小学校で使う下敷きのサイズは何が良い?使いやすいデザインとは


入学準備を始めると、準備品の多さに驚きます。

一つ一つ漏れのないよう、揃えているつもりでも、不安になってしまうことがあります。

ここでは、入学準備品として数の多い文房具の中でも、「下敷き」に焦点を当ててご紹介します。

下敷きは、入学説明会で、「サイズとデザイン」を指定されることがあります。

説明会で説明を受ける前に下敷きを準備する場合は、先輩ママや先生から情報を得たうえで購入するのが一番良い方法です。

しかし、それが難しい場合は、今回ご紹介する学校で指定されやすい「サイズ」と「デザイン」を参考に下敷き選びをしてみてください。

「学習のための下敷き」と考えることで、親目線でベストな下敷きが探せるはずです。

入学準備で用意したい文房具 早めに準備するなら情報収集を

小学校入学を控えて、そろそろ学校で使う文房具の用意を始めたいですね。

小学校の入学説明会は2月頃に行われるところが多く、入学準備の具体的な持ち物はその時に説明を受けます。

とはいえ、2月から3月にかけては、インフルエンザのピークを迎えたり、引っ越しが決まったりして、慌ただしくなる時期でもあります。

なるべく落ち着いて準備が出来るように、前もって購入できるものから準備していくと良いでしょう。

なかには、文房具の形状を指定されることがあるので、先輩ママや学校の先生に聞いてみると安心です。

新一年生のママなど、複数の人から情報を得られれば、視野が広がり、子どもに適した文房具選びに役立ちます。

今回ご紹介する「下敷き」にも、さまざまなタイプがあります。

サイズやデザインの違いの中から、どんな形状のものが学習に向いているのかみていきましょう。

B5? それともA4? 小学校で使う下敷きのサイズはどれが良い?

下敷きは、小学校6年間の「こくご」や「さんすう」の授業でノートにはさんで使います。

そのため、ノートのサイズに合わせて下敷きを選ぶとコンパクトにまとまります。

こちらの記事で、小学校で使うノートについてご紹介していますが、6年間で使うノートのサイズはB5サイズがほとんどです。
小学校で使うノートは何がある?適したノート選びと指導法

そのため、B5サイズの下敷きがお勧めです。

いまでは、A4サイズ対応のランドセルが多くなり、A4サイズの下敷きもスッポリ入るので、持ち運びにはA4サイズでも問題ありません。

しかし、学校ではノートの大きさに合わせてB5サイズを指定されることが多いです。

前もって準備するなら、B5サイズの下敷きを選ぶと良いでしょう。

また、キャラクターものや絵柄が描かれた下敷きは、学習の妨げになることがあるので、無地やシンプルな下敷きを指定されることが多いです。

小学1年生では、姿勢良く先生の話を聞いて座っているのがまだまだ大変です。

指摘すれば姿勢が良くなる子もいますが、集中力が途切れやすく、遊びに目が行きがちです。

授業中で先生の話に耳を傾けている時に、ふと目に入った下敷きのキャラクターに心を奪われて、すっかり集中力が欠けてしまい、話が聞けていない子もいます。

これが、新しい単元を学習している所だったら、全く頭に入ってきません。

そうして、話が聞けていないことが何度も重なると、学習の遅れを取り戻すのに一苦労です。

学校の指定が無くても、なるべく学習の妨げならないデザインの文房具を選ぶようにすると良いでしょう。

小学生にお勧めの下敷きはコレ!指定されやすいデザイン3つ

小学生に持たせる下敷きはどんなものがよいのでしょうか。

授業で使うことを考えて、なるべく学習に集中しやすいデザインが望まれます。

子ども目線だと、大好きなキャラクターが描かれた下敷きや、カラフルで友達に自慢できそうな下敷きに注目します。

しかし、これらの下敷きは、授業中に「遊び」や「考え事」をするきっかけとなってしまいます。

そこで、学習の妨げにならない、以下のデザインからお勧めの下敷きをご紹介します。

  • お勧め1 無地のもの
  • お勧め2 シンプルなもの
  • お勧め3 学習要素が入っているもの

それぞれみていきましょう。

お勧め1 無地のもの

無地の下敷きは、ノートを挟んだときに下敷きのデザインが浮かびあがることがなく、授業に集中することができます。

キャラクターデザインの下敷きだと、授業中になぞり書きをして遊んでしまう子もいるので、「無地」を指定する学校は多いです。

【共栄プラスチック株式会社 硬筆用ソフト透明下敷B5判厚口】
ソフトで書きやすく、安定感をもって文字がかける下敷きです。厚めで柔軟性があるので、遊んで折り曲げてしまう子にも安心して持たせられます。

