運動会を存分に楽しむために!持っていきたい必需品リスト
運動会に持って行くものは決まっていますか?
そう言われると、お弁当や飲み物、敷物といった代表的なものが頭に浮かびます。
しかし、実際に持って行くものは、思っているよりも多くなります。
最小限の荷物でも観覧はできますが、地面が固くて痛いのを我慢したり、暑くても我慢したりと、我慢をしながら観覧しなくてはいけません。
子どもの頑張る姿に集中して応援できるよう、身の回りの環境で不自由しないように準備することが大切です。
ここでは、運動会に関わる必需品を「場所取り」、「観覧中」、「あると便利なもの」の面から
ご紹介します。
忘れ物が無いよう、必需品を持ち物チェックリストにまとめているので、ぜひ参考にして下さい。
Contents
席の位置で持ち物が変わる!運動会で使う必需品って何?
小学校の運動会では、子どもを観覧するために長い時間グラウンドで過ごします。
場所取りをする学校では、取った席によって使うものが変わるので、何が必要かをよく確認しておきましょう。
まずは、運動会の場所取りで使う必需品をご紹介します。
前席?後席?運動会の場所取りで使う必需品
場所取りする場所が前席か後席かで使える用品が違います。
後席ではタープやテントが立てられるので、場所取りの時に持って行くと良いでしょう。
【前席の場合】
1 レジャーシート
2 ペグもしくは重し
3 目印になるもの
4 ガムテープ
5 油性マジック
【後席の場合】
1 レジャーシート
2 ペグもしくは重し
3 目印になるもの
4 ガムテープ
5 油性マジック
6 タープやテント
7 椅子
8 テーブル
9 軍手
レジャーシートは場所取りになくてはならないものです。忘れがちなペグや重しもセットにして持って行きましょう。
ペグや重しがないと、席を離れたときにシートが飛んでいってしまい、他の人に場所を取られてしまうこともあります。
場所取りしたあと、シートには目印になるものをつけておくと、後で見つけやすくなります。
ガムテープに名前を書いたものを貼るだけでも、目印になります。
高さのある椅子やテーブル、タープやテントは前席では使えません。
注意事項に書かれていなくても、後ろの席の人が見えなくなるので、マナー違反です。
軍手はタープやテントを組み立てる時に使います。滑りにくいゴム付きのタイプを選ぶと組立てがしやすくなります。
こちらの記事では、場所取りに必要なモノの他に、場所取りのコツをご紹介しています。
ぜひ併せてご覧ください。→運動会の場所取りはどうやるの?マナーを守ってトラブル回避
観覧と食事がメイン!運動会中に使う必需品
運動会が開会すると、子どもを撮影するために使うものや、昼食で使うものが必要になります。
運動会が始まってよく使うものがこちらです。
- プログラム
- 撮影時に必要なもの(デジカメとバッテリー、ムービーカメラ)
- 昼食時に必要なもの(お弁当、飲み物、紙皿、紙コップ、割り箸、スプーン、フォーク)
- ティッシュ
- おしぼりやウェットティッシュ
- クーラーボックス&保冷剤
- ビニール袋
それぞれみていきましょう。
【プログラム】
子どもの出番を確認するために、プログラムは重要アイテムです。
リレーの出走位置やお遊戯の立ち位置などが書かれている場合があるので、良く確認しておきましょう。
当日までに、出番の種目にラインを引いておくと、見やすくなります。
一枚だけだと、どこに入れたか探せなかったり、忘れてしまったりすることがあるので、何枚かコピーして家族や祖父母に持たせると良いでしょう。
【撮影時に必要なもの(デジカメとバッテリー、ムービーカメラ、三脚)】
子どもの活躍する姿を残すために、撮影できるアイテムが必要です。
前日までに充電と荷物の準備を済ませて、忘れないようにしましょう。
