室内でできるレクリエーションゲーム。小学生学年ごとのおすすめ!


小学生の子ども達がたくさん集まったら、とても楽しい時間を過ごせるのはもちろんですが、なかには消極的で退屈な時間を過ごしてしまう子どもがいることも。

せっかくたくさんの子ども達が集まる機会なのでレクレーションでみんなが共有できる楽しい思い出をつくってみませんか?

学年ごとにご紹介していきます。

1年生のレクレーション

まだまだ幼い1年生のレクレーションを選ぶ時のポイントは、何よりもルールが簡単であることです。

たくさんのルール説明を聞くだけでも、集中力が足りなくて遊び始めたり、おしゃべりし始めたりしてしまうので、説明をする役割に当たっているお母さまは『短く簡潔に』を心がけて始めましょう。

屋外でのレクレーション

だるまさんがころんだ・・・昔ながらの懐かしい遊びですが、今も変わらず子ども達が大好きな遊びの一つです。
大人もほとんどの方が知っているので、説明の手間も省けますね。

【やり方】
① 一人のオニを決めます。オニは、柱や木のそばが定位置です。その他の子ども達は、何メートルか離れたところからスタートです。
② オニ以外の子ども達が一斉に、『はじめのいっぽ!』と一歩だけオニに近づき始まります。
③ オニは定位置で(柱や木で顔を伏せ他の子ども達を見ないようにして)顔を伏せて、『だるまさんがころんだ』と言います。言葉の速さはその時によって様々です。
④ 子ども達は、オニが顔を伏せている間のみオニに近づけます。オニが振り向いた時は動いてはいけません。
⑤ オニが振り向いた時に動いた人がいたら、オニが名前を呼んで人質にします。人質はオニと手をつなぐか、指をつなぐなどして助けを待ちます。
⑥ 『だるまさんがころんだ』を何度も繰り返しながら、人質以外の子ども達は人質を助けにオニの方へ近づきます。
⑦ 人質以外の子どもが、オニに触れられるところまで近づけたら、オニが顔を伏せている間に、オニと人質の手を『切った』と叫び手とうで切り離します。
⑧ その時、オニは10数えて『とまれ』と叫びます。逃げた子ども達はそこからまたスタートです。オニはさらに10歩だけ歩くことが出来、逃げた子どもを触れたらオニを交代します。
⑨ または、『だるまさんがころんだ』を繰り返しオニが全員を捕まえられたら、オニと手を

たけのこ一本おくれ・・・こちらも昔ながらの遊びですが、少し認知度は低めなのではないでしょうか?ですが、歌もありますので小さな子ども達が喜ぶ事は間違いなしですね。

【やり方】
① まずオニを一人決めます。オニが『たけのこ1本おくれ』と言い、歌から遊びが始まります。つないでいた人質が次のオニになります。

【問答のうた】
♪たけのこ一本(いっぽん)おくれ
♪まだ芽(め)がでないよ
♪たけのこ二本(にほん)おくれ
♪まだ芽がでないよ
♪たけのこ三本(さんぼん)おくれ
♪まだ芽がでないよ
♪たけのこ四本(よんほん)おくれ
♪もう芽がでたよ

② オニはたけのこを抜く役です。オニ以外の子ども達はたけのこ役です。
たけのこ役は、先頭の子どもが木や柱などにしっかりつかまっておきます。
次の子どもは先頭の子どもの腰にしがみつき他の子どももどんどんつながっていきます。
準備が出来てない時は『まだ芽がでない』と答えます。

③ たけのこ役の子ども達の準備が出来たら『もう芽が出たよ』と言い、オニがタケノコ抜きを始めます。
④ オニはまず始めに最後尾の子のお腹あたりを引っ張って列から切り離します。たけのこ役の子ども達は抜かれない様に頑張ります。
⑤ たけのこが抜けたら『たけのこ〇本抜けた』(〇は列から離せた人数)とオニは言いながらたけのこの子どもをオニの陣地に連れていきます。
⑥ 繰り返します。

