運動会の場所取りはどうやるの?マナーを守ってトラブル回避


運動会の場所取りがどんなものか不安を感じてはいませんか?

当日の準備は他にもあるのに、朝の早い時間から並んで場所取りするのは大変です。

それに加えて、場所取りが年々激化し、マナーを守らない場所取り合戦に苦労することがあります。

運動会の主役はあくまで子どもなので、場所取りでトラブルになって騒ぎになるのは避けたいところです。

ここでは、場所取りの2つの目的を確認し、場所取りの方法やスタンバイ時間、場所によるメリットやデメリットをご紹介します。

気になる場所取りトラブルの事例についても触れ、守るべきマナーをご紹介します。

当日は準備万端にして、スムーズに場所取りができるよう持ち物やコツを覚えておきましょう。

場所取りの目的は何?「観覧」と「昼食」が主目的

運動会の場所取りには、主に2つの目的があります。

1つめは、観覧席を取ること。そして、2つめは昼食の場所を取ることです。

子どもを近くで見たいために、観覧席を取ることが第一の目的と考えている保護者は、場所取りで最前席を取りにいきます。

一方、食事ができれば良いと考えている保護者は、後ろの席を取りにいきます。

現在、運動会での場所取りが白熱している背景には、「誰よりも良い席をとりたい!」といった保護者の思いが過剰に膨らんでいることがあげられます。

当日初めの仕事 運動会の場所取りはどんな感じ?

小学校の運動会では、食事の席ともなる観覧席を確保することが重要です。

子どもが一生懸命な姿を見るために、どの保護者も「良い席をとりたい!」と願っています。

小学校では、学校によって観覧席をきめる場所取りの方法が違います。

初めての運動会を控えている場合、子どもが通っている小学校では、どのように場所取りをするのか、先輩ママに聞いてみましょう。

運動会が近くなると、先生のお便りで場所取りの方法について連絡されますが、早めに知っておくと心の準備が出来ます。

小学校でよく行われている場所取りの方法は、以下の方法があります。

  • 先着順
  • 抽選

それぞれみていきましょう。

白熱必至!先着順の場所取りはどうやるの?

先着順とは、言い換えれば「早い者勝ち」です。

学校から場所取りの時間があらかじめ連絡され、その時間に保護者が一斉にグラウンドに駆けだし、取りたい場所を取ります。

例えば、「当日朝5時から場所取りを始めます」という連絡があれば、場所取りの時間が来るまでに、グラウンド前に早めにスタンバイして、場所取りの合図を待ちます。

そして、教職員が持つ競技用ピストルや笛の合図で駆け出します。

このとき、あまり走っていない保護者が、本気で走って転倒したり、ぶつかってケガしたりといった危険もあります。

●穏便に場所が決まる!抽選の場所取りはどうやるの?
抽選は、学校であらかじめ区画している場所を、くじ引きなどの抽選で決める方法です。

観覧席の全体を抽選にする場合と、後部席(テントやタープ席)のみを抽選にする場合とがあります。

運動会開催の1ヶ月~半月前くらいに、学校から観覧席抽選のお知らせがきます。

区画された番号のくじを引けば、その場所が観覧席になります。

くじ引きは、担任の先生が引くか、生徒が引くかに分かれます。

どの席になっても、文句は言えないのでトラブルになりにくいですが、たまにクレームをつける保護者がいるようです。

激化する場所取り合戦!前日待機についてどう考える?

運動会の場所取りは年々激化していて、前日の場所取りで夜中から待機している保護者もいます。

まだうす暗い3時前から並んでいる保護者もいて、寒暖の激しい時間帯で風邪をひかないか心配です。

特に、大規模の小学校となると、生徒数が多いため、保護者の人数も多くなります。

前日の場所取りで夜中から並んでいると、話し声が近所迷惑になることも考えられます。

数時間待った後に、保護者競技のように場所取り合戦が始まります。

人数が多ければ多いほど、押し合いや転倒が起こる危険性が高まります。

マナーやモラルを守って、うまく場所取りができる小学校なら問題ありません。

しかし、「ちょっと危険かも…。」と保護者の目線で感じたなら、先生に相談したり、運動会アンケートで声をあげたりするようにしましょう。

降ってくるかも!!雨の場合の場所取り対策について

場所取りの日(運動会当日もしくは前日)があいにくの雨の場合があります。

ザアザア降りなら中止になりますが、小雨程度なら決行することがあります。

場所取りの時に雨が降っている場合は、場所取りに使うレジャーシートが濡れてしまうことを覚悟しておきましょう。

場所取りは、とくに連絡がなければ、雨でも場所を取りに行きます。

場所を決めてシートを固定したら、運動会が開催するまで、そのままになります。

そのため、座る時になったら多めに持ってきたタオルで拭くか、替えのレジャーシートに取り替えるかして対応しましょう。

場所取りは何時から並ぶのが良いの?

