何して過ごす?子供会で盛り上がる楽しいクリスマスイベント
子供たちが楽しみにしているクリスマスイベントで、どんなことをしようか悩んではいませんか?
クリスマスならではの演出には、プレゼント交換やケーキ作りといった企画が挙げられます。
しかし、「お金がかかりそう」、「準備が大変そう…」と二の足を踏むこともあります。
これらの企画は、準備を進めていくと分かりますが、すべてを実行委員のパパやママがやらなくても、当日に子供たちが動いて完成する企画ばかりです。
「プレゼントの用意は各家庭に任せる」、「ケーキのデコレーションを子供に任せる」など、子供が動ける企画を加えて、負担のないようにイベントを楽しみましょう。
ここでは、クリスマス会が盛り上がる企画をご紹介します。
クリスマスの子供会はどんなことをする?楽しいイベント企画
子供たちが集まって行うクリスマス会では、子供が楽しめるイベントを考えると盛り上がります。
クリスマスにちなんだ工作をしたり、料理を持ち寄ったりして、楽しいクリスマス会になるように考えましょう。
クリスマス会で楽しめる企画には、以下のものがあります。
- 工作する
- 食事する
- ケーキを食べる
- ゲームをする
それぞれみていきましょう。
企画その1 工作する
小学生になると、自分一人でさまざまな物を作るようになります。
クリスマス会では、クリスマスらしさが出る工作を一緒に楽しみましょう。
低学年や幼児が一緒のクリスマス会では、簡単にできるものを用意します。
そして、高学年が多いクリスマス会では、少し難易度をあげるなど、参加者によって工作内容を考えると良いでしょう。
身近にある材料を使ってできる工作をご紹介します。
○材料
10㎝×10㎝の厚紙 2枚
毛糸
飾りになるもの(ビーズなど)
ハサミ
テープ
ボンドもしくはホットボンド
○作り方
1 10㎝×10㎝の厚紙を2枚とも直径9~10㎝になるように丸く切ります
2 厚紙の1枚は、中を丸く切りとります(直径5~6㎝を目安に)
3 2の厚紙に、2重にした毛糸を外側→内側の順に巻き付けていきます(このとき、巻き始めの毛糸の先をテープで固定しておくと巻きやすくなります)
4 半周以上巻いたら、厚紙の残りの部分にボンドをつけ、同じように巻いていきます
5 厚紙が見えないくらい巻いたら、余分な毛糸を切り、切った部分をボンドで付けます
6 もう一枚の厚紙は毛糸を巻いた厚紙に取り付けます(広めのUの字になるようにボンドをつけて貼ります)
7 飾りを毛糸の上にボンドでのせていきます
リースをイメージして、緑色の毛糸にリボンの飾りを用意するとクリスマスらしく仕上がります。
また、吊して飾りたい場合は、上部に毛糸を取り付ければ簡単に飾れます。
置き型にしたいときは、余った厚紙3㎝×6㎝を3㎝の正方形になるように折り、後ろを支えるように取り付けます。
完成したクリスマス・フォトフレームは、閉会まで会場に飾っておいても良いですし、持ち帰ってからも飾って楽しめます。
工作を企画するときは、必ず参加人数を確認して、道具の用意をしておきましょう。
企画その2 食事する
お昼をまたいでクリスマス会を行うときは、お弁当か料理の持ち寄りかの選択があります。
料理を各家庭で持ち寄ると、とても豪華になります。
持ち寄りの料理が他の人と重ならないように、「メイン」「サイド」「スープ」「デザート」など、担当ジャンルをあらかじめ分けておくと良いでしょう。
ただし、食物アレルギーを持つ子供が多く参加する場合は、お弁当持参にするか、原材料表示を必ずするようにしましょう。
企画その3 ケーキを食べる
クリスマスといえば、クリスマスケーキを連想する子は多いですね。
そのため、クリスマス会では、ケーキを用意しておくと盛り上がります。
しかし、人数分のケーキを用意するとなると予算オーバーになってしまうこともあります。
そんなときは、料理の得意なママさんたちで手作りするのがお勧めです。
例えば、シフォンケーキやホットケーキを作り、当日に切り分けて子供たちでデコレーションをします。
会場やテーブルが狭い場合は、透明のカップに入れてパフェ風にすると、幅をとりません。
生クリームやフルーツ、アラザンやチョコスプレーを用意しておくと、子供たちで自分だけのデコレーションを楽しめます。
ここでも、人数の確認が大切です。人数分の皿もしくはカップ、フォークやスプーンの用意をしておきましょう。
会場で切り分ける場合は、ナイフの準備も忘れないようにして下さい。
子供たちは汚しやすいので、ウエットティッシュやゴミ袋も持って行くと便利です。
企画その4 ゲームをする
たくさん子供が集まったのなら、集団で遊べるゲームを企画して楽しみましょう。
集団ゲームでお馴染みの「フルーツバスケット」は、クリスマスバージョンに変えて遊ぶことができます。
○準備するもの…椅子、「クリスマスにちなんだイラスト」3種類ほど(人数分)
○遊び方
1 「クリスマスにちなんだイラスト」の中から、子供がすきなものを選んで、お腹にテープなどで貼っておきます
2 人数より1人分椅子を減らします
3 鬼を1人決めて、内向きに並んだ椅子の円の中心に立ちます
4 鬼以外の子は椅子に座ります
5 鬼は「クリスマスにちなんだイラスト」のどれか1つの名前を言います
6 自分のお腹に貼っているイラストの名前が言われたら席を移動します
7 椅子に座れなかった子は鬼になります
8 鬼が「メリークリスマス!」と言った場合は、全員移動します
椅子がない場合は、座布団や紙で代用しても良いでしょう。
座布団や紙は、椅子より簡単に動いてしまうので、座る場所めがけて必死になる面白い場面に遭遇することもあります。
会場が広い場合は、チーム対抗でリレーをしても盛り上がります。
サンタチームとトナカイチームに分けて、クリスマスらしさを出すと楽しめます。
こちらの記事では、ほかにも盛り上がるゲームをご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。→クリスマスパーティーで盛り上がる!子供向けゲーム11選
お待ちかね!何がもらえるかワクワクのプレゼント企画!