屋内(体育館など)でのレクレーション

手押し車競争・・・子どもが小さい時はお家でもしたのではないでしょうか?小学生にもなるとちょっと懐かしい反面ちょっぴり重たくて大変ですがとても盛り上がります。

競争にしたり、鬼ごっこにしたりと手押し車は工夫が効きますので、考えてみて下さいね。
室内ですので、手が痛いのでは・・・と言う不安も少し安心ですね。

今回は手押し車競争について説明します。

下準備は、チームの数だけポールなど目印になるものをスタート地点から20メートルくらいに横並びに配置します。(ポールの配置は周りを回るのでしっかり距離をあけてください)

① 参加人数に合わせてチーム分けします。
② チームごとに縦に並びます。一番前の人をその後ろの人が持ってあげる。
(前から〇●△▲□■と6人並んでいたとすると、〇が手押し車役の時は●が持つ役。ポールを回って帰ってきたら、〇だけ後ろに並ぶ。次は●が手押し車役で△が持つ役。またポールを回って帰ってきたら、●だけ後ろに並ぶ・・・の繰り返しで、最後尾の■が手押し車役をする時は〇に持つ役をしてもらう。)

③ チームが走り終わったら、全員座るなど順位がわかりやすいように工夫をして最後に順位を発表する。

もちろん子ども達だけの手押し車競争も楽しくできますが、親子競技などで、保護者の方に手押し車を持つ役になってもらえると一層安全面で安心出来るかと思います。

しっぽ取りゲーム・・・人数分のひもさえ準備出来たらOKのとても簡単な鬼ごっこのようなしっぽ取りゲームです。

下準備は、しっぽ取りゲームに参加する子ども達(保護者達が参加しても子ども達は大喜びです。)にしっぽとなるハチマキやヒモを渡します。ズボンの後ろの腰の部分に少し差し込んで、30センチくらいのヒモが垂れる様にすれば準備OKです。

① ヒモの準備が出来次第、司会者や先生が始めの合図をする。
② 参加者のおしりのヒモを引っ張って自分の物にしていく。取られた参加者は、終了なので端っこや、事前に決められている負けた人用のゾーンで待ちましょう。
③ 最後まで残っている参加者の勝ち

とても簡単なおにごっこのようなしっぽ取りゲームなので、ルールもとても簡単ですね。

体力的に厳しそうであれば、セーフティゾーンを作るなど(ビニールテープで円を描く・運動用マットを引く等)少し逃げられる場所を作っても良いですね。

2年生のレクレーション

1年生の時より少しずつルールがある遊びもすぐに覚えられるようになった2年生の子ども達。

お友達も増え、小学校生活にも慣れイキイキと小学校生活を楽しめるようになりましたね。
そんな2年生におすすめのレクレーションをご紹介します。

屋外でのレクレーション

お玉リレー・・・屋内でも屋外でも楽しめるゲームですが、あえて屋外の少し風があったりする難しい状況にチャレンジしてください。

下準備は、お玉とピンポン玉、折り返し地点用のコーンをすべてチームの数だけ準備しておきましょう。

① 子ども達をチーム分けします。(できたら同じ人数ずつがよいですね。無理な場合は同じ人が2回出るなどして人数調整をしましょう。)
② 先頭の人からお玉とピンポン玉を渡し、お玉にピンポン玉を入れ、全部のチームが準備出来たらスタートです。司会者はヨーイドンの合図をしましょう。
③ お玉からピンポン玉を落とさない様に、折り返し地点にあるコーンを回って元の場所に戻ってきましょう。
④ 2番手以降の子どもも同じようにします。ピンポン玉を落とした時は、走っている子どもが拾いもう一度落とした場所から始めます。
⑤ チーム全員が走り終わったら全員座るなどして終わったことを分かりやすくします。
⑥ 司会者は全チーム終わったことを確認し、順位の発表します。

靴隠し・・・昔遊びで懐かしいくつかくしですね。歌を覚えている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?オニが靴を探すゲームですので、あまりに大人数の場合はオニを増やすなど工夫し、子ども達が楽しく過ごせるようにしましょう。

① 参加者の子ども達の靴を片方ずつ並べます。
② 参加者の子ども達全員で、くつかくしの歌を歌います。

♪靴隠しちゅーれんぼ  橋の下のねずみが 草履をくわえてチュッチュクチュ
♪チュッチュク饅頭誰が食った 誰も食わない わしが食った
♪隣の看板三味線屋 ぐるっと回って三件目

