子供と一緒にキャンプするなら何が必要?持ち物チェックリスト
体力が付いて思いっきり外遊びを楽しめる小学生。
「そろそろキャンプデビューかな」とお考えなら、行き先や予定を決めて、早速荷物をまとめていきましょう!
キャンプ生活では、普段と違う自然との暮らしが待っています。楽しい思い出にするためにもしっかりと準備をしておきましょう。
子供が一緒のキャンプでは、通常の荷物に加えて、子供が必要なアイテムが必要になります。
ここでは、キャンプの必需品に加えて、あると便利なアイテムや、子供の年齢によって必要なアイテム、季節ごとに必要なアイテムをご紹介します。
現地に着いてから、あれがない!と慌てないためにも、チェックリストを参考にして、荷物を整えていきましょう。
Contents
家族でアウトドア体験!子連れキャンプの持ち物について
子供が小学生になると体験しておきたいのが、アウトドア体験です。
しかし、子供がいると荷物を準備するのがなかなか大変な作業です。小さな子が兄弟にいるともっと大変ですね。
さらに、キャンプ用品のなかには、季節ごとに必要なものとそうでないものに分かれるので、宿泊予定のスケジュールをシミュレーションしながら整理することが大切です。
行き当たりばったりでは、どうにもならないのがアウトドア。
天気予報をチェックして、雨が降りそうならカッパを用意しておくなど、先を読んで荷物を準備することが大切です。
子供が一緒でも忘れ物をして慌てる事の無いよう、ここでしっかりとチェックしておきましょう。
どの季節でも使う!共通して必要な持ち物チェックリスト
キャンプ生活に必要な持ち物を【衣・食・住】の3つと【その他】に分けてみていきましょう。
必ず持って行きたい持ち物【衣・食・住】
キャンプの必需品を【衣】=着るときに必要な物、【食】=食べるとき必要な物、【住】=過ごすときに必要な物に分けてご紹介します。
●衣類(着替え、防寒具、カッパ、帽子)
●寝具類(寝袋、タオルケット、寝間着)
着替えは宿泊日数+数枚余分に用意しておきましょう。
夏以外は朝晩の冷え込みが激しい所があるので、防寒具は持って行った方が賢明です。
天気がいつ変わっても良いように、カッパを用意しておくと安心です。傘は車の中に入れておくといざという時に使えます。
アウトドアでは、外で過ごすことが多く、慣れていない人は日差しの浴びすぎで具合が悪くなることもあるので、帽子は必ず持って行きましょう。
寝具類の寝袋は、季節に合わせて使いやすい物を用意してください。
夏なのに冬用の寝袋を持って行ってしまうと、暑くて仕方ありません。
寝間着がなくても眠れますが、快眠の度合いが違います。
使い慣れた寝間着を持って行くと、子供も安心して眠れることでしょう。
●調理セット(クーラーボックス、BBQセット、調理器具、食器、食材、調味料、ジップロック)
●洗剤セット(洗剤、スポンジ)
アウトドアで作って味わう料理は格別です。
楽しく美味しく野外料理を堪能するために、準備と確認をしっかりとしておきましょう。
BBQセットには以下の物を入れておきます。
- BBQグリル
- コンロ
- 鉄板・プレート・網
- 炭
- 着火剤
- 軍手
- トング
調理器具には包丁やまな板がありますが、キッチンバサミがあると便利です。
食器は使い捨てできるものを持って行くと、洗わずに済みます。何度もキャンプをする予定のある人は、使い捨てではない方が経済的です。
食材と合わせて持って行って欲しいのが調味料です。
焼いた肉や野菜に少し塩コショウをするだけで、味がついて一段と美味しく食べられます。
ジップロックは、余った食材を保管しておくのにも使えますし、汚れた衣服を入れておくのにも使えて便利です。
●テント
●テント設営用品(ペグ、ハンマー、グランドシート)
●テント内マット(レジャーシート、エアマットなど)
●テーブル
●椅子
●照明類(LEDランタン、ライト)
キャンプ場での住環境を整えるのはとても大切ですね。
テント設営のためのペグやハンマーは忘れがちなので、出発前にしっかりと確認しておきましょう。
グランドシートは、テントの下に収まるように敷くシートのことで、テントの底面が石や硬い物に当たって傷つくのを防いでくれます。
また、急な雨で地面が湿っても、テント内まで浸透することを防いでくれます。
テント内の足元の快適さを左右するので、敷いてあると安心です。
さらに、テント内にはレジャーシートやエアマットを敷いて、快適さを保ちます。
テーブルや椅子は食事をしたり、調理の準備をしたりするときに使います。
夜は真っ暗になるので、照明は準備しておきましょう。
室内に置いておくLEDランタンと、持ち運びできるライトを複数個用意しておくと安心です。
