子供に格闘技の習い事をさせたい!色々な格闘技とそのメリット

お勉強も大事ですが、子供に格闘技の習い事をさせて強く逞しく育てたい!と考える親御さんも多い様です。最近、空手や柔道などの格闘技を、子供の習い事にしているご家庭が増えています。

でも、いざ自分の子供に格闘技の習い事をさせようと思っても、親御さん自身に経験が無ければ躊躇してしまうところです。子供の習い事としての格闘技にはどんな競技があるのかも、知りたいところでは無いでしょうか。

格闘技は色々な競技があり、それぞれにメリットがあります。これから、子供の格闘技について詳しくご紹介しますので、習い事として検討中であれば参考にしてみてください。子供の格闘技は、実際に大人顔負けの練習をする習い事です

子供に格闘技の習い事をさせるメリット

子供に格闘技の習い事をさせたいと考える親御さんは、その理由は様々あると思います。心身ともに強くなって欲しい、自分の事を守る術を身に付けて欲しいなど、子供でも格闘技を習い事にすると強くなる事ができるので期待も膨らみますよね。

実際に子供が格闘技の習い事を始めるとどんなメリットがあるのでしょう。子供の習い事で人気の格闘技や格闘技のメリットについてご紹介していきます。

子供の習い事で人気の格闘技

ネット社会になりAIの発達が目覚ましい現代ですが、自分の身を守る事は自分でしかできません。子供でも自分を守る強さを身に付けさせるなら、格闘技を習い事にするのが一番でしょう。

そこで、子供の習い事のスポーツの中から武器を持たずに相手と闘う「格闘技」には、どんな競技があるのかご紹介します。

  • 空手・テコンドー・拳法
  • 柔道・柔術・合気道
  • ボクシング・キックボクシング
  • レスリング

子供の習い事として人気の格闘技と言えば、以上の競技が挙げられます。格闘技の最高峰K-1はいきなり始めるお子さんは少なく、空手やキックボクシングで基礎を習得した後にK-1へ進む場合が多いので、ここでは省かせていただきました。

格闘技は世界中で人気のスポーツでもあるので、子供の頃から習い事として始めると将来は世界大会へ進出という事も十分考えられます。まずはお子さんとよく話し合って、どの格闘技を始めたいか検討する必要があるでしょう。

子供の格闘技を習い事にした場合のメリット

子供に格闘技の習い事をさせると、一番心配なのはケガについてでは無いでしょうか。確かに格闘技は自分の体だけを使って相手を攻撃したり防御しなければならないスポーツなので、サッカーや野球などの習い事に比べるとリスキーなスポーツであると言えます。

但し、格闘技はどの競技も安全性を重視してルールが決められている競技です。確かにケガをする危険性はありますが、それは結局どんなスポーツの習い事にも共通して言える事になるでしょう。

ケガの心配がある子供の格闘技ですが、メリットはとてもたくさんあります。スポーツの中でも特に格闘技は、子供と言えども体に痛みや苦痛を伴うトレーニングが行われますが、そのお陰で強い精神力や忍耐力を培う事ができるのです。集中力も必要ですし、一人で相手に向かっていく勇気や闘争心も必要となるので、精神力も鍛える事ができます。

自分だけの力で相手に勝った時、他のスポーツでは味わえないほどの自信が生まれるでしょう。

子供の習い事を格闘技にすると、学校の勉強にもメリットが反映されるようになります。文武両道という言葉があるように、勉強をする際の集中力や忍耐力にも繋がる事が大いに考えられるのです。

子供の格闘技で「空手」の習い事

オリンピック競技にも認定された空手は、今まで以上に子供の格闘技では人気の習い事になりました。小さな女の子がキレッキレの型を披露して、テレビに登場していたのを見た事がありますよね。

子供の格闘技で空手の習い事をするとしたら、子供にどんなメリットがあるでしょう。ここでは子供の格闘技の中から、空手の習い事について詳しくご紹介します。

子供の格闘技「空手」はどんなスポーツ?

