小学校の入学式は何時から始まるの?式の流れと時間割の例
暖かな春の日差しを浴び、新入学を迎える皆さん、おめでとうございます。
入学準備を終えて、当日の晴れ舞台を待つばかりですね。
当日の予定に関して、学校から「入学式の案内」が通知されている場合は、具体的な式のタイムスケジュールを知ることができますが、詳しく記載されていないこともあります。
そんなときは、入学予定の学校に直接問い合わせれば、しっかりと教えてもらえます。
しかし、問い合わせるほどでもない…、というときもあります。
そんなときは、入学式で一般的な「当日の流れ」を知り、だいたいの時間を把握しておきましょう。
ここでは、入学式が始まる時間帯の傾向や、開始時間の傾向、入学式当日の流れについてご紹介します。
Contents
小学校の入学式の時間を知りたい!式が始まる時間帯はいつ?
子どもの成長を感じられる入学式では、たくさんの保護者が参列します。
入学式の日程は、当日に持って行く「入学(就学)通知書」に記載されています。
入学(就学)通知書は、新入学生の保護者に向けて送る「児童名」や「入学予定校」が記載された通知書です。
もし、紛失してしまった場合は、教育委員会で再交付の手続きをします。再交付には、住所がわかる身分証明書(運転免許証や健康保険証など)が必要です。
郵送で再交付してもらう場合は、時間がかかるため紛失に気がついたら早めに手続きをしましょう。
小学校の入学式は、平日の午前中に行われる学校が多いため、日程によって仕事をしている保護者は仕事を休んで行くことになり、休暇申請を前もってとっておく準備が必要です。
また、兄弟揃って入学式の日程が一緒だと、時間ごとに見に行く、もしくはパパとママが手分けして見に行くなど、工夫が必要です。
入学式を無事に迎えるために、式の時間をしっかりと確認し、当日の流れをシミュレーションしておきましょう。
当日の持ち物を事前に確認しておくことも大切です。こちらの記事で、入学式の持ち物についてご紹介しています。→入学式には何が必要なの?子供と保護者の持ち物チェックリスト
開始時間について、具体的にみていきましょう。
入学式の開始時間はどのくらい?通知やサイトをチェック!
入学式の開始時間は、平日の午前中に行われることがほとんどです。
ただし、先ほど述べたとおり、兄弟で新入学を迎える家庭のために、地域で入学式の時間をずらしているところもあります。
そのため、まれに午後から行われる小学校もあります。
子どもが通う学校の入学式は、受付が10時10分~10時40分、入学式開始が11時となっており、若干遅めの開催でした。
入学式の開始時間を知るには、学校からの案内通知を見るか、入学予定校のホームページで確認します。
もし、案内通知を紛失してしまった、入学予定校にはホームページがない、という場合は、直接学校に問い合わせてみて下さい。
開始時刻といっしょに、当日の流れや終了時刻についても聞いておくと安心です。
式の中身を知っておこう!当日の流れとタイムスケジュール例
小中学校の入学式は、地域によって開始時刻に幅がありますが、式の流れはだいたい同じです。
以下の1~9を確認しておきましょう。
1 登校
2 受付
3 保護者入場
4 新入生入場
5 開式
6 閉式
7 記念撮影
8 学級活動
9 下校
これらの流れを一通り終えるまでに、1~2時間前後かかることが多く、仕事に戻らなくては行けない保護者や、別の入学式と平行している保護者にとっては忙しくなります。
具体的にどんなことをして過ごすのか、それぞれの項目ごとに、内容を詳しく見ていきましょう。
1 登校
受付時間に間に合うように、親子で登校します。
記念撮影をしたい場合は、早めの時間に登校し、写真を撮っておくとよいでしょう。
閉式後でも写真撮影はできますが、混み合っていたり、入学式の看板が片付けられていたりして、落ち着かないこともあります。
なによりも、入学式後は主役の子どもが疲れていて、笑顔が撮れないことがあります。
途中から兄弟の入学式に参列する場合などは、ここで早めに記念撮影をしておくことをおすすめします。
2 受付
入学(就学)通知書などの書類を提示し、受付をします。人数の多い学校では保護者の入場まで時間がかかることがあります。