早い者勝ちと聞くと、最初の方で、早くから並んでいた方が良い席を取れると思いがちです。

しかし、早くからスタンバイしていたからといって、取った席が良い席だとはかぎりません。

競争率が激しいのは、子どもの姿がよく見えそうなトラック周りです。

トラック周りで一番前を取ると、子どもの姿が見やすいです。しかし、どの席にも、メリットとデメリットがあります。

トラック周りの席と、後部席のメリットとデメリットをみてみましょう。

トラック周りの席 メリットとデメリット

多くの保護者が「最前列の方がよく見やすい」という理由で、トラック周りの席を狙いにいきます。

実際にはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

【メリット】

  • 子どもの姿が見えやすい(しかし、子どもの立ち位置と違う場所だと見えにくくなることも)
  • 子どもが親をさがしやすい

【デメリット】

  • 前の席では、立ち歩きに気を遣う
  • 日傘やテントが立てられないので、炎天下だと大変
  • 背の高い三脚は立てられない
  • 雨天時に傘を使いにくい=カッパ着用

後席のメリットとデメリット

後席にも、メリットとデメリットがあります。

【メリット】

  • 早くから並ばなくても場所を取りやすい
  • タープやテントを立てられるので、直射日光を浴びなくて良い
  • 前席より人目を気にせず過ごせる

【デメリット】

  • 子どもが探しにくい
  • 子どもの姿が見えにくい=双眼鏡を活用もしくは、子どもの種目で前に移動

このように、トラック周りの席と後部席とでは、メリットとデメリットがお互いに入れ替わるような形で存在します。

トラック周りの席でメリットとして挙げた「子どもの姿が見えやすい」ことは、子どもの立ち位置と場所取りした位置の相性が良くないとメリットとはいえません。

例えば、トラック周りの席でグラウンドの右側を取っても、子どもが左側で競技やお遊戯をしていては、ほとんど見えませんね。

場所取りでは、運動会中の子どもの立ち位置をしっかりと把握して臨むことが大切です。

一度、トラック周りの席と後席のメリットとデメリットを見て、どちらに魅力を感じるか考えてみましょう。

後席に魅力を感じるなら、場所取り開始の1時間前からスタンバイしておくと良いでしょう。

反対に、トラック周りの席に魅力を感じるなら、それよりもやや早めに場所取りに行くことをお勧めします。

マナー違反とモラルに欠ける行動が引き起こす!場所取りトラブル

場所取りでは押し合いや転倒などの危険のほかに、さまざまなトラブルの種があります。

トラブルの種は、マナーを守らない場合やモラルのない行動をした場合に花開き、まわりの人をトラブルの渦に巻き込んでいきます。

トラブルが起こると、当事者同士だけではなく、周りの人にも迷惑がかかります。

場所取りトラブルの事例をみてみましょう。

【トラブル1 決められた時間外に場所取り】
場所取りの時間は、学校ごとに決められています。

その時間を守らず、夜中に学校敷地内に入って場所取りをする人がいます。

これは不法侵入に当たってしまい、ルール違反です。

警備員が常駐していれば、ルールを守るよう注意されますが、そのまま校内にシートを敷きっぱなしの場合、学校側で撤去されることがあります。

撤去されたことに怒りを感じて、学校に苦情を言いに行くといったトラブルもあります。

場所取りの時間を良く確認して、ルールを守りましょう。

【トラブル2 転ばされてケガ】
先着順の場所取りでは、たくさんの人が良い場所を求めて一斉に駆け出します。

生徒数の多い学校では、保護者の人数も多いため、走っている間にぶつかったり押してしまったりすることがあります。

すぐに「すみませんでした」と謝れれば良いのですが、どの保護者も場所取りに真剣で、相手を気遣う余裕が無くなっています。

転倒した人が、ぶつかった人に激怒して口論になることがあります。

何でもかんでも思い通りにいかないことは、大人ならよく知っているはずです。

譲り合いの心と穏やかな心を忘れずに、周りの人とトラブルにならないよう運動会本番を迎えましょう。

【トラブル3 大きすぎるシート】
実際の家族分より、明らかに大きなシートを持ってきて広げる保護者がいます。

運動会が始まってもシートには余分があり、その周辺で場所取りしたかった周りの保護者から顰蹙(ひんしゅく)を買うことがあります。

運動会当日に大きなトラブルはないものの、後日噂が広まり、「迷惑な人」というレッテルを貼られてしまいます。

人間関係が崩れるきっかけになる行為は避けたいものです。

トラブルを起こさないために!守りたいマナー

ここでご紹介したトラブルの事例は、ほんの一部です。

マナーを守って、みんなが快適に運動会を観覧したいですね。

場所取りで守りたいマナーとして、以下のものが挙げられます。

  • 場所取りの開始時間を守る
  • 禁止区域にシートを敷かない
  • 他の人が敷いたシートを剥がして、自分のシートを敷かない
  • 譲り合いの心を持つ
  • 前席でタープやテントを立てない
  • 前席で背の高い椅子を使わない
  • 喫煙や飲酒、焼き肉の禁止事項を守る
  • 希望場所が取れなかったと教職員に文句を言わない

