多い?少ない?子供へのクリスマスプレゼント予算はどのくらい?

「これが欲しい!」

子供からハッキリとリクエストがあったクリスマスプレゼントは購入しやすいですね。

しかし、中にはかなり高額なものを欲しがる時やまだ与えたくないものを欲しがる時があります。

「高額」といっても、価格帯の認識は家庭によってさまざまなので、家計の負担にならないような額で用意するのが適切です。

では、小学生の子供を持つ他の家庭では、どのくらいの予算でクリスマスプレゼントを購入しているのでしょうか。

ここでは、小学生の子供を持つ親のアンケート調査を元に、プレゼントの予算を確認します。

また、高額なもの、もしくは与えたくないものを欲しがる子供への対応について、2つの方法をご紹介します。

親が子供に贈るクリスマスプレゼントの予算はどのくらい?

子供が心待ちにしているクリスマスプレゼント。

「良い子にはサンタさんから素敵なプレゼントがもらえる」ということで、欲しいプレゼントを事前にリクエストしている子もいます。

しかし、実際に用意するのはパパやママですね。

家計の負担にならないように予算を組むのが第一ですが、子供が欲しいものが予算より
オーバーしている場合もあります。

子供を持つ親はどのくらいの予算でサンタさんからのクリスマスプレゼントを考えているのでしょうか?

クリスマスプレゼントの相場はどのくらい?

おもちゃメーカーとして有名な株式会社バンダイでは、0~12歳の子供を持つ親800人を対象に、クリスマスプレゼントに関するアンケートをとっています。(2018年11月2日~4日実査)

そこで、クリスマスプレゼントの予算については、以下の結果が出ました。

  • ~999円…0.5%
  • 1,000~1,999円…2.6%
  • 2,000~2,999円…5.3%
  • 3,000~3,999円…17.0%
  • 4,000~4,999円…3.3%
  • 5,000~5,999円…36.8%
  • 6,000~6,999円…4.6%
  • 7,000~7,999円…2.5%
  • 8,000~8,999円…3.8%
  • 9,000~9,999円…0.3%
  • 10,000~14,999円…15.0%
  • 15,000~19,999円…1.1%
  • 20,000円以上…7.4%

最も多い価格帯は36.8%の「5,000~5,999円」で、次いで17.0%の「3,000~3,999円」という結果となりました。

普段よりも少し高価な物が用意できる「3千円くらい」や「5千円くらい」が、クリスマスプレゼントを用意しやすい価格帯といえます。

何が人気?小学生の子供がクリスマスに欲しいものはコレ!