③ 歌をうたいながら、並べてある靴を端から順番にリズムに合わせて指さしていきます。
最後の三件目と歌い終わって、その時に指さしている靴の子どもがオニとなります。
(オニを複数選ぶときは、一人目のオニの靴を抜いてから再度歌って数えてください。
同じ端から順番にしてしまうと、先ほどのオニの靴の次の子が当たるのがわかりやすいので反対の端から始めると良いでしょう。)
④ オニ以外の子ども達は並べた靴をもって見える範囲に靴を隠しに行きます。ただし、靴が少しだけ見えるように隠すのがルールとなっています。
⑤ オニはオニ以外の子ども達が靴を隠している間、壁や柱に向かって目を閉じ50数え待ちます。
⑥ オニがみんなの隠した靴を探します。

屋内(体育館など)でのレクレーション

箱積み競争・・・箱の準備が大変ですが、たくさんの箱を自分たちの背の高さよりも積む遊びはつみきを思い出させてくれほほえましい光景ですね。子ども達も背が高くなった分大きなものが出来る達成感を味わう事が出来ますね。

下準備は、事前にたくさんの箱を集める事です。ティッシュや贈答品などの箱、お菓子の箱などいろいろな形や大きさの箱があるほうがおもしろいです。

① 何人かのチームに分けます。
② チームごとに司会者のヨーイドンの合図で箱を積み上げていきます。
③ 60秒を目安に司会者にストップの合図をしてもらいます。一番高く積み上げたチームの勝ちです。

制限時間内であれば何度も再チャレンジ出来る・チームの人数が多ければ二回戦に分けるなど、人数や状況に合わせて臨機応変に対応しましょう。

ボール渡し競争・・・ボールさえ何個かあれば出来るゲームです。簡単なようで以外に難しく子ども達が盛り上がるゲームです。

下準備は、チームの数だけボールを準備する事それだけです。

出来れば、まだ幼い子ども達が使うものですので、サッカーボールの様に硬すぎるものよりソフトバレーボールのような少し柔らかさのあるものの方がより安心ですね。
硬すぎるボールしかなく、どうしても気になる場合はほんの少し空気を抜いて使っても良いでしょう。

① 参加する子ども達をチーム分けします。
② チームごとに一列に縦に並びます。
③ 各チーム先頭の子どもがボールを持ちます
④ 司会者のヨーイドンの合図で、先頭の子どもは振り返らずに頭の上から後ろの子どもに向かってボールを渡します。
⑤ ボールを受け取った子どもは、同じように後ろの子どもにボールを送っていきます。
⑥ 一番後ろの子どもまでボールが送ります。もしも途中でボールを落としてしまったら、落としてしまった子がボールを取りに行き同じ落としたところから再度始めます。
⑦ 一番後ろの子どもは、股の下から前の子どもにボールを渡して前へと送っていきます。
⑧ 一番前の子どもにボールを送ったチームが勝ちとなります。

3年生のレクレーション

ルールを覚えることも早くなり、敏捷性や運動能力の向上が目立つ年齢になってきました。
そして、男女の力の差も少しずつ開いてくる年代への突入の時期も近づいてきました。

屋外でのレクレーション

鬼ごっこ(応用バージョン)・・・簡単な鬼ごっこからルールを付けた鬼ごっこにしてみましょう。低学年から中学年になり子ども達の走るスピードがぐんと速くなったことが感じられるでしょう。
代表的な鬼ごっこは、色オニ、高オニ、氷オニなどがありますが、ここでは、色オニをご紹介します。

① オニを決めます。(参加人数によってオニの人数を変動させても良いです。)
② 早速鬼ごっこが始まります。オニ以外の子ども達はオニに『いろいろなにいろ?』と聞きます。
③ オニは好きな色を言います。色を言った後は10を数えてから、子ども達を追いかけ始めます。
④ オニ以外の子ども達は、オニの言った色の物を探して触ります。
⑤ オニの言った色の物を触れてない子どもは、オニにタッチされたらオニを交代します。
⑥ 子ども達がオニが言った色の物を触っている間は、オニは子ども達をタッチできません。
⑦ 誰も触れなければ、オニは次の色を言います。(オニが複数いる時は順番など事前に相談してください。)10を数えたらまた追いかけ始めます。
⑧ 子ども達は言った色を探してまた同じように始めます。

