子連れキャンプはいつから?ベストな時期とおすすめの宿泊方法
「子供とキャンプしたいなあ」
子供をキャンプに連れて行くと、日常とは違った体験が親子で楽しめます。
のびのびと自然体験ができるキャンプは、親子の思い出作りに打って付けのイベントですね。
キャンプ場では年齢制限の決まりが無い限り、0才からキャンプ体験が可能です。
しかし、一体何才になったら子供自身が楽しくキャンプ生活を送れるのか、よくわかりませんね。
普段と違う環境で過ごすため、興奮して、いつもは出ない夜泣きや寝付きの悪さがあらわれる子もいます。
ここでは、子連れキャンプにお勧めの年齢と、子どもと一緒にアウトドアを楽しむための宿泊方法、お勧めのキャンプ場についてご紹介します。
Contents
親子で行きたいキャンプ体験!子供はどのくらいの年齢から?
キャンプしたいけれど、子供が小さいから…と、あきらめていませんか?
上の子は小学生で、下の子がまだ赤ちゃんという場合もそうですが、赤ちゃんが一緒の家庭だとアウトドアに繰り出す勇気がなかなか出ません。
しかし、家と同じような環境で宿泊できるコテージや、流行のグランピングなど、子供連れだからこそ利用したい宿泊方法もあります。
グランピングは、大変なテント設営があらかじめされていて、ベッドや椅子が用意されているなど、手間をかけずに豪華なキャンプが楽しめます。
料金はかかりますが、小さな子供がいながらテント設営は大変という人にはお勧めの宿泊方法です。
こうした宿泊方法をとれば、室内環境は家とほぼ変わらないので、夜泣きが大変な0才児でも、ママにベッタリな1才児でも、キャンプ体験をすることができます。
子供自身に、色々な体験をさせてあげたいとお考えなら、理解力が上がり身の回りのことができるようになる小学生ごろがお勧めです。
火起こしやテント設営など、オーソドックスなキャンプ生活で欠かせない体験を目で見ながら、手伝いながら学んでいくことができます。
幼児も目で見て覚えることはできますが、まだまだ自分で危険を避けるのは難しいので、誤って熱い物を触ってしまったり、イタズラしたりして、大人も落ち着きません。
子供が小さいほど、自然の中で楽しむ能力に長けています。
そのため、思い立った今がキャンプデビューのチャンスです。
家族で思い出づくりをするなら、今からでもキャンプ計画を練ってみましょう。
子連れキャンプでお勧めの場所 初心者や幼児連れでも安心
小学生の子供がいる場合と、乳幼児がいる場合とでキャンプにお勧めの場所をご紹介します。
小学生の子供がいる場合
小学生の子供がいる場合は、子供が体を使って遊べる遊具や施設があるキャンプ場がお勧めです。
こちらの記事には、小学生の子供にお勧めのキャンプ場について、ご紹介しています。
ぜひ、夏休みに足を伸ばしてみて下さい。→夏休みはどこで過ごす?小学生と行くお勧めのキャンプ場14選
乳幼児がいる場合
乳幼児がいる場合は、温度調節や夜泣き、トイレトレーニングなど、キャンプ中でも身の回りのお世話で手一杯になってしまうことがあります。
また、テント生活に慣れていない子は、なかなか寝付くのに時間がかかってしまい、寝かしつけのパパやママが疲れてしまうこともあります。
初めて乳幼児を連れてキャンプする場合や、テント慣れしていない子を連れて行く場合は、コテージを予約して宿泊することをお勧めします。
また、キャンプ場によっては、手ぶらでBBQを楽しめる所や、手ぶらでキャンプを楽しめる所もあります。
荷物を少しでも減らしたいときは、食事だけでも予約をしていくと、お手軽です。
以下のキャンプ場は、コテージがあり乳幼児連れにお勧めです。
- 飛雪の滝キャンプ場[三重県]
- 国営備北丘陵公園 備北オートビレッジ[広島県]
それぞれ、詳しくみていきましょう。
【飛雪の滝キャンプ場】
三重県にある自然の景色を満喫できるキャンプ場です。