ムービーカメラで動画を撮っておくと、離れて暮らす祖父母に見せてあげたり、成長した子どもに見せたりと、さまざまな場面で思い出として残ります。
子どもの出番が来る前に、三脚をセットしてピントを合わせておくとスムーズです。
【昼食時に必要なもの(お弁当、飲み物、紙皿、紙コップ、割り箸、スプーン、フォーク)】
子どもはたくさん動いて、お腹を空かせて戻ってきます。そんなとき、いつもとは違った雰囲気で食べる料理は格別です。
子どもが喜ぶ料理を詰めて、応援する気持ちを表しましょう。
紙皿や紙コップ、割り箸などのアイテムは忘れやすいので、お弁当と一緒に必ず入れるようにして下さい。
お弁当だけではなく、飲み物も大切です。
暑い日の観覧はじっとしているだけでも、汗をかいて水分が失われます。
人数分の水分やスポーツドリンクなどを、必ず持って行くようにしましょう。
【ティッシュ】
ポケットティッシュでも良いのですが、BOXティッシュだと、風で飛ばされる心配が無いので、安心して使えます。
口を拭く、こぼしたものを拭く、鼻水をかむなど、用途はいろいろあります。
わかりやすい場所に置いておけば、大人数でもパッと使えて便利です。
【おしぼりやウェットティッシュ】
手洗い場が混んでいて使えない場合に、おしぼりやウェットティッシュがあると便利です。
食事中に食べこぼしても綺麗に拭けます。競技で手が汚れてしまっても、ウェットティッシュがあれば安心です。
【クーラーボックス&保冷剤】
朝早くから作ったお弁当やフルーツなど、冷蔵しておきたいものを入れて運びます。
保冷剤をセットしておけば、日差しの強い日中でも、食材をおいしく保存できます。
保冷に使うモノは、市販の保冷剤のほか、ペットボトルの水を凍らせたものを入れても使えます。
ペットボトルの中身が溶けてきたら、飲料水として使えます。
【ビニール袋】
運動会では、家庭で出たゴミは自分たちで持ち帰ります。
そのため、大きめのビニール袋があると便利です。缶や瓶など、ごみを分別したいときは数枚持って行くとあとで楽になります。
このように、プログラムを見て進行状況を把握しながら、撮影と昼食に必要なものを揃えておくと、最小限で運動会を楽しめます。
これらの他に、あると便利なものを持って行くと、運動会中に快適に過ごせます。
快適に観覧!運動会中にあると便利なもの
撮影用品や昼食など、必要最小限のものがあれば、運動会は最後まで観覧できます。
しかし、おしりが痛くなったり、日差しが強すぎて日焼けしたりすると、観覧を続けるのが困難になっていきます。
あると便利なものを確認し、必要なものは荷物に加えていきましょう。
- キャリーカート
- 大きめのタオルケット
- 座布団
- 紫外線対策グッズ(帽子、サングラス、日傘、アームカバー、日焼け止めクリーム)
- 虫除けスプレー
- 扇子、うちわ
- 携帯灰皿
- 兄弟に下の子がいる場合のおもちゃ
一つずつみていきましょう。
【キャリーカート】
駐車場から観覧席まで持って行く荷物の量は膨大です。
離れた駐車場に何度も往復するのが大変と感じるなら、キャリーカートを使いましょう。
使った後に折りたためるタイプの『コールマン アウトドアワゴン』はたくさんの荷物を一気に運べるのでお勧めです。
価格 11,800円(税別)
耐荷重 約100kg
サイズ 使用時…奥行106㎝×幅53㎝×高さ100㎝、収納時…奥行18㎝×幅40㎝×高さ77㎝、荷台サイズ…奥行88㎝×42㎝×31㎝
大容量なので、荷物がすぐに片付きます。
【大きめのタオルケット】
タオルケットは、肌寒い季節には保温グッズとして使え、日差しの強い季節には直射日光防止グッズとして使えます。
特に、観覧席が前列の場合は、寒くてもテントを張れず、暑くても日傘をさせません。
そんなときに、全身をタオルケットで覆えば、後ろの人の観覧を邪魔せずに活用することができます。