半透明でやさしいグリーンの色味なので、学習の妨げになりません。

価格…300円(税別)
サイズ…縦250㎜×横180㎜×厚さ1.8㎜
素材…オレフィン系樹脂製
カラー…クリアマットグリーン
日本製

【クツワ株式会社 B5下じき】
透明無地の硬質下敷きです。薄くて扱いやすく、余計なデザインが入っていないので、勉強の邪魔になりません。

男の子が好む色が多いので、男の子にお勧めです。

価格…150円(税別)
サイズ…縦250㎜×横180㎜×厚さ0.6㎜
素材…再生PET樹脂
カラー…クリア、ホワイト、スモーク、ブルー
日本製

次に、少しデザインが入ったシンプルな下敷きをみてみましょう。

お勧め2 シンプルなもの

学校で無地の指定は無いけれども、キャラクターものだと気が散ってしまうのではないか、と心配なときは、シンプルなデザインの下敷きを選びましょう。

【シブヤ文具 Barbie下敷き B5サイズ】
「Barbie」のロゴが可愛らしい下敷きです。

表はピンク地に小さな星とロゴが散りばめられたデザインで、裏はドットでかたどられたハートに大きなロゴマークがデザインされています。

YAHOO!ショッピングの下敷きランキングで、無地やキャラクター下敷きがランクインする中、上位10位以内にランキングされたシンプルな下敷きです。

バービーが好きな女の子に特にお勧めの下敷きです。

価格…280円(税別)
サイズ…縦275㎜×横182㎜
素材…PVC、紙
カラー…表=ピンク、裏=白
日本製

【アディダス 下敷き(B5)】
スポーツブランドとして知られるアディダスと三菱鉛筆とのコラボにより実現した下敷きです。

カラーは、黄色地に黒でロゴがデザインされた「黄黒」と、黒地に金色でロゴがデザインされた「黒金」があります。

「黄黒」は数量限定で販売されています。

シンプルなロゴのみのデザインで勉強の妨げになりにくく、格好いいので低学年から高学年まで長く使えます。

スポーツが好きな男の子に特にお勧めの下敷きです。

価格…200円(税別)
サイズ…縦250㎜×179㎜×0.7㎜
素材…PP樹脂
カラー…黄黒(数量限定)、黒金
日本製

シンプルな下敷きはおしゃれ度が上がり、授業にも集中しやすいデザインなので、プレゼントとしてもお勧めです。

おすすめ3 学習要素が入っているもの

勉強をするために学校に行っているので、学習要素が入った下敷きは暗記がしやすくて一石二鳥ですね。

学習要素が入っている下敷きには、ここでご紹介する「単位」や「地図」が載っている下敷きの他、「五十音」や「ローマ字」などが学習できる下敷きもあります。

まだ習っていない学習内容が載っている下敷きでも、ふとしたときに眺めていると、いつしかひらめきにつながることがあります。

ノートにはさんだときに、うっすらと下敷きに描かれたものが浮かぶので、気にならない子にお勧めです。

【共栄プラスチック株式会社 単位早わかりしたじき】
かさ(液量)や、長さ、重さなどを書き込んで目で見て学べるB5判の下敷きです。

鉛筆で書き込んだ所は消しゴムで消すことができます。

価格…300円(税別)
サイズ…縦250㎜×横180㎜×厚さ0.6㎜
素材…硬質塩化ビニール樹脂製
日本製

【共栄プラスチック株式会社 MAPとまなぶ下敷(世界地図 国旗)B5判】
表に世界地図、裏に国旗がデザインされた下敷きです。

国名や首都に赤いチェックシートを重ねると、文字が消えて暗記に役立ちます。(チェックシートは別売です)

価格…300円(税別)
サイズ…縦250㎜×横180㎜×厚さ0.65㎜
素材…硬質塩化ビニール樹脂
日本製

「MAPとまなぶ下敷き」シリーズには、日本地図版(税別260円)も販売されています。こちらの下敷きは赤いチェックシートが付属しています。

サイズはB5がベスト!子どもの様子に合わせて下敷きを選ぼう

小学校で使う下敷きについてお伝えしてきました。

小学校で使うノートはB5が多いので、下敷きもB5サイズで揃えると使いやすいです。

入学してから慌てないように、子どもの好みに合う下敷きをいくつかピックアップしておきましょう。

今回ご紹介したB5サイズの下敷きは、授業で使いやすいものばかりです。

学校からの指定と子どもの好みを照らし合わせて、ベストな下敷きを選んであげて下さい。

【今回ご紹介したB5下敷き3種類】

  • 無地のもの
  • シンプルなもの
  • 学習要素が入っているもの

子どもによっては、学習要素が入っている下敷きが授業に集中できない原因となる場合もあります。

例えば、算数の時間なのに、下敷きに描かれた国旗が気になって夢中で眺めてしまうなどです。

子どもは興味の無いことにはなかなか集中できないので、近くにおもしろそうなものがあれば、そちらに注意が向いてしまいます。

テストでなかなか良い点が取れない、苦手科目がハッキリしている場合などは、無地やシンプルな下敷きを持たせてあげてください。

使いやすい下敷きを持って、楽しく授業に臨めると良いですね。

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