ママ友関係がこわれた!トラブルで疲れた!…その後どうなる?!
ママ友との関係が悪くなった。もう疲れた。
子どもの小学校やスポーツのママ友、近所のママ友…。ママ友の数だけ、トラブルの可能性は増えるとも言えるかもしれません。
ここでは筆者の周りのママ友関係やトラブルの実例と、その後どうなったのかをご紹介。合わせて悩みを軽くする、前向きに考えるポイントも、お伝えします。
しばらくのモヤモヤ、落ち込みはしかたない…でもその後は、今までよりもっと明るくポジティブに!そんな生活を思い描きましょう。
そもそもママ友関係って
そもそもママ友関係って、こわれたり疎遠になったりしやすい!「疲れた」と感じやすい!その理由を簡単にまとめます。
「友達」ではない場合が多い
ママ友って、学生時代の友達や職場の友人などとは違います。そもそも、子どもをきっかけに出会っただけです。
たまたま気が合う場合はよいですが、そうでないことも多いから、しかたありません。
互いに可愛い子どもを介している
みんな自分の子どもが一番可愛い。その可愛い子ども同士でトラブルが起きれば…。
豹変するママもいるから、怖いです。
会話の内容的にも
普段ママ友と、どんな会話が多いですか?子ども関連の会話が多い場合、言っている側にそのつもりがなくても
- 自慢ととられる
- 「うちの子は違う」と見下される
- 「教育観が違う」と距離を置かれる
ことも多いもの。また、「子ども」という共通点がなくなった→疎遠、のパターンにもなりやすいと言えるでしょう。
ママ友関係がこわれた実例とその後
ママ友は少ないけど、顔見知りは多い筆者。見聞きしたママ友トラブルは、とても挙げきれない!3つだけ、ご紹介します。
孤立して引っ越し:Tさんの体験
子どもが同じ幼稚園&小学校のママ友。3人で関係は良かったものの、だんだん2対1に。
1人になりつつあったTさんは、ふてくされた態度をとるようになりました。2人にはどんどん嫌われ、ついに子どもの関係にまで影響が及ぶように…。
家に押しかけられて文句を言われる日もあり、しだいにTさんは疲れ切ってしまいました。心を病み、最終的には引っ越し。
新しい小学校でも憂うつでした。しかし人からのアドバイスで、他のママに挨拶だけはするよう心がけました。その上で一定の距離を保つようにしました。
PTA役員もその時だけのつき合いと割り切り、子どものスポーツや習い事は親同士のかかわりが少ないものを選びました。
Tさんはパートにも出始め、その職場でも友達ができました。「人とのつき合いは、何もママ友だけではない!」と、強く感じているそうです。
少年野球チームで:Cさんの体験
子どもの少年野球チームのママ友関係。同じ学年は多い時で10人いましたが、最終的には7人。
やめた理由は、早い話がいじめ。リーダー格のママがターゲットをつくり、仲間外れにしたり悪口を言ったりするのです。
Cさんはそんな雰囲気が嫌で、積極的にいじめの仲間に加わりませんでした。でも心のどこかで、自分がターゲットにならない安心感も…。
それもつかの間。Cさんがターゲットになりました。
自分への悪口、ちょっとした嫌がらせ。理不尽さも感じましたが、Cさんは耐えました。しかし子どもにも及んだ時は、さすがに退団を考えたそう。
それでも子どもが「やめたくない」と言うので、Cさんは耐え続けました。家族や仲の良い友達に話を聞いてもらったり、生活の中の楽しいことに極力目を向けたりして乗り切ったのです。
1年ぐらい過ぎ、ターゲットが他の人へ。でもCさんは一匹狼を貫くことで、新たなターゲットママのよりどころにもなったようです。
子どもたちの卒業(卒団)後。リーダー格のママとつるんでいたママたちも、もう互いに会ってもいない様子。あの頃のママ友関係が、嘘のよう。
近所のママ友とケンカ:Uさんの体験
とある新興住宅のママ友関係。隣は同じ学年の子がいるご家庭で、両方女の子。「ママ同士、なんとなく合わないなぁ」と、Uさんは感じていました。
幼稚園も同じでしたが、みんなはバス通園のところ、Uさんは経済面を理由に送迎。なんとか表向きは関係を保っていました。
しかし小学校に入り、子ども同士だけで遊ぶようになってからトラブルが…。
Uさんは比較的「お互い様」「子ども同士のことだし」と大らか。反対に相手のママは子ども同士の細かいことにも口出しし、しかも自分の子に対する被害者意識が大きい。
とうとう言い争いになりました。お互い強い口調で、まさにケンカ!
相手のママは、来年度の登校班やクラスを別々にするよう、役員さんや学校に要請。それから2人は目を合わせない、挨拶もしない。
この2人。おそらく一生隣同士です。5年後、10年後は、どうなっているのでしょうか?