子供の格闘技、空手には色々な流派がありますが、大きく二つに分ける事ができます。

  • フルコンタクト空手
  • 寸止め空手

フルコンタクト空手と寸止め空手の違いは、簡単に言えば組手の際に直接体に当てて攻撃するかしないかの違いです。子供の格闘技でフルコンタクト空手は、防具を付けた状態で顔面と金的以外の部分を攻撃する組手方法ですが、大人の空手は防具を付けない状態で試合に臨みます。

寸止め空手は、相手の体に直接当てずに名前の通り寸止めして試合を行います。また、寸止め空手はフルコンタクト空手よりも型を重視した稽古をするのも特徴です。

子供の格闘技「空手」を習い事にするメリット

子供の格闘技の中でも、空手を習い事にした時のメリットは親子で習う事ができるという点です。格闘技の中でも空手は、子供と親御さんが一緒に道場に通っているというのが珍しくない習い事です。

子供の習い事とは言え空手は大人と一緒に稽古をする道場も多く、大人と全く同じメニューで練習をしています。子供の習い事に空手を選び、お子さんの人見知りが激しいので親御さんも一緒に始められたり、稽古を見に行くようになって親御さん自身も空手に興味を持つケースなどもあります。

子供に格闘技を習わせたいと考える親御さんは、そもそも格闘技に興味のある親御さんが多く、空手の稽古に一緒に通うようになる事で子供との共通の話題も生まれます。子供の習い事、空手は大人も始めやすい格闘技なのです。

子供の格闘技で「柔道」の習い事

柔道は格闘技の中でも子供の習い事として人気があるので、近所の体育館などでも教えてくれるところが直ぐに見つかるはずです。柔道は空手の様に多くの流派がある訳では無いので何かの事情で道場が変わったとしても、今までの練習が無駄になってしまうという事がありません。

子供の格闘技の習い事に柔道を選んだ場合、どんなメリットがあるのかこれからご紹介していきます。

子供の格闘技で「柔道」はどんなスポーツ?

柔道という競技は一見難しそうに見えますが、運動が苦手であったり運動能力がそれほど高く無くても勝つことができるようになる格闘技です。決して力任せに相手に挑んでいくというスポーツでは無く、相手の力を利用していかに相手を崩していくかという戦略を立てる面白さがあります。

身長が低いと不利になってしまうスポーツがたくさんある中で、柔道は全く関係無く試合に臨める格闘技なのです。子供の柔道の習い事では、柔軟体操や筋トレなどを取り入れながら、打ち込み、寝技乱取り、立ち技乱取り稽古を中心に練習メニューが組まれています。

子供の格闘技で「柔道」を習い事にするメリット

中学生になったら体育の選択科目にもなっている柔道は、親御さん世代なら男子の必修科目だったので経験者も多いはずですね。ご存知の通り柔道は護身術を本格的に学べる格闘技なので、子供の習い事にと考える親御さんも多いのです。

では子供の習い事に格闘技の柔道を選んだ場合、メリットはどんなところでしょうか。

柔道は相手を傷つけずに相手の力を利用して地床に倒す競技です。体が小さくても、自分より相当大きな相手でも倒す事ができるのです。

警察学校では、犯人から身を護るための訓練として柔道を行っていますが、柔道の有段者(2段以上)には、警察官の採用試験に於いて加点されるので有利となるのです。

武器を持たない格闘技の中では、唯一柔道だけが加点の対象になっています。将来警察官になるならないは別にしても、子供の柔道では14歳以上から段を取得する事ができるので、小さい頃から始めるのであればまずは昇段試験目指してみてはいかがでしょうか。

子供の格闘技で「ボクシング」の習い事

子供の習い事とは言えボクシングは本格的な格闘技という感じがしますよね。ケガのリスクも他の格闘技と比べるとかなり高くなりそうで、親御さんとしてはちょっと不安と感じる人も多いのでは無いでしょうか。

子供の習い事で格闘技のボクシングはどんな練習をするのか、また、子供の頃からボクシングを始めている事でどんなメリットがあるのか詳しくご紹介していきます。

子供の格闘技で「ボクシング」はどんなスポーツ?

