ数…32ページ

絵本ごとに読み聞かせのママさんを交代すると、雰囲気が変わって楽しく過ごせます。

サークルのクリスマス会では、英語が得意なママさんに、簡単な英語の本を読み聞かせしてもらうということもありました。

英語が好きな子ども達にはおすすめです。

『プレゼント交換』でクリスマス会の盛り上がりがピークに

子ども達が一番楽しみにしているのが、「プレゼント交換」の時間です。

あらかじめ決めておいた予算内で用意したプレゼントを、参加している子ども達同士で交換します。

プレゼント交換の方法でよく行われるのは、音楽をかけている間、プレゼントを隣の人に回して交換する方法です。

自分のプレゼントが誰に当たるのか、狙ったプレゼントが自分の所にくるのか、ドキドキしながらプレゼント交換を楽しめます。

音楽をかけてプレゼント交換を行う場合は、音楽の用意を忘れないようにして下さい。

『サンタさん登場』でクリスマスらしい雰囲気を盛り上げよう

クリスマスといえば、サンタクロースが欠かせません。

できれば、リアルなサンタさんを演出するために、男性にお願いしてサンタクロース役をやってもらいましょう。

鈴の音を鳴らしながら登場するなど、演出に凝ってみると面白いですよ。

そして、サンタクロース役の人に、簡単なプレゼントを配ってもらい、場を盛り上げましょう。

一通りプレゼントを配り終えたら、みんなで記念撮影をすると、思い出に残ります。

サークルのクリスマス会には、大人はママしかいなかったので、会場の職員の方にお願いしてサンタクロース役を演じていただきました。

誰の親でもなく、あまり接点のない大人だったので、子ども達は本物のサンタさんだと思ったようです。

言葉を話すとサンタさんらしさが欠けてしまいそうなので、サンタさんが伝えたいことはすべて司会者のママにおまかせして進行しました。

『サンタさんの登場』は短い時間でしたが、子ども達のちょっとビックリするような表情と、プレゼントをもらえる喜びの表情が見られるので、ぜひ取り入れて欲しいです。

『クリスマスケーキ』があると一段と華やかなパーティーに

クリスマスケーキを人数分用意するとなると、費用が高く付いてしまいますね。

クリスマスケーキといっても、家庭で用意するようなホールケーキではなくて良いのです。

料理の上手なママさんたちで、シフォンケーキを焼いたりホットケーキを焼いたりして、生クリームやフルーツでデコレーションすれば、立派なクリスマスケーキになります。

出来上がったケーキをそのまま出しても良いですし、デコレーションを子ども達に任せても良いです。

子ども達に任せると、芸術的センス溢れる驚くようなクリスマスケーキに仕上がることがあり、面白いです。

作成中の様子を動画におさめておくと、思い出に残ってあとで見返しても楽しめます。

出し物を充実させてみんなで楽しいクリスマス会を過ごそう

クリスマス会で子ども達が喜ぶような出し物を7つご紹介しましたが、いかがでしたか?

  • ダンス(U.S.Aやプリキュア)
  • 集団ゲーム(玉入れ、リレー、借り物競走)
  • 景品付きゲーム(ビンゴ、ボーリング、的当て)
  • クリスマス絵本の読み聞かせ
  • プレゼント交換
  • サンタさん登場
  • クリスマスケーキ

今回ご紹介したものの中で、みんなが楽しめそうな出し物をぜひ取り入れてみて下さい。

クリスマス会の予算や時間、会場の広さなどを考慮してスケジュールを考えるとスムーズに行えます。

年に一度のクリスマス会は、仲良しのママさんと和気あいあい楽しみながらアイデアを出し合って進行して下さい。

楽しいクリスマス会を過ごせますように――。

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