ママ友関係がこわれても「すべきこと」とは
トラブルで疲れていても最低限すべきこととは、どんなことでしょうか?すべては子どものために、です。
自分が悪い場合は謝る
まず自分が悪い、もしくは自分が悪いかもしれない場合。素直に謝りましょう。
当然と言えば当然なのですが、意外とできていないママが多い印象。一言「ごめんね」があればトラブルに発展しなかったのに…という例も見てきています。
また、「悪かったなぁ」と思っているだけではNG。きちんと言葉に出して、伝えましょう。
挨拶ぐらいはする
ママ友との関係が悪くなった。もう疲れた。
- 謝っても許してもらえない
- 理由はわからず突然無視された
- 挨拶もしたくないぐらい腹立たしい
経緯や状況はそれぞれでしょう。
しかし筆者個人の意見としては、挨拶ぐらいはした方がよいと思います。その理由として、
- 子どもの教育上
- 周りからの自分の評価を下げない
- 周りの空気を悪くしない
ことなどが挙げられます。
また、挨拶だけはしていれば、周りから「あの人たち、トラブルがあった」と気づかれない場合もあります。悪い印象を与えず、周りの空気も悪くなりにくいです。
こちらから挨拶だけはしていれば、いずれ修復のきっかけにもなるかもしれません。
しかし、「自分は挨拶しても相手が無視」というパターンもあります。
見ている人は見ています。たとえ無視されても、とりあえず挨拶ぐらいはしておいた方が、自分や子どもにとって得策だと筆者は思います。
疲れを減らす「前向き」なとらえ方
ママ友関係が悪くなると、悩んだりグルグル考えてしまったりで疲れますよね。修復が難しい場合、特に落ち込んでしまうかもしれません。
少しでも疲れを減らせるような「考え方」「とらえ方」をしてみませんか?ポイントを5つ、お伝えします。
離れられてよかった
「もともと合わないと思っていた」そんなママ友も少なくないでしょう。「離れられてよかった」と思ってみませんか?
合わないママ友とかかわるのは、苦痛ですよね。だんだん慣れてくる場合もありますが、経験上「合わない人」っていつまでも「合わない」もの。
また、合わないどころか「嫌だな」と感じていた人。むしろ疎遠になれて感謝です!
いずれにせよ、いつかは疎遠
ママ友関係って、トラブルでなくても「疎遠」になることが多いもの。
- 子どもの成長
- 互いの状況の変化
- 引っ越し
などなど。そしてまた新しい出会いがある。その繰り返しのような気がします。
極端な話、一生つき合っていくママ友って、いるのでしょうか?いたとしても、果たして何人でしょうか?
「楽しかった頃もあった」「大好きだった」…そんなママ友とのトラブルは、つらいと思います。けれども自分に非がない限り、「縁がなかった」の一言に尽きるのではないでしょうか。
自分のせいではないかも
ママ友関係。必ず「相手」がいますよね。トラブルがあると、つい自分ばかりを責める人がいますが、実は何も悪くない場合もあります。
突然無視されたり、相手の態度が変わったり。理由を聞いても答えてくれないなど、もうどうしてよいかわかりませんよね。
自分が悪いのではない、「相手の問題」ということもあります。
- 生活上のストレスのはけ口
- 一方的な嫉妬やねたみ
- 気分的に「なんとなく」
相手が幸せではない。仮に幸せそうに見えても、心の奥に何かコンプレックスを抱えている。そんな可能性もあります。
自分を責めてしまうクセのある人は、「考えてもどうしようもない場合もある」と切り替える。心がけられるとよいですね。
頭の中を明るくする
ママ友関係が悪くなった直後は、そのことばかりを考えてしまう人もいるでしょう。実は筆者もそうでした。
しかし、そのことを考えても、別の楽しいことを考えても、同じ「時間」です。
- 自分が夢中になれることを行う
- 小さなことでも「ワクワク」をみつける
- いちいち「嬉しい」と思う
趣味や夢中になれることがある人はカンタン!嫌なことがあった時ほど、それを行うようにしましょう。
「趣味がない」「悩みがある時は悩みが優先されてしまう」…。そんな人は、少し強引にでも生活の中の「ワクワク」をみつけましょう。
- お昼ご飯は好きなものを食べよう
- おしゃれなカフェに行ってみよう
- 録画したドラマを見よう
加えて、たとえ当たり前のことでも、いちいち「嬉しい」と口に出して言いましょう。
- 今日も子どもが元気に登校できた
- 仕事がスムーズにはかどった
- 夕飯を美味しくつくれた
なんでもかまいません。「いちいち」よい感情を抱くようにする習慣をつけるのです。
もちろん発散やガス抜きも大切です。つらい時は泣く、話を聞いてもらう…。その上で試みてみましょう。
また、部屋の掃除や整理整頓、軽い運動なども、頭の中をスッキリ明るくさせてくれますよ!
学ぶことは学ぶ
ショックなことやトラブルからは、必ず何かが学べます。学んだことを生かしていこうとする姿勢が、前向きな一歩となるのだと思います。
- ママ友とはほどよい距離でつき合おう
- 人の噂話や悪口を言うことはやめよう
- トラブルのない人間関係に感謝しよう
ひどい嫌がらせなどに発展しない限り、必要以上に気にしない、気にしない。
- 人の心の痛みがわかるようになった
- この程度のトラブルで済んでよかった
- 学べたこともあり、よい勉強になった
そう自分に言い聞かせてあげましょう。今回の経験は、いつか何かの糧になるはずです。
数年後、もっと楽しい人生に!
数年後、自分はどうなっていると思いますか?
もしかしたら、こわれたママ友関係が復活しているかもしれない。今回のことなんて頭の片隅にもないほど、充実した生活かもしれない。
先のことは、本当にわからないものです。
時間の経過が傷を癒してくれる。これを「時薬」と言いますね。本当にそうだなぁと思います。
ママ友との関係が悪くなった。もう疲れた。その渦中にいる時や直後は、悩んでも落ち込んでもよいのです。
それでも日々の生活の中で、小さなことにでも
- 感謝する
- 楽しんだり喜んだりする
- 前向きな考え方を心がける
自分から幸せな状態を積極的につくることで、充実感や幸福感に満ちた人生に近づいていきますよ。
筆者も周りのママも、ママ友関係でのトラブル経験がある人は多いです。皆で一緒に乗り越えていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。