学校側でも主なルールは連絡されますが、細かく書いていないことがあります。

「連絡事項や注意事項に書いてないからいい」のではなく、良識ある大人の判断をするようにしましょう。

ルールを守る親の姿もルールを守らない親の姿も、子どもはよく見ています。

子どもの判断力を鈍らせないためにも、適正な判断をしてください。

それでは、次に、場所取りに必要なモノを確認していきましょう。

運動会を難なく過ごすために確認!場所取りに必要なモノ

場所取りにもいくつかのアイテムが必要です。場所取りに必要なモノは、前席と後席で少し変わります。

【前席】
1 レジャーシート
2 ペグもしくは重し
3 目印になるもの
4 ガムテープ
5 油性マジック

【後席】
1 レジャーシート
2 ペグもしくは重し
3 目印になるもの
4 ガムテープ
5 油性マジック
6 タープやテント
7 椅子
8 テーブル
9 軍手

このように、前席ではタープやテントなどの高さがあるものが使えないのに対して、後席では使えるため、準備するものが多くなります。

場所取りの時に、大きな荷物を少しでも運んでおきたいときは、重しの代わりに椅子などの荷物を置いておいても良いでしょう。

盗難防止のために、記名は必ずしてください。

前席と後席ともに使う、特に重要な5つのアイテムを詳しく見てみましょう。

持って行きたい!場所取りに必要な5つのアイテム

場所取りには、以下に取り上げる5つのアイテムがあれば、場所の確保ができます。

【レジャーシート】
人数分が座れるサイズのレジャーシートを用意しましょう。

サイズの目安は以下の通りです。

1畳(1.8m×0.9m)…1~2人
2畳(1.8m×1.8m)…3~4人
3畳(1.8m×2.7m)…4~6人
4畳(1.8m×3.6m)…5~7人
6畳(2.7m×3.6m)…6~8人