高さ30mから流れる滝「飛雪の滝」に圧倒されることでしょう。夏には水遊びができ、ガイドさんによる滝遊びやカヌー体験もできます。
コテージは、平成30年4月に新築したばかりでとても綺麗です。電化製品や寝具などの備品が揃っていて、テラスにBBQを楽しめるスペースがあります。
BBQセットの予約をすれば、手ぶらでBBQが楽しめるセットがあります。
●利用料…大人(中学生以上)1泊1,000円、シニア(65才以上)1泊500円、子供(3才~小学生)500円
●施設基本料…7~8月13,000円、4~6月、9~11月10,000円、12~3月7,000円
《チェックイン/アウト》
●チェックイン…14~17時
●チェックアウト…8~11時
【国営備北丘陵公園 備北オートビレッジ】
豊富な遊具が揃った国営の公園の中にあり、JAC(日本オートキャンプ協会)認定の5つ星キャンプ場です。
エリア内には、オートキャンプサイトや水洗トイレや浴室などの設備が整ったコテージがあります。
子供が遊ぶ大型遊具やアスレチックのある公園へは車移動になりますが、一日中遊んでも足りないくらいの楽しさです。
体験やイベントも充実しているので、宿泊前にチェックしてみましょう。
公園内には、食事処やバーベキューハウス(要予約)があり、乳幼児連れでも気軽に食事が楽しめます。
●利用料…4人用コテージ1泊15,430円、6人用コテージ1泊18,510円
※施設維持費、レンタル料別
《チェックイン/アウト》
●チェックイン…14~18時
●チェックアウト…8~12時(一般カーサイト、キャンピングカーサイト、フリーサイト)、8~11時(コテージ、トレーラーハウス)
初めてのキャンプはコテージ、次はテント泊など、段階を踏んでアウトドアと親しんでいけば、初心者で乳幼児が一緒でも安心してキャンプが楽しめます。
荷物には何を入れたら良い?子どもと一緒のキャンプの持ち物
乳幼児や子供と一緒のキャンプでは、かさばる荷物が多くなります。
特に乳幼児は、月齢によって必要なものと必要でないものが変わります。オムツや衣服など、かさばる荷物が多くなる分、アウトドアグッズを最小限に抑えたいものです。
こちらの記事では、子どもと一緒のキャンプに必要な持ち物を一覧にしてご紹介しています。ぜひ、併せてご覧ください。→子供と一緒にキャンプするなら何が必要?持ち物チェックリスト
思い立ったら今!子供を連れてアウトドアの旅に出かけよう
子供がいても、キャンプの内容によって適した年齢が変わることがわかりました。
- 子供への体験を優先させたい…小学生以上
- キャンプ生活を楽しみたい…0才児から
また、初心者でも、子供と一緒に気軽にキャンプができる方法がわかりました。
乳幼児が一緒だと、アウトドアならではの共同作業(テント設営や調理など)がスムーズに行かないことがよくあります。
ママが赤ちゃんを抱っこしていて、テント設営はパパひとりの役目になったり、赤ちゃんが泣き止まなくて食事の準備が出来なかったり…。
こうした起こり得る困りごとを、今回ご紹介した「コテージ泊」や「手ぶらキャンププラン」という方法を使って解消しましょう。
【乳幼児連れにお勧めのキャンプ】
- コテージでの宿泊
- 手ぶらで食事できるよう予約する
コテージなら、旅の移動で疲れていても、そのまま現地で休むことができ、時間に余裕を持って過ごせます。
また、手ぶらで食事ができると、調理に使う物は最低限で済むので大幅に荷物を減らせます。
乳幼児や子供が一緒のキャンプでは、すべて自分でやろうとせずに、余裕をもって楽しく過ごせるように工夫していきましょう。
キャンプで全部やらなくていいんだ…と思ったら、少し気が楽になったのではありませんか?
「子供が小さいから…」と迷っていた人も、ぜひ、アウトドアの楽しさを感じる旅に出てみて下さいね。