格闘技の習い事は、子供から大人まで一緒に稽古ができる競技が多いのですが、ボクシングに関しては子供だけのクラスを設けて指導しているジムが殆どです。ただし、練習メニューは大人とほぼ変わりません。

ボクシングは1ラウンド3分なので、3分間練習したら1分間休憩、その後また3分間練習して1分間休憩するの繰り返しでタイマーが時間ごとに鳴ります。ロープと呼ばれている縄跳びやシャドーボクシング、ミット打ち、サンドバック、スパーリングまで様々な練習メニューが行われていくのです。

子供のボクシングでは、グローブとヘッドギアの装着が義務付けられており、子供の安全を考えて作られたものを使います。そして、相手にダメージを与える格闘技なので子供のボクシングと言えどもパンチが顔面に当たる危険は避けられません。

但し、ボクシング自体は死亡に至るような事故が極めて少ないスポーツでもあります。危険な様に思えますが、実はボクシングよりも危険なスポーツの方がたくさんあるという事を覚えておいてくだいね。

子供の格闘技「ボクシング」を習い事にするメリット

子供に格闘技の中でもアクションの激しいボクシングを習い事にすると、暴力的になるのではと心配する親御さんも多い事でしょう。確かに、学校でお友達と喧嘩した時に、少しでも手を出したら「ボクシングを習っている」という事で大ごとになりそうですよね。

でも、子供が習い事としてボクシングという格闘技を始めると、叩かれたらどんな痛みを感じるのかというのを十分に理解します。ですから相手に同じ思いをさせようと暴力を振るうとするならば、それはボクシングのせいでは無くて子供の心に問題があると考えられます。

ボクシングの練習は、ストレス解消になるので子供のイライラも収まると言われています。ボクシングのせいで穏やかな性格になり、友達に優しく接する事ができるようになるかもしれません。

実際に、ボクサーはリングに上がれば相手にダメージを与えるために闘志をむき出しにして闘いますが、リングを降りたら温厚で優しい人が多いと言われています。格闘技の中でも攻撃が激しいボクシングの習い事は、子供の優しさを引き出すメリットがあると言えるでしょう。

子供の格闘技で「レスリング」の習い事

オリンピックで日本のお家芸とも言われているレスリングは、子供の習い事にもなっている格闘技です。空手や柔道のようにあまり多くはありませんが、子供用のレスリング教室を開講しているジムは全国にあります。

レスリングとはどのようなスポーツなのか、レスリングについてメリットも合わせて詳しくお教えしましょう。

子供の格闘技で「レスリング」はどんなスポーツ?

レスリングは、パンチやキックなどの打撃はしていけないルールなので子供の格闘技の習い事の中では女の子でも始めやすい習い事です。相手の両肩がマットに着けば勝ちとなり、そのための攻撃はタックルや投げ技を使います。

試合の際のカテゴリは学年別の体重別なので、学年の中で体が小さくても不利になる事がありません。子供のレスリングは全国大会も行われていて、将来のオリンピック出場を目指して頑張っている子供もたくさんいる習い事です。

子供の格闘技「レスリング」を習い事にするメリット

格闘技の大会では〇年生〇kg以下という風に体重別にはなっているものの、5㎏近く差があっても同じカテゴリで試合する事が珍しくありません。しかし、子供のレスリングの場合は格闘技の中でも階級が細かく分かれているので、体重が軽くて不利になる事が無いのです。

また、レスリングは格闘技の中で一番安全な競技であると言っても良いでしょう。他の格闘技と同様、全身を使って競技するスポーツなので体力的にも精神的にも心身ともに鍛えられる競技ですが、その中でも一番安全性が高いと言うメリットがあるのです。

前述した通り、レスリングはパンチや蹴りなどのダメージを与える事がルール上禁止されています。叩かれる、殴られるなどの格闘技には抵抗があるという子供には、レスリングはおすすめの習い事です。

子供に格闘技の習い事をさせたいと思ったら

子供に格闘技の習い事をさせると、集中力や忍耐力がつき学校の勉強にも良い影響が出て来る場合が多いでしょう。また、最近はストレスを抱えてしまう子供が大変増えているようですが、格闘技の習い事はストレス発散には持って来いです。

格闘技を教えている道場では、色々な年代の人との交流もあります。そこで覚える目上の人への礼儀なども、自然な流れで身についていきます。

ここでは子供の習い事として人気の格闘技をいくつかピックアップしてご紹介してきました。格闘技全般のメリットや、その競技ならではの子供にとってメリットになる事をご紹介しましたので、子供に格闘技の習い事をさせたいと考えているのであれば、是非参考にしていただけたらと思います。

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