小学校の引き渡し訓練ってどんなもの?必要性と重要性とは


小学校で実施されている引き渡し訓練に参加したことはありますか。

災害が起きたときを想定して行われる引き渡し訓練は、保護者が直接、小学校まで徒歩で迎えに行かなければならないなど、保護者としてはちょっと億劫に感じている方も多いでしょう。

また、校庭に集まって子どもを渡されるだけ、教室に子どもを迎えに行くだけだから引き渡し訓練自体必要があるのか、と感じている方も中にはいるのではないでしょうか。

今回は、引き渡し訓練について見ていきます。引き渡し訓練の重要性や必要性、どうして徒歩で迎えに行かなければいけないのか、参加するときの注意点など、引き渡し訓練に関することをご紹介していきます。

子どもの頃に引き渡し訓練を体験したことがないというママ世代の方にも、引き渡し訓練について知っていただければと思います。

引き渡し訓練とは?どのように行われるの?

そもそも引き渡し訓練とはどういうものなのでしょう。

引き渡し訓練とは、子どもが学校にいるときに地震などの大きな自然災害や事件などが起こった時を想定して行われる訓練です。

もし、子どもが学校にいるときに自然災害や事件が起こったときは、保護者が学校まで子どもを迎えに行き、学校側は安全に子どもを保護者に引き渡さなければいけません。そこで、大きな自然災害や事件が起こったと想定して避難と保護者への引き渡し訓練が行われます。

では、引き渡し訓練はどのように行われるのでしょう。

引き渡し訓練がどのように行われるのかは、それぞれの小学校によって違ってきます。子どもたちが校庭に避難する訓練が行われた後そのまま引き渡し訓練が行われることもあれば、各教室で待機している子どもを直接迎えに行き、担任の先生に氏名の確認をしてから引き渡されるなど、さまざまな方法で引き渡し訓練は行われます。

また、普段小学校へ行くことがあれば自転車や自動車などで行っている場合でも、引き渡し訓練のときには徒歩で行かなければいけないとしている小学校が多くあります。これは、災害時において自転車や自動車で行くことが困難になる場合が想定されています。

また、災害時に徒歩で迎えに行くことが可能かどうかも確認していくことも重要となるため、引き渡し訓練には徒歩で参加するようにしましょう。

どうして引き渡し訓練をするの?その必要性とは?

引き渡し訓練を何度か体験していくと、本当に毎回しなければいけないのか、参加の必要があるのかと感じる方もいるでしょう。

特に子どもが学校へ行っている平日に働いているという方は、引き渡し訓練の日に休みを取らなければいけない、早退しなければいけないとなると大変です。

しかし、大きな自然災害や事件は、いつ起こるのかわかりません。

子どもが学校で過ごしているときに大きな自然災害があった場合、平常通り子どもを下校させることは命を脅かす可能性があります。そのため、大きな自然災害などが起こったときには、保護者は学校に子どもを迎えに行って、安全を確保しながら帰宅しなければなりません。

大きな自然災害や事件が起こったときの対処法を文章で読んでいても、実際の行動で戸惑いなく引き渡しができるかは難しいといえます。いざというとき、学校側も保護者も慌てずに行動できるように引き渡し訓練は行われるのです。

引き渡し訓練で確認すべきこととは?

引き渡し訓練に参加するとき、どのようなことに注意して確認していけばいいでしょう。

引き渡し訓練は、子どもの安全を確保しながら無事に帰宅することを考えて行われています。そのため、地震などの災害時に通学路に危険がないのかを確認しながら帰宅することが大切です。

頭上に落下してくる危険物がないか、災害時に倒れそうなものはないか、逃げ道となる道路をふさぎそうなものはないのかなど、家に着くまでの道のりの安全を子どもと確認しながら帰るようにするといいでしょう。

また、実際に災害が起こったときどんなものを持って行けばいいのか、どんな服装で行けばいいのかも確認していきましょう。

引き渡し訓練は絶対に参加しなければいけないの?

多くの小学校で行われている引き渡し訓練ですが、必ず参加しなければいけないのでしょうか。

引き渡し訓練は、起こることが滅多にないほど大きな災害を想定して行われているため、参加することでいざ災害が起きたときにどうすればいいのか確認できる訓練です。

しかし、子どもが小学校に入学すると働きに出るという方も多いため、引き渡し訓練のために仕事を休むことができないという方も多くいるでしょう。

引き渡し訓練に参加できなくても、時間になれば子どもは通常通り下校してきます。そのため、仕事を休むことができないという方が無理をして休みを取ったり早退をしたりする必要はありません。

しかし、地震などの災害はいつ起こるのかわからないため、自分が仕事に出ているときに災害が起きたらどうするべきか、子どもが学校にいる時間に災害が起きればどうやって迎えに行けばいいのかは確認していくといいでしょう。

引き渡し訓練には絶対に参加しなければいけないものではありませんが、災害が起こったときのことを考えて、お母さんだけでなくお父さんの協力してもらって参加するなど、一度くらいは引き渡し訓練の参加について考えてみてみましょう。

引き渡し訓練に参加してみましょう!

引き渡し訓練について見ていきました。

引き渡し訓練は、大きな自然災害や事件が起こったときを想定して行われる訓練で、学校に通っている子どもだけでなく保護者も一緒に参加する訓練です。

引き渡し訓練に参加するときには、実際に災害が起こったとき安全に帰宅することができるのか、子どもを安全に引き取ることができるのかを確認しながら参加することが大切です。

また、毎年のように実施される引き渡し訓練は本当に必要なのかと感じている方も、実際に災害が起こったとき、どう動いていけばいいのか確認することができる訓練と意識しながら参加しましょう。

実は筆者も、毎回引き渡し訓練の時期が来るたびに憂鬱に感じていましたが、実際に大きな地震に合って子どもの引き渡し訓練が活かされた経験があります。引き渡し訓練に参加していたことで、子どもを迎えに行くときもパニックになることなく無事子どもたちと帰宅することができました。

毎年行われているからと軽く考えず、一度引き渡し訓練に参加してみませんか。参加することでいざというときにどうすればいいのか、どんなことに気を付ければいいのか考えるきっかけとなるでしょう。

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