同じく株式会社バンダイが行ったアンケート調査によると、子供が欲しがっているクリスマスプレゼントは、年齢別に以下のような結果が出ました。

【6~8歳の子がクリスマスに欲しいもの】
1位 ぬいぐるみ・人形・フィギュア/ゲームソフト…各12.5%
3位 ゲーム機…12.0%

【9~12歳の子ががクリスマスに欲しいもの】
1位 ゲームソフト…20.5%
2位 ゲーム機…11.0%
3位 スマートフォンなどの電子機器…6.0%

どの年齢でも、ゲーム関係が強い人気を持っていることが分かります。

このなかで、ゲーム機本体をクリスマスプレゼントにすると、かなりの出費で予算をオーバーしてしまうことがあります。

また、ゲームのやり過ぎがもたらす生活リズムの乱れやイライラを起こさないために、ゲーム関係のものを極力与えたくないという親もいます。

子供が欲しいものを与えてあげたいところですが、予算や家庭の事情から、どうしてもプレゼントできない場合は、どうしたらよいのでしょうか。

できれば、子供が納得してくれるように促し、他のプレゼントに替えて欲しいですね。

そんなときは、次の方法をとってみて下さい。

食い違う子供と親の希望!プレゼントを考え直してもらうには…

子供が欲しがるモノと親が与えたいモノは、必ずしも一緒ではありません。

子供は高額で豪華なおもちゃを欲しがっていても、親は設定している予算がある場合や、子供がゲームを欲しがっていても、親はまだ与えたくない場合があります。

このように、子供と親の希望が食い違ったときには、どちらかが折れなくてはいけません。

ちょっとくらいの予算オーバーなら、大目にみて親が折れることもできますが、あまりに高額すぎて親の手に負えない場合は、大目にみていられませんね。

「予算オーバー」と「与えたくないもの」のプレゼントを希望されたときの対応をそれぞれみてきましょう。

これは無理!親の許容範囲を超えるプレゼントをねだられたら…

プレゼントは「良い子にしていたご褒美にサンタさんがくれる」と考えて、値段の上限は考えずにねだる子がほとんどです。

予算内のプレゼントなら用意できますが、あまりにも高額なプレゼントや、親が与えたくないプレゼントをねだられたら、どうしたらよいのでしょう。

小学生になると、早い子では低学年で「サンタさんじゃなくてパパやママがプレゼントを用意している」と察知している子もいます。

サンタさんを信じている子と信じていない子とで、高額もしくは与えたくないプレゼントをねだられたときに、どんな対応をしたら良いのかみていきましょう。

【「サンタさんを信じている子」には、お手紙作戦】
サンタさんを信じている子には、「サンタさんからのお手紙」が有効です。

もし、子供が希望するプレゼントを考え直して欲しい場合は、サンタさんから子供宛に、こんな手紙を渡してあげましょう。

《予算オーバーで考え直して欲しい場合》
「○○ちゃんへ

今年のクリスマスは、●●(欲しいおもちゃ)が欲しいようだけれど、サンタの国では人気が高くて用意ができないかもしれない。
他に欲しいものがあったら、教えてくれないかな。サンタより」

サンタさんにも事情があって、プレゼントを用意できないと分かれば、子供は他のプレゼントを考え直してくれるはずです。

子供に与えたくないモノを欲しがっている場合も、お手紙作戦が使えます。

《与えたくないモノを希望されて考え直して欲しい場合》
「○○ちゃんへ

今年のクリスマスは、●●(欲しいおもちゃ)が欲しいようだけれど、パパやママはもう少し○○ちゃんが大きくなってからのプレゼントにしたいと考えているみたいだよ。

サンタさんは、○○ちゃんとパパとママが一緒に喜んでくれるものをプレゼントしたいから、他に欲しいものがあったら教えてくれないかな。サンタより」

このように、お手紙でサンタさんと連絡を取り合いながら、子供へのプレゼントを誘導していくと良いでしょう。

それでは、「サンタさんを信じていない子」にはどうやって考え直してもらうとよいのでしょう。

【「サンタさんを信じていない子」には率直に交渉】
サンタさんを信じていない子は、パパやママがプレゼントを準備していることを知っているので、直接話してみても良いでしょう。

例えば、予算オーバーでプレゼントを考え直して欲しい場合は、しっかりと予算を知らせた上で、考え直してもらいます。

《予算オーバーで考え直して欲しい場合》
「今年は5,000円くらいでプレゼントを用意しようと思っているよ。○○ちゃんが欲しがっていたおもちゃは8,000円で、お金が足りないんだ。次に欲しいものがあったら教えてね。」

一方、与えたくないモノを希望された場合は、考え直して欲しい理由も添えて子どもに伝えます。

《与えたくないモノを希望されて考え直して欲しい場合》
「○○ちゃんが、欲しがっているゲームは、○○ちゃんがもう少し我慢ができるようになったらプレゼントしたいと思っているよ。

おうちの決まり(早寝早起きや宿題、お手伝いなど)がきちんと出来るようになったら考えるから、それまでは他のプレゼントを考えてね。」

このように、子どもが納得しやすい方法で、準備するプレゼントを誘導するとあとで困ることがありません。

子どもが一番欲しいものをプレゼントしてあげたいですが、予算の関係や親の都合(与えたくない物)でねだられた場合は、これらの方法で乗り切りましょう。

プレゼントをもらったら「ありがとう」 感謝することを忘れずに

ここまで、クリスマスプレゼントの予算についてご紹介しました。

「3千円くらい」と「5千円くらい」の価格帯でプレゼントを用意する親が多くいて、平均予算は7,624円となっています。

「1年に1度だから豪華なものをプレゼントしたい」

「クリスマスと誕生日が近いから、控えめの予算で用意したい」

このように、家庭によってクリスマスプレゼントに充てる予算には違いがあります。

平均予算を知っておき、実際に贈るプレゼント予算の参考にして下さい。

そして、もし予算を大きく上回るようなら、以下の方法でうまく回避しましょう。

  • サンタさんからのお手紙
  • 直接交渉

プレゼントを考え直して欲しいときは、子どもが興味を持ちそうなプレゼント候補をいくつか提案してあげるとスムーズです。

笑顔いっぱいでクリスマスを迎えられるよう、納得して受け取れるプレゼントを用意してあげてください。

また、価格の違いはあっても、「プレゼントをもらったら感謝する」ことを子どもに伝えておきましょう。

モノが溢れている今では、人から何かもらうことに慣れてしまい、感謝の気持ちを表しにくくなっています。

「ありがとう」の一言をサンタさんにプレゼントしてあげましょう。

素敵なクリスマスを迎えられますように。

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