体温調節や直射日光防止の他に、小さな子どもが眠ってしまった時にも布団代わり、もしくは掛け布団代わりに使えるので持っていくと便利です。
【座布団】
観覧中、グラウンドの固い地面の上で長い時間座っているのは大変です。
そんな時に座布団があれば、おしりが冷えることなく座っていられます。
年配の人や、腰痛がある人、妊娠中の人がいる場合には、厚めの座布団を用意しておきましょう。
【紫外線対策グッズ(帽子、サングラス、日傘、アームカバー、日焼け止めクリーム)】
日の高い時間帯に屋外にいると、日焼けの心配があります。
うっかり日焼け止めを忘れて、翌日に肌が真っ赤になってしまわないよう、準備段階で紫外線対策グッズを用意しておきましょう。
日傘は前席だと使えませんが、観覧する競技のない昼食時だけなら使っても大丈夫です。
ただし、競技が始まったら、速やかに日傘を閉じましょう。
【虫除けスプレー】
花がたくさんあったり、日陰が多かったりするグラウンドでは、虫がたくさんいます。
かゆみに気を取られて、撮影のチャンスを逃さないように気をつけましょう。
刺されて腫れやすい人は、虫除けスプレーを持って行き、まんべんなくスプレーしておきます。刺されやすい人は、露出の少ない格好で行くと良いでしょう。
【扇子、うちわ】
運動会当日が暑くなりそうなときは、暑さ対策として扇子やうちわを用意しておきましょう。
扇子は持ち運びに便利ですが、小さい子がいるとおもちゃにして壊れてしまいます。小さい子にはうちわを、大人には扇子を用意しておくと良いでしょう。
【携帯灰皿】
学校敷地内は禁煙が多く、タバコをよく吸う人にとっては辛いところです。
全面禁煙の場合は仕方がありませんが、喫煙場所を指定される場合があるので、吸い殻を捨てないよう、携帯灰皿を持って行きましょう。
【兄弟に下の子がいる場合のおもちゃ】
下に兄弟がいると、お世話をしていて、主役の子どもの活躍を見逃してしまうことがあります。
下の子が興味のあるおもちゃを持って行き、主役の子どもが出番の時に遊んでいてもらいましょう。
お菓子の空き箱に小麦粉粘土を持って行って遊ばせたり、クレヨンと画用紙を持って行ってお絵かきさせたりと、下の子が好きそうな遊びを考えて準備しておくと良いでしょう。
運動会を見に来る人に合わせてこんなモノを用意しよう
運動会では、パパやママが見に行くだけではなく、祖父母や親戚が集まる場合があります。
そこで、集まる人に合わせて、用意するものを考えておくことが大切です。
祖父母に用意したいのはアウトドアチェア
祖父母が高齢の場合、グラウンドに直に腰掛けるのが辛いことがあります。
後席ならアウトドアチェアを用意し、ゆっくりと観覧できるようにしておきましょう。
もし、前席しかとれなかった場合、座椅子タイプの背の低い椅子を用意しておきます。
コールマンの『コンパクトグランドチェア』は、軽量なのに背中をしっかりと支えてくれるのでお勧めです。
価格 2,325(税別)
耐荷重 約80kg
サイズ 使用時…奥行52.5㎝×幅39㎝×高さ43.5㎝、収納時…奥行14㎝×幅10㎝×高さ61㎝
重さ 約1.3kg
前席では、後席の人が見にくくならない位置に置いて、「座椅子使っても大丈夫ですか?」と一言伝えておくとトラブルになりません。
親戚に用意したいのはアルバム
親戚が子どもの運動会に見に来てくれる時も、祖父母を案内するときと同じように、アウトドアチェアがあると親切です。
その他に、なかなか顔を合わせる機会のない親戚には、子どものアルバムを用意しておくと良いでしょう。
保護者には保護者競技や手伝い、昼食の準備などがあって、バタバタすることがありますが、親戚は子どもを観覧するだけです。
子どもの出番がないとき、ちょっと退屈そうにしていたら、子どものアルバムを見てもらいましょう。
遠方の親戚なら、なかなか見られない成長の過程が見られて楽しめますし、会話に花が咲きます。
荷物が重ならないように確認しておこう!