ドッジボール・・・いつの時代も子ども達に大人気のドッジボールですね。とても単純なルールのゲームですが、力の強い子の活躍や、力の弱い子は逃げる事に集中出来たりと、いろんなゲームの中でも、ドッジボールは個人差を認めてくれる優しいゲームと感じられる気がしますね。

① 参加者を2チームに分ける。チームの中でも、外野の子どもを2~3人じゃんけんなどで決める。
② 内野の子どもは、線の内側へ移動する。外野の子どもは、相手チームの後ろの外野へ移動する。(お互い挟むように配置する)
③ 審判や司会者が、真ん中の線上でボールを真上に投げてゲームスタート。
④ 内野の子どもはボールに当たれば外野へ移動。この時、初め外野に任命された子ども達は内野へ移動する。ただし、内野からボールに当たって外野に移動した者が一名いたら外野から内野に移動する者は一名とする。あとは順番に移動する。
⑤ 相手チームの内野をゼロにするまでゲームを続けるか、時間制限にしてタイムアップになった時に内野に残っている子ども達の数が多いほうを勝ちとするか決めておく。

外野に行った子どもが相手チームの内野を一人当てられたら内野へ戻ってよいルールや、あえてボールを増やしてドッジボールするなどさまざまなプラスアルファのルールがありますので子ども達の体力や、時間配分などでルールを増やしても楽しいですね。

屋内(体育館など)でのレクレーション

ハンカチ落とし・・・昔ながらの遊びなので子ども達は知らないかもしれませんがやってみるととても喜ぶゲームです。

下準備はハンカチを一枚用意するだけなのでとても楽ですね。
① じゃんけんなどでオニを一人決めましょう。
② オニではない子ども達は、円になって座ります。
③ オニがハンカチを持って、みんなの座っている円の周りをグルグル回ります。
④ オニは円の周りを回っている間に、誰か一人ターゲットを決め、気づかれない様にハンカチをターゲットの後ろに落としておきます。
⑤ ハンカチを落とされた人(ターゲット)は、次のオニになり後ろに落ちているハンカチを拾って同じように誰かターゲットの後ろに落とします。
⑥ もしも、ハンカチを落とされた人(ターゲット)が、ハンカチを落とされていることに気が付かない場合は、ハンカチを落とした後、円の周りを一周したオニが背中をたたいて教えてあげてゲームを進めましょう。

椅子取りゲーム・・・レクレーションではお決まりの子ども達のだい好きなゲームですね。
教室でゲームをする場合は、机を下げて子ども達の体に当たらない様に気を付けて行いましょう。

下準備は、参加人数より一つ少ない数の椅子を準備しましょう。

それから、音楽を流せるように何か準備をしましょう。
昔はラジカセなどを準備していましたが、今は、スマホで十分その役割が果たせて本当に便利ですね。

① 椅子は外側から座れる方向に向けて円の形に並べ準備をしましょう。
② 円の形に並んだ外側に参加する子ども達も同じように円で並びましょう。
③ 司会者は、あらかじめ準備した音楽を流します。
④ 円の形に並んでいる子ども達は、音楽が鳴っている間は椅子の周りを行進し続けます。
⑤ 司会者が音楽を止めたタイミングで、子ども達は椅子に座ります。
⑥ 参加している子どもより一つ少ないので、そこで一人座れませんので、座れなかった子どもは外野へよけてまちます。
⑦ また、椅子を一つ減らして同じようにゲームスタート
⑧ 繰り返し、最終的に一人残った子どもが優勝とします。

4年生のレクレーション

いよいよ来年は高学年!と心も身体もとてもしっかりしてくるこの年頃。小学校のお勉強や、運動などそれぞれ得意な事の個性が現れ始める時期で子ども達の個性も際立ってきます。その反面、お友達と比べて自信を喪失するなどネガティブな感情を持ったり、二次性徴を間近に迎えて反抗期に入ってくる子ども達も出始めます。