昔ながらのブルーシートや、厚手で足が痛くなりにくいシート、おしゃれな絵柄のシートなど、さまざまなものが売られています。

運動会終了後は、砂や泥でシートが汚れてしまうことがあるので、シートを収納する大きめの袋を用意しておくと良いでしょう。

【ペグもしくは重し】
レジャーシートを敷いても、風で吹き飛ばされてしまっては大変です。

ペグを打てるレジャーシートなら、ペグの用意をしておきましょう。

ペグの打てないレジャーシート、もしくは学校敷地内のペグ打ちが禁止されている学校では、重しになるものを用意しておきましょう。

飲料水が入った1.5ℓ、もしくは2ℓペットボトルは、重しとして利用できますし、運動会中の水分補給にも役立ちます。

開封前のペットボトルなら飲むときに衛生的です。

【目印になるもの】
レジャーシートが隣の人と同じ色になってしまった場合や、どこに敷いたか分からない場合でも、目印になるものを用意しておくとすぐに探せて便利です。

運動会を見に来た親戚が先に到着した場合でも、目印があれば探して座っていることができます。

目印には、A4以上の紙に太字で名前を書いたものをラミネート加工して用意しておくと良いでしょう。

ラミネート加工は、雨が降ったときに、書いた文字がにじんだり紙が破けたりしないので、やっておくと便利です。

ラミネート加工ができないときは、ビニールテープで全体を保護しておくという方法もあります。

【ガムテープ】
目印となる名前の紙を貼り付けるときや、レジャーシートの大きさを調整するときに使います。

【油性マジック】
目印となるものを忘れたときに、ガムテープに油性ペンで名前を書いておけば目印になります。

人数が多いときに、紙コップに名前を書くのにも使えて、重宝します。

前席でも後席でも、とりあえずこの5つのアイテムが揃っていれば、場所取りができます。

他に、運動会で必要なものを確認したいときは、こちらの記事を併せてご覧ください。→運動会を存分に楽しむために!持っていきたい必需品リスト

狙ったところをおさえたい!場所取りのコツ

ここまで、運動会の場所取りの雰囲気や方法、前席と後席のメリットとデメリットなどをお伝えしました。

これらを踏まえて、場所取りのコツをみていきましょう。

場所取りの雰囲気を事前にリサーチしておく

学校によって、場所取りの雰囲気が変わります。

先着順方式だと「例年、後ろは空いている」、「前席でも時間どおりに並んでいて場所が取れる」など、先輩ママからさまざまな情報をもらえます。

どこに人気があって、人が殺到するのかを事前に知っておくと、計画を立てやすくなります。

その上で、人気の場所を取りに行くか、その場所を避けて場所取りするかは、自由です。

他のママとも情報を共有しながら、良い雰囲気で場所取りできればいいですね。

取りたい場所を家族で確認しておく

場所取りの目的は、食事の席や観覧席を確保することです。

そのため、「食事」と「観覧」のどちらに重点を置くかで、取りたい場所は変わります。

「食事」に重点を置くならば、以下の場所が最適です。

  • 日陰になる
  • トイレが近い

炎天下になりやすい時期の運動会は、日陰がないと熱中症を起こしてしまう危険があります。

また、トイレが近いと混み具合をすぐに確認出来て便利です。幼児や年配者がいる場合は、トイレの近くがお勧めです。

「食事」に重点を置いて場所取りをすると、子どもの姿が見えにくいことがありますが、「子どもの競技中は移動して撮影に行く」と割り切っていれば、不便ではありません。

一方、「観覧」に重点を置くならば、以下の場所が最適です。
・前席(子どもが真正面にくる競技・遊技が多いところ)

前席は子どもの姿が見やすいですが、競技や遊技によっては、立ち位置が違うこともあるので、プログラムや立ち位置を確認しておきましょう。

前席の中でも、子どもが真正面にくる場所がベストです。

場所取りの日までに必要なものを揃えておく

場所取りには、レジャーシートや重しが必ず必要です。

「レジャーシートは確か物置にあるはずだから…」と、使う当日まで確認や準備をしていなければ、大変な目に遭います

いざ広げたレジャーシートに穴が開いていたり、サイズが小さすぎたりしたら慌ててしまいますね。

そうならないためにも、前日までの確認と準備は大切です。

しっかりと必要なものを揃えて、車に積んでおくか、段ボールなどに入れてまとめておきましょう。

今年度のやり方を要確認!場所取りをしない学校も

場所取りをする場合に焦点をあててご紹介しましたが、学校によっては場所取りをしないところがあります。

いままでは場所取りをしていたけれど、今年からは中止という場合もあるので、学校からのプリントには必ず目を通し、連絡事項はしっかりと確認しておきましょう。

場所取りをしない学校のやり方

場所取りをしないで、どうやって運動会を観覧するのか気になりますね。

学校のやり方によりますが、観覧は立ち見もしくは許可のある場所だけシートを敷いて観覧するというやり方があります。

そして、昼食の時間には、学校の体育館や学級を解放して、あらかじめ分けておいたグループごとにまとまって昼食をとるというスタイルです。

また、学校設置の大型テント内を保護者席にして、観覧するというやり方もあります。

こうしたやり方だと、場所取り合戦に参加しなくてもいいので保護者の負担が減ります。

場所取りに疑問を感じている人や場所取りトラブルが問題になっている学校では、こうしたやり方を提案してみるといいかもしれません。

ルールを守って気持ちよく運動会を楽しもう!

運動会の場所取りについて、お伝えしましたがいかがでしたか?

先着順か抽選か、はたまた場所取りはナシか、どんなやり方で進めるかは子どもが通っている学校次第です。

そのやり方を理解し、ルールを守って観覧しましょう。

場所取りをするなら、以下のメリットでより魅力を感じる方を選びましょう。

  • トラック周り…子どもが見えやすく、子どもからも見えやすい
  • 後部席…タープやテントを立てられ、後ろに気を遣わなくてよい

それぞれの良さを考えて、スタンバイする時間の目安は以下のようになっています。

  • トラック周りの席を狙うなら…1時間より前からスタンバイ
  • 後部席を狙うなら…場所取り開始の1時間前からスタンバイ

最後に、守りたいマナーを確認し、5つのアイテムを準備して場所取りに臨んで下さい。

【守りたいマナー】

  • 場所取りの開始時間を守る
  • 禁止区域にシートを敷かない
  • 他の人が敷いたシートを剥がして、自分のシートを敷かない
  • 譲り合いの心を持つ
  • 前席でタープやテントを立てない
  • 前席で背の高い椅子を使わない
  • 喫煙や飲酒、焼き肉の禁止事項を守る
  • 希望場所が取れなかったと教職員に文句を言わない

【5つのアイテム】
1 レジャーシート
2 ペグもしくは重し
3 目印になるもの
4 ガムテープ
5 油性マジック

早い時間から運動会の準備をするのは大変ですが、場所取りをした後は、子どもの頑張る姿をしっかりと見て応援してあげましょう。

子どもたちも大変な準備をたくさん乗り越えて運動会を迎えています。

成長した子どもの姿をその場所から眺め、頑張った子どもを迎えてあげてください。

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