近隣に住む祖父母が見に来る場合は、荷物が重なることがあるので、よく相談して用意しましょう。
いくつも同じアイテムがあっては、お互いに運ぶ手間がかかってしまいますね。
祖父母の荷物と重なりやすいもの
祖父母も手ぶらでは申し訳ないと、たくさんの荷物を抱えて観覧にくることがあります。
特に、荷物が重なりやすいものが以下の4つです。
- お弁当
- 飲み物
- タオルケット
- BOXティッシュ
近隣の祖父母の場合は、保護者と同じように、主要な荷物を準備して持ってくることがあります。
特に、お弁当はどうやって担当するのかをよく確認しておきましょう。
ママがお手製のお弁当を作って、祖父母もお弁当を持ってきたら、まるでお正月が来たようなごちそうの量になってしまいます。
子どもは豪華で嬉しいですが、食べ過ぎて午後の競技で体がおもくなってしまうかもしれません。
飲み物もお互いに準備してしまうと、飲みきれず重いだけなので、相談して量を決めるようにしましょう。
タオルケットやBOXティッシュも、そんなにたくさん必要ありません。
持ってくるものをお互いに確認して、荷物を分担しておきましょう。
雨が降りそうな予感!天候に合わせてこんなモノも必要
運動会では、小雨程度なら実行することがあります。
子どもたちも先生も、練習に練習を重ねた本番を見て欲しいという思いがあり、簡単には中止ができません。
保護者も仕事を休んで来ている人がいるため、中止して延期になると困ることがあります。
運動会当日にあやしい雨雲が空を覆っていたら、以下の準備もしておきましょう。
- レインコート
- 靴下
- 子どもの着替え
- 透明ゴミ袋
- 傘
それぞれ、みていきましょう。
【レインコート】
競技の観覧中で、傘が使えない場合にレインコートがあると便利です。
土砂降りになれば中止せざるをえませんので、傘を使いますが、小雨程度ならレインコートでしのぎます。
「小雨だから…」と言ってそのままでいると、時間が経つにつれて衣服が濡れてしまいます。
小さな子どもがいる場合は、子どもの分も用意しておきましょう。
【靴下】
レインコートでしのいでも、レジャーシートの上がびしょ濡れになってしまいます。
そのため、靴下が濡れることが予想されるので、替えの靴下を用意しておきましょう。
【子どもの着替え】
競技をしている子どもは、傘をさせないので濡れたままです。
小雨が続いて、昼食を挟んでも競技を続行する場合は、昼食の時に子どもを着替えさせてあげましょう。
汗をかいた時や転んで汚れてしまった時の着替えとしても使えるので、持っておくと便利です。
【透明ゴミ袋】
透明ゴミ袋は大きめのものを用意し、ゴミをいれるのではなく、雨よけとして使います。
レジャーシートの上に広げた運動会アイテム(BOXティッシュや飲み物など)が雨にぬれないように、透明ゴミ袋を広げてしのぎます。
いわば、運動会アイテム用のレインコートです。
袋の中に靴を入れておけば、濡れるのを防げます。
【傘】
運動会が中止になるほどの雨が降ってきたら、傘を使って撤収する準備をします。
このように、雨が降りそうなときには、通常の荷物にプラスして準備しておくと、いざというときに慌てなくて済みます。
最終確認!運動会の持ち物チェックリスト
ここまで、運動会に関わる必需品についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
いざ荷物にまとめてみると、大量でおどろいてしまうかもしれません。
どの荷物を入れたか、あとから一つ一つ確認するのは大変なので、リストを確認して入れた荷物をチェックしておきましょう。
〈荷物チェックリスト〉
場所取りの必需品
【前席】
□レジャーシート
□ペグもしくは重し
□目印になるもの
□ガムテープ
□油性マジック
【後席】なら上記に以下の物を加える
□タープやテント
□椅子
□テーブル
□軍手
運動会中に使う必需品
□プログラム
□撮影時に必要なもの(デジカメとバッテリー、ムービーカメラ)
□昼食時に必要なもの(お弁当、飲み物、紙皿、紙コップ、割り箸、スプーン、フォーク)
□ティッシュ
□おしぼりやウェットティッシュ
□クーラーボックス&保冷剤
□ビニール袋
あると便利なもの
□キャリーカート
□大きめのタオルケット
□座布団
□紫外線対策グッズ(帽子、サングラス、日傘、アームカバー、日焼け止めクリーム)
□虫除けスプレー
□扇子、うちわ
□携帯灰皿
□兄弟に下の子がいる場合のおもちゃ
祖父母が観覧する場合
□アウトドアチェア
親戚が観覧する場合
□アウトドアチェア
□アルバム
雨が降りそうな場合
□レインコート
□靴下
□子どもの着替え
□透明ゴミ袋
その他
□祖父母と持ち物の確認
リストをチェックして、忘れ物がないよう準備しましょう。
一年に一度のイベント!準備万端で子どもを応援しよう!
運動会当日は、朝早くから場所取りやお弁当の準備、子どもの用意などに追われます。
ドタバタしていると、小学校に着いてから「あれ、忘れちゃった」と取りに戻って、子どもの出番を見逃してしまうことがあります。
忘れ物を取りに戻れない場合は、心残りがあるまま運動会を観覧しなくてはならず、集中できません。
せっかくのイベントを、そわそわしたまま観覧するのは嫌ですね。
忘れ物をしないよう、前日までにはチェックリストのものを準備し、身の回りのものを整えておきましょう。
準備万端にしておけば、時間に余裕をもって出発することができます。
そして、子どもたちの一生懸命な姿を見ながら、たくさん応援してあげましょう!