屋外でのレクレーション

キックベース・・・ボールがあれば大人でも大人数で楽しんでしまうキックベース。
① まずは、子ども達を2チームに分ける。
② 各チームの投手と野手の役割や打順などを決めさせる。
③ 野球で言う一塁と三塁、本塁、投手や打者の場所に目印をつける。(グラウンドであれば、足で線を引くでも、目印を置くでも良い)
④ 各チームのリーダーに先攻後攻を決めてもらい、先攻チームは打順通りに、後攻チームは守備の立ち位置に行く。
⑤ ゲーム開始。投手がボールを転がす。
⑥ 打者は転がってきたボールを蹴る。
⑦ 蹴ったボールがフェアゾーンに転がっていたら打者は一塁に向かって走る。
⑧ 野手はボールを取って一塁に向かって投げる、もしくは打者にボールをぶつけるでもOK
⑨ 打者はボールより先に一塁に到着するか、ボールを避けて一塁に到着すればセーフ。
⑩ 次の打者が同じ手順で一塁に走ってくる時、前の打者は三塁へ走る。さらに走れる場合は本塁へ行くと点数を獲得出来る。
⑪ 野球と同じように、3名アウトで、攻守交替で10回まで行う。

キックベースは、野球とは違って盗塁はしてはいけないルールがありますが、ご当地ルールがある場合はそれに準じて行うとまた違った楽しさがありますね。

ケイドロ・・・お住いの地域では違った名称かもしれませんね。ドロケイや、ケイドロなどと呼ばれる、『警察』と『泥棒』の鬼ごっこです。

① まずは、『牢屋』を決めます。レクレーションをする場所によりますが、とくに決まりはありません。木の下や壁の近くなどが多いようです。
② レクレーションに参加する子ども達を2つのチームに分けます。『警察』が追いかける側、『泥棒』が追われる側です。
③ チーム分けが終わると、『警察』チームは、30を数えて待ちます。その間に『泥棒』は隠れます。ただし、逃げられる範囲を決めておきましょう。夢中になり過ぎてグラウンドから飛び出してしまう子どももいるかもしれませんから。
④ 『警察』が『泥棒』をタッチしたら『牢屋』に連れていきます。
⑤ 『泥棒』全員を『牢屋』に連れていけたらゲーム終了ですが、『泥棒』は仲間を助けることが出来ますので、『牢屋』にとらわれている『泥棒』は仲間の『泥棒』にタッチしてもらったらまた逃げる事が出来ます。

足が速い遅いだけでなく、仲間と協力したり連係プレーを発揮出来るゲームですので、男女差や体力差があってもとても楽しめるゲームですね。

屋内(体育館など)でのレクレーション

時限爆弾ゲーム・・・基本的には『しりとり』です。風船を爆弾に見立てて遊ぶドキドキするゲームで子ども達は大盛り上がりです。

用意するものは、風船かボールです。室内で行う場合は、椅子を円の形に配置して内側に丸く座るとみんなの様子が見えて楽しいでしょう。

① 参加する子ども達全員円の形の椅子に座りましょう。最初に風船を持っている人からしりとりを始めます。しりとりを一つ言ったら、風船を隣の席の子どもに渡します。
② それと同時にみんなで『100』からカウントダウンしていきます。
③ カウントダウンしながらしりとりと風船を進めていきます。
④ 『ゼロ』になった時にみんなで『ドカーーン』と風船の爆発を告げます。
⑤ その時にボールを持っていた子どもが負けとなります。

5年生のレクレーション

高学年になりました。PTAで行うレクレーションの場合は、5年生や6年生のレクレーションは決まっている場合もあります。(地域の伝統工芸などをさせる学校もあります。)
体力的には、年々充実していきますので、ハードなスポーツも楽しめますね。

屋外でのレクレーション

障害物リレー(競争)・・・小学校のグラウンドで出来るのならば、障害物も体育倉庫にたくさん眠っていそうですね。そして子ども達も、体育の授業でハードルなどをしているのでばっちり復習にもなりそうですね。
親子対決が出来たら反抗期に入り始めた子ども達も喜ぶのではないでしょうか?ただし、あまりに格好悪い親の姿を見せてしまうと後で反感を買うかもしれませんが・・・

① 障害物になるものをまずは探しましょう。ハードルや跳び箱。マットを引いて前転や後転をする場面を作っても面白いですね。(障害物になるものがない場合は、膨らんでない風船を準備して障害物の場所に配置しておく。一つ膨らませないとその先に進めない・・・など盛り上がる工夫をしましょう)
② 白線で、リレーのコースを作りましょう。
③ 参加者を2チーム(場合によってはチーム数を増やしてください。)に分けましょう。
④ チームごとに走順を決めましょう。
⑤ 始めの人から、スタートです。
⑥ 最後の人がゴールした順に順位をつけていきます。

とても盛り上がると思いますが、障害物やリレーの準備、障害物走の最中の仕事(例えば倒れたハードルを元に戻す)など実行が大変なレクレーションではありますが、その分充実感にあふれるのではないでしょうか?