●貴重品(財布、保険証、母子手帳、)
●情報機器(デジカメ、携帯電話)
●救急セット(普段の薬、冷却シート、絆創膏、消毒液、ガーゼ、包帯、ピンセット、ハサミ)
●衛生用品(歯磨き粉、歯ぶらし、爪切り、綿棒、ひげそり、ナプキン、ティッシュ、ウエットティッシュ)
●お風呂用品(シャンプー、リンス、ボディソープ、)
●美容ケアセット(日焼け止め、メイク用品、鏡、スキンケア用品)
●幼児セット(おむつ、おしりふき、ビニール袋、おむつ替えシート、スキンケアクリーム)
●外遊びセット(虫除け、おもちゃ類)
●バスタオル
【その他】のアイテムは、必要のある物を選んで荷物に詰めていきましょう。
何でもかんでも持って行くと荷物ばかりが多くなってしまい、時間が取られてしまうので必要最低限のものを持って行きましょう。
例えば、近くにアメニティ付の温泉施設があって、そこを利用するなら「お風呂用品」は不要ですね。
このように、キャンプの予定に合わせて、使う荷物を厳選して下さい。
あると便利!使える持ち物チェックリスト
無くてもキャンプができますが、あると便利なものをご紹介します。
- タープ
- ガーラント
- 焚き火台
- 蛍光ブレスレット
- 携帯ハンガー
- S字フック、くねくねフック
- 充電器
タープは日差しや雨から守ってくれる布のことで、屋外で作業するときに便利です。
ガーラントは、誕生日やイベントで飾りとして使うものですが、テントを設置したときに紐部分にガーラントをつけておくと、引っかかり防止になりますし、子供がテントを見つけやすくなります。
焚き火台は、調理の時や暖をとる時に使います。
直に焚き火をすると、芝生や地面を傷めてしまうため、「直火禁止」のキャンプ場は多いです。
焚き火台があれば、後片付けが楽なので、火をおこしたいときは用意しておきましょう。
蛍光ブレスレットは夜に綺麗に光るので、子供が喜びます。
携帯ハンガーやS字フック、くねくねフックは、洗った衣類を干しておいたり、物を引っかけておいたりするときに便利です。
充電器は宿泊日数が多いときに、あると便利です。
子供の年齢によって、あると便利!必需品に加えていこう
子供が一緒だと、その子の年齢や時期によって、必要なものが変わります。
子供の様子に応じて、以下のアイテムをプラスしていきましょう。
- 子供用携帯便座
- おねしょマット
- 授乳グッズ(ほ乳瓶、ミルク)
- 授乳ケープ
- 離乳食
- マグ
- おやつ
- 食事エプロン
- 抱っこひも
- よだれかけ
- おしゃぶり
子供の荷物を準備するときは、一人一人別々のリュックに入れるなど、荷物を別にしておくのがお勧めです。
探し物をするときに、すぐに探せて慌てません。
季節ごとに必要な物は何がある?春~秋に持って行きたい物
キャンプに必要な物を一通り揃えたら、季節に合わせて以下の荷物を加えていきましょう。
●春に必要な物
●夏に必要な物
●秋に必要な物
それぞれの季節に合わせて、どんなものが必要かみていきましょう。
春に必要な物
春に必要な物は以下の2点です。
- 毛布
- 羽織り物
春はまだまだ朝の冷え込みが激しいことがあるので、温かく過ごせるアイテムが必須です。
せっかくのキャンプで冷えて、子供が風邪を引いてしまったら辛いですね。
毛布は少々かさばりますが、春~初夏にかけては持っておくと安心です。
夏に必要な物
夏に必要なものは以下の7点です。
- 携帯扇風機
- うちわ・扇子
- 日よけハット
- 水着
- 水遊びできる靴(マリンシューズ)
- ライフジャケット
- 虫除け関連アイテム(ベープ、かゆみ止め)
夏は暑さ対策になる物が必須です。必ず入れておきましょう。
携帯扇風機は、子供が手に持って使える小型の扇風機です。うちわでも十分ですが、寝苦しいときに立てかけて使うとそよそよと心地よい風がきて眠りやすくなります。
日よけハットや水着、水遊びできる靴は、外遊びや水遊びには欠かせません。
夏は思いっきり水遊びが楽しめるので、荷物に入れておきましょう。
ライフジャケットは川や湖の近くなど、水辺が近い所でキャンプするときは持っておきましょう。
万が一のときのために、子供用のライフジャケットも用意しておくと安心です。
夏のキャンプ場には虫が多いので、虫除けアイテムを持っておきましょう。
秋に必要な物
秋に必要な物は以下の3点です。
- フリース素材の長袖
- 厚手の靴下
- 長靴
冬が近づき、朝晩の冷え込みが激しくなってくるので、温かく過ごせる衣服を一枚持っておきましょう。
フリース素材の長袖が一枚あれば、肌寒いときにサッと着られて便利です。
寒い空気は床下から来るので、厚手の靴下も人数分用意して、冷えに対処してください。