下の子がいる場合は、入場までにトイレを済ませておきましょう。
3 保護者入場
会場に設置された保護者用の席に座り、子ども達が入場するのを待ちます。
4 新入生入場
新入生たちは、在校生のお姉さんお兄さん(もしくは先生方)にお祝いのコサージュを付けてもらったり、トイレに連れて行ってもらったりして、準備ができたら入場します。
5 開式
校長先生、PTA会長、来賓の方々の挨拶やお祝いの言葉、電報紹介、担任発表、校歌斉唱が行われます。
新入学生ひとりひとりの名前が呼ばれることがあり、人数が多いと時間がかかります。
6 閉式
新入生が退場し、保護者に向けてPTA活動についての説明が行われることがあります。
7 記念撮影
クラスや学年に分かれて、新入生と保護者、校長先生と担任の先生とともに集合写真を撮ります。
人数が多いと、簡易的な階段(ひな壇)にあがり、3~5列になって撮影することもあります。
全体の雰囲気をみて、写真業者さんが人の入れ替えや移動をするように、言ってくれますが、これに結構時間がかかります。
前方には校長先生や担任の先生、階段でふらついてしまう人に座ってもらい、1段目の端は小さい子供連れの人に譲りましょう。
撮影中に子どもが騒いだり暴れたりしても、端っこならお互い気を使いません。
そして、後ろは背の高い人がくるようにすれば、撮影時の調整時間を短縮することができます。
8 学級活動
一年生で使う教科書やお道具箱などの学習用具が配布されます。新しく担任となった先生のお話を聞きます。
9 下校
学級活動の終わったクラスから、随時解散となります。
門前で記念写真を撮っていない人が行列になることもあります。
こうした流れで入学式が進みます。実際に行われた入学式のタイムスケジュールを例にみてみましょう。
遅め開始の公立小学校の場合 タイムスケジュール例
子どもが通う公立小学校の入学式のスケジュールは、開始時刻が遅めで、すべて終わる頃には13時近くになっていました。
タイムスケジュールは以下の流れで進みました。
10時10分~ | 受付 |
---|---|
10時50分~ | 保護者入場 |
11時~ | 新入生入場、開式 |
11時40分 | 閉式 |
11時50分~ | 集合写真撮影 |
12時~ | 学級活動 |
12時30分 | 下校 |
実際には、閉式の時間をオーバーしており、集合写真撮影に時間がかかったため、下校時間が遅くなりました。
仕事を中抜けして来られるパパやママは、予定時間が遅くなることも考慮しておくと良いでしょう。
入学式当日の流れを知っておき、スムーズに進行する工夫を
小学校の入学式の時間についてお伝えしてきました。
学校によって、開始時刻は変わりますが、以下の傾向がみられます。
- 平日の午前中に行われる学校が多い
- 同じ地域の小中学校が同日程で行われる場合、どちらかが午後に行うことがある
また、入学式当日の流れはだいたい決まっており、1~2時間ほどかかるのが一般的です。
人数が少なければ短時間で進み、人数が多ければ長くかかることがあります。
開始時刻しか分からない場合は、以下の《入学式当日の流れ》の時間配分を参考にしてください。
《入学式当日の流れ》
1 登校
2 受付 (30分間)
3 保護者入場 (5分間)
4 新入生入場 (5分間)
5 開式 (40分間)
6 閉式 (5分間)
7 記念撮影 (10分間)
8 学級活動 (25分間)
10 下校
受付から2時間ほどで行う入学式当日の時間配分の例です。
入学予定の児童数や、地域の特色で式次第が異なることもあります。
子どもが入学する予定の学校では、どのようなタイムスケジュールになっているのか、しっかりと押さえておきましょう。
確実に当日の式の時間を知るには、学校に直接問い合わせて聞いてみるのが一番です。
特に、仕事をしているパパやママが仕事を中断して参列する場合、時間が気になりますね。
また、予定の時間通りに式が進んでほしいものです。
受付時間を守る、写真撮影で最適な位置を確保するなど、ちょっとした心がけで式典がスムーズに進みます。
入学式の準備を万端にして、当日は時間に追われず子どもの晴れ舞台を祝ってあげましょう。
素敵な入学式となりますように。