クリスマスで子供たちが楽しみにしているのが、「プレゼントをもらうこと」です。
パパやママからもらえるプレゼントはもちろん、クリスマス会でもプレゼントを用意しておくと盛り上がります。
とはいえ、子供のクリスマス会で贈るプレゼントは、あまり予算や時間を掛けすぎても準備が大変です。
予算を決めて用意する場合は、それに合わせてお菓子やおもちゃなどを詰め合わせるといった準備が必要です。
予算なしで、ママたちが集まって手作りする場合は、家にある不要品などを持ち寄って、手作りするといった準備が必要です。
どちらにしても、プレゼントを用意するために時間と準備がかかるので、クリスマス会の実行委員たちで集まって相談して進めていきましょう。
子供たちにプレゼントを贈るには、主に3つのやり方があります。
- サンタさんが全員に配る
- 輪になって隣の人にプレゼントを回していく
- ゲームの景品にして渡す
王道は「サンタさんが全員に配る」ことですが、サンタ役がなかなか見つからない場合もありますね。
そんなときは、子供たちが自分で持ってきたプレゼントを輪になって回していくと簡単です。
「ジングルベル」などの、口ずさみやすいクリスマスソングを流しながら、プレゼントを回していくとクリスマスの雰囲気が出ます。
みんなが持ってきたプレゼントが見えるので、「あのプレゼントほしいなあ」などと考えながら、楽しみが膨らみます。
ゲームの景品として渡す場合は、全員にプレゼントが行き渡るようなゲームを考えましょう。
「ビンゴ」や「輪投げ」、「ボーリング」などがお勧めです。
「ビンゴ」はあがった人から順に好きなプレゼントを選び、「輪投げ」や「ボーリング」は得点が高かった人から順にプレゼントを選んでいきます。
どのゲームも手作りできるので、それほど予算はかかりません。
「ビンゴ」なら、3×3マスのマス目が書かれた紙とペンを用意しておけば、子供たち自身で自分だけのビンゴカードを作って楽しむことができます。
○準備するもの…3×3マスのマス目が書かれた紙、ペン、お題20個ほど
○遊び方
1 全員にマス目が書かれた紙とペンを配ります
2 クリスマスにちなんだお題20個(サンタ、トナカイ、ベル、ステッキなど)を掲げて、この中から、好きなものを9つ選んでマス目に書いてもらいます
3 書き終わったら、司会者がお題の中から1つずつ発表していきます
4 マスの中にお題がある子は、マルで印を付けていきます
5 タテ・ヨコ・ナナメのどれかの列があとひとつで揃いそうなら「リーチ」と言います
6 列が揃ったら「ビンゴ」と言います
「輪投げ」や「ボーリング」は、いらなくなったペットボトルにサンタやトナカイのイラストを貼って並べると、簡単に遊びに使えます。
倒れやすい場合は、適度に水を入れると良いでしょう。
このように、プレゼントを渡すには、いくつか方法があります。
子供たちが喜びそうな方法を考えてみて下さい。
プレゼント交換について、もっとよく知りたい場合は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。→子供同士のプレゼント交換はどうやるどうする?楽しいクリスマス会
みんなが盛り上がるクリスマス会で心に残る思い出を作ろう!
子供たちが集まるクリスマス会では、どんなことをしたらよいのか、イメージはつきましたか?
今回ご紹介した企画をおさらいしてみましょう。
- 工作する
- 食事する
- ケーキを食べる
- ゲームをする
- プレゼントを贈る
このなかで、すべてをイベントに盛り込む必要はありません。時間と予算、準備の手間などを考えて、できそうなイベントを選びましょう。
イベント内容が決まったら、みんなの笑顔が溢れるイベントになるよう、準備を万全にしておきましょう。
準備の時間がとれない場合は、当日に子供が動けるところがあれば手伝ってもらうのも一つの方法です。
年に一度のクリスマス会では、今年は一緒に祝えた子が、来年は転校して一緒に祝えないこともあります。
子供の成長とともに、イベントの内容や遊び方が変わって、貴重な思い出の一つになります。
いま、一緒にいる友達とたくさん楽しめるよう、クリスマス会を盛り上げていってください。