長靴は、朝露に濡れた芝生の上で早朝に作業するときに便利です。スニーカーだと雨が降っていなくてもビシャビシャになってしまうので、気をつけてください。
もっと身軽に!荷物を最小限に抑えたいときの2つの方法
ここまで、たくさんのキャンプの持ち物をご紹介しました。
子供が一緒だと、その分の荷物が増えるので、なるべく使わない荷物は削っていきましょう。
荷物を削るときは、キャンプ中の生活をシミュレーションしてみて、アイテムごとに要不要を判断していくとうまくいきます。
頭の中でイメージしにくければ、メモ帳などにキャンプの予定を書き込みながら、その日に使うアイテムを書き出していきます。
その中で、使わないアイテムがあれば、持って行かなくても大丈夫です。
他にも、宿泊場所のレンタル用品を借りたり、デイキャンプにしたりすると、荷物が少なくて済みます。
荷物を減らす方法1 レンタルを活用する
宿泊場所によっては、レンタル料金を支払って、必要な期間、必要な物をレンタルすることができます。
レンタル用品は、それぞれの宿泊場所によってどんなものがレンタルできるのかが変わります。
予約が必要な場合が多いので、事前にチェックしておきましょう。
テント一式借りられるところもあれば、BBQセットを一式借りられる所もあります。
なかには、テントの設置までしてくれる所もあるので、キャンプスタイルに合わせて活用してみると良いでしょう。
テントの道具や、料理用具の荷物が少なくなれば、子供が一緒でも身軽にキャンプが楽しめます。
荷物を減らす方法2 デイキャンプをする
デイキャンプとは、日帰りするキャンプのことを言います。
宿泊をしないので、泊まるための荷物がいりません。
寝袋やテントなど、大型でかさばるものが必要ないので、とても手軽にアウトドア体験ができます。
普通の宿泊キャンプと同じように、自然の中で料理を楽しんだり、水辺や芝生の上で遊んだりして楽しめます。
持ち物チェックリストで最終確認!楽しいアウトドア体験を
ここまで、キャンプ中の持ち物についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
アウトドアの必需品が結構多いことに驚いたかもしれません。
しかし、本当に必要な物が何なのか判断していけば、荷物は減らせます。
今回ご紹介した持ち物のチェックリストを確認し、必要な荷物をまとめる時に役立ててください。
【衣】
□衣類
□着替え
□防寒具
□カッパ
□帽子
□寝具類
□寝袋
□タオルケット
□寝間着
【食】
□調理セット
□クーラーボックス
□調理器具
□食器
□食材
□調味料
□ジップロック
□BBQセット
□BBQグリル
□コンロ
□鉄板・プレート・網
□炭
□着火剤
□軍手
□トング
□洗剤セット
□洗剤□
スポンジ
【住】
□テント
□テント設営用品
□ペグ
□ハンマー
□グランドシート
□テント内マット
□レジャーシート
□エアマットなど
□テーブル
□椅子
□照明類
□LEDランタン
□ライト
【その他】
□貴重品
□財布
□保険証
□母子手帳
□情報機器
□デジカメ
□携帯電話
□救急セット
□普段の薬
□冷却シート
□絆創膏
□消毒液
□ガーゼ
□包帯
□ピンセット
□ハサミ
□衛生用品
□歯磨き粉
□歯ぶらし
□爪切り
□綿棒
□ひげそり
□ナプキン
□ティッシュ
□ウエットティッシュ)
□お風呂用品
□シャンプー
□リンス
□ボディソープ
□美容ケアセット
□日焼け止め
□メイク用品
□鏡
□スキンケア用品
□幼児セット
□おむつ
□おしりふき
□ビニール袋
□おむつ替えシート
□スキンケアクリーム
□外遊びセット
□虫除け
□おもちゃ類
□バスタオル
【あると便利な持ち物チェックリスト】
□タープ
□ガーラント
□焚き火台
□蛍光ブレスレット
□携帯ハンガー
□S字フック、くねくねフック
□充電器
【子供の年齢に合わせて持ちたい持ち物チェックリスト】
□子供用携帯便座
□おねしょマット
□授乳グッズ
□ほ乳瓶
□ミルク
□離乳食
□マグ
□おやつ
□食事エプロン
□抱っこひも
□よだれかけ
□おしゃぶり
【季節ごとに必要な持ち物】
【春】
□毛布
□羽織り物
【夏】
□携帯扇風機
□うちわ・扇子
□日よけハット
□水着
□水遊びできる靴(マリンシューズ)
□ライフジャケット
□虫除け関連アイテム(ベープ、かゆみ止め)
【秋】
□フリース素材の長袖
□厚手の靴下
□長靴
子供と楽しむキャンプでは、持ち物の最終確認も大切です。
心配していると、あれもこれもとドンドン荷物が増えてしまうので、決めた物以外はむやみに詰め込まないようにしましょう。
忘れ物なしで、家族と思い出に残るキャンプ体験をしてくださいね。