屋内(体育館など)でのレクレーション

ミニバレーボール・・・球技のルールも浸透しているだろうこの学年で、バレーボールはいかがでしょうか?

① 体育館であれば、コートなどしっかり準備が出来ますね。
② 参加する子ども達を2チームに分けます。
③ 6人ずつコートに入り、ソフトバレーボールなど柔らかめのボールで行いましょう。
④ (経験者など力の強い子にはあらかじめアタックを禁止するなど危なくないように行いましょう)
⑤ 人数がたくさんいれば2試合目もできますね。

もし、体育館など施設が充実していない場所でプレイする場合は、コートはビニールテープなどでしっかりインとアウトがわかるようにして、ボールはあえて風船にしても面白いですね。
風船にビニールテープを貼ると少し弾む軽めのボールの様になりますのでそれもお勧めです。

6年生のレクレーション

いよいよ小学校の最終学年ですね。来年度からは中学生。子どもの世界がこれまでよりもグンと広がり、親子でレクレーションをする機会もグンと減ってしまうちょっぴり寂しい時期になってきましたね。この機会に子ども達の成長をかみしめてぜひ楽しんでください。

屋外でのレクレーション

ナンバードッジ・・・ドッジボールをアレンジした高学年ならではのものはいかがでしょうか?アウトになる人数が多い可能性があるので外野から内野への復活ありのルールの方が長く遊べるのでおすすめです。

① まずは、人数に合わせたサイズのコートを地面に描きます。
② 参加する子ども達を2チームに分けます。子ども達に色違いのビブス(ナンバー入りのもの)各チームの番号の大きい二人を外野とします。
③ ドッジボールを始めます。
④ 相手チームの内野にいる子どもにボールを当てます。その時、ボールを投げた子どものビブスの数字がボールを当てられた子どものビブスの数字より小さい時、その差の人数分を一気にアウトにすることが出来ます。(例・自分が3番のビブスで、ボールを当てられた子どものビブスが6の場合、6―3=3で当てられた子どもと、後2人は、内野に残っている子どものうち小さい数字の子ども2人が外野に出ることになります。)
⑤ 数字が、自分=相手か、自分>相手の場合は、ボールを当てられた子どものみ外野に行く事とします。
⑥ 外野から内野の子どもにボールを当てた時は内野に入れるようにする。
⑦ 相手チームの子どもが内野からいなくなるか、既定の時間をあらかじめ決めておいてチームに残っている人数が多いほうを勝ちとします。

屋内(体育館など)でのレクレーション

ジェスチャーで伝言ゲーム・・・照れくさいお年頃に入った子ども達が、ジェスチャーをするのは可愛らしいもので、子ども達が、自分たちからジェスチャーをする事はなかなかないので時にはこんなゲームもいかがでしょうか?
下準備も何もいりません。

① 参加する子ども達は同じ人数のチームに分かれます。そして各チーム一人だけ前に出てもらいます。
② 司会者は各チームの一番目の子ども(前に出てきた子どもにだけ)お題を発表します。
③ その時、他の子ども達は後ろを向くか、顔を伏せてお題がわからないように待機してもらいます。
④ 一番目の子ども(お題を聞いた子ども)は二番目の子どもの肩をたたくなどしてこちらを向いてもらってジェスチャーでお題を伝えます。
⑤ 同じように3番目、4番目の子どもに伝言ゲームの要領でジェスチャーでお題を伝えていきます。(声を出すのはNGです。)
⑥ 最後の人に、ジェスチャーからお題を想像してもらい発表してもらいます。
⑦ 司会者が答えを判定します。10点を満点に、司会者の裁量で減点や加点をするなど採点を工夫してください。

チームごとに順位をつけたり、ささやかながら賞品を準備したら子ども達は喜びますね。

子ども達の楽しそうな笑顔のために

大きくなるにつれてどんどん広がっていく子ども達の世界。
少しずつ出来ることが増えて、反抗することも増えて・・・。
親の気持ち子知らずとはよく言ったものですね。

自立していく子ども達・・・一緒に遊べる期間を大切に過ごしましょう。
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