小学校のママ友との距離感が難しい!上手く保つ3つのコツとは


子どもの小学校のママ友。距離感を保ちたいけど、グイグイ誘ってくるママもいて難しいですよね。

でも無理してつき合いを深めれば、ストレスが溜まる!最悪の場合トラブルにも発展…。

「距離感を上手く保つには、どうしたらよいの?」

ここでは、自分の望む距離感でママ友づき合いをしている筆者が、ママ友との距離感を保つコツを3つに分けてご紹介します。

一つでも多くのヒントを得て、一つでも多くのストレスを減らしていきましょう!

①距離感を自分でコントロール!

ママ友との距離感を上手く保つには、頭を使った行動も必要ですよ。

ママ友と自分。望む距離感の違いは?

ママ友との距離感を保つには?自分の望む距離感に、上手くコントロールしていけるかが鍵。

ママ友の望む距離感と、自分が望む距離感は、どのぐらいの差がありますか?

たとえばママ友は毎日でも遊びたいという場合。自分は1週間に1回でよいのか、1ヶ月に1回ぐらいでよいのか。
たとえばママ友は泊まりの旅行も行きたい場合。自分は日帰りの旅行ならよいのか、一緒に出かけること自体も嫌なのか。

まずはそれを、冷静に整理してみましょう。

最初が肝心!

まだそこまでママ友との距離感は近くない。でも相手が距離を縮めたがっている時って、わかりますよね。

そんな時は、どうすればよいのでしょうか。

ズバリ、「断る」もしくは「別のことを提案する」。

しかも、最初が肝心です。「断りにくいし」「まっいいか」と無理をする気持ちもわかりますが、後から距離を置く方がストレス大!

自分がどうしても譲れないことだけは確認しておきましょう。たとえば、

  • 自宅の行き来だけはしたくない
  • 1回の出費が○円以上のお出かけは嫌
  • 子どもを預けたり預かったりの関係はNG

どうしても譲れないことは、断るか別の提案をする。これを繰り返していくうちに、常識あるママ友なら諦めてくれるはずです。

ちなみに別の提案というのは、

  • 自宅の行き来が嫌→別の場所で遊ぶ
  • 出費が多いお出かけNG→出費の少ないお出かけ
  • 有名なテーマパークは嫌→近場の小さな遊園地

など、自分の許容範囲を具体的に伝えるということ。「あなたと遊びたくないわけではない」というアピールになりますよ。

頻度や時間を最初から調整するのもよいですね。相手はたくさん遊びたいのだろうな、一緒にお出かけもしたいのかなぁなどとわかっても、

  • ○曜日だけなら、なんとかOK
  • ○時までなら遊べるよ
  • 夏休みなら少しお金も使える

など…。「断る」のではなく「肯定的に答える」感じだと、印象が悪くなりにくいですよ。

「少しずつ」がポイント

ママ友と「距離感を保ちたい」という場合、おそらくつき合い自体はやめたくない、もしくはやめられない事情があるのだと思います。

すでに距離感が近い場合、一気に距離を置くのは目立ちますよね。ポイントは、少しずつ微妙にコントロール。たとえば、

  • 毎日遊んでいるのを週1回断ってみる
  • 週1回会っているのを月に1回断ってみる
  • 次回は泊りでなく日帰りの旅行を提案してみる
  • 次回は遠方でなく近場で遊びたいと伝えてみる
  • ライン・メールのやりとりも微妙に距離をつくっていく

ママ友の気分を害さないため、飽くまで少しずつ。最終的には、自分の望む距離感に近づけられるとよいでしょう。

上手な断り方については、次章でお伝えします。

ラインやメールは?

ママ友とのラインやメールも、少しずつ微妙に距離をつくっていきましょう。

普段のラインやメールの頻度、どのくらい?返信はすぐにしますか?タイムラインのコメントはする方ですか?

  • 頻度を少しずつ減らす
  • 返信のタイミングを少しずつ遅らせる
  • 文章を少し短くする

など、少しずつコントロールして様子を見て、最終的には自分の望む頻度や方法でやりとりできるのが理想です!

一気に距離を置きたい時は

すでに距離が近い。その距離を一気に置きたい。…そんな状況の人もいるかもしれませんね。

その場合は、環境を変えてしまうのが一番です。実例を挙げていきましょう。

【筆者の近所】

小学校低学年と幼稚園の子を中心に、平日にけっこうな頻度で遊んでいました。子どもだけでなく、毎回親も出ていたので正直負担。しかし一人また一人とパートに出たり仕事の時間を増やしたり。

働いているママは学童保育や祖父母の家に子どもを預けるようになり、近所の井戸端会議に出る回数もぐっと減りました。

【筆者の友人】

パパが平日休み。幼稚園の頃からほぼ毎週土日、同じようにパパが平日休みの友達と遊んでいたそうです。

理由あって距離を置きたくなり、たまに断るようになっていったものの、スッキリせず…。子どもが興味を持ったこともあり、バレーボールクラブに入ったそうです。

それからは、基本的に土日は練習や試合。遊ぶことはほとんどなくなったそうです。

ママの仕事、活動。子どもの活動、習い事など。環境が変われば、ママ友も「しかたない」と思いやすくなりますよね。

②断るスキルを身につける

ママ友との距離感を上手く保つには、状況に応じて「断る」ことが必要だとわかりました。でも断られて嬉しい人って、いないですよね。

できるだけママ友の気分を害しにくい断り方をしましょう。そのポイントをお伝えしていきます。

状況に応じた理由を考える

仮に断られても、理由を言われればママ友も納得しやすくなるもの。いかに納得してもらえる理由を考えられるかが鍵です。

  • 習い事や出かける用事がある
  • 体調がよくない
  • 出費がかさみ金欠

状況的に不自然でなく、嘘の場合はバレにくいものにしましょう。

相手の印象を悪くしにくい断り方や、理由のつくり方については、以下の記事に詳しく載っています。ぜひお読みください。
ママ友ランチの断り方。印象を悪くしないテクニックを身に着けよう

本当に忙しくするのも一つ

筆者の経験や周りのママ友を見ていても、「最近忙しくて」「ちょっとバタバタしていて」というのは十分な理由になると思います。

しかし本当に忙しくない人は、よほどの演技派でない限り不自然なもの…。

この際、本当に忙しくするのも一つです。

  • ママ自身が何か勉強を始めてみる
  • 外での仕事、内職、在宅ワークなどを始めてみる
  • 子どもの習い事や活動などを始めてみる

自慢に聞こえないよう、控えめに上手く言えるとよいですね。

また、ママ自身が夢中になれることがあると、ママ友とのことなどを考えすぎないようになれると思います。自然にママ友との距離感を保てるようにもなるかもしれません。

一度「保留」にするのも

「誘われるとついOKしてしまう」「その場でNOと言えない」…そんな人はママ友のペースになってしまい、自分の望む距離感を保つことができなくなります。

一度「保留」にする、というスキルがありますよ。たとえば、

ママ友「明日うちに遊びに来ない?」
自分「明日?あれ?なんか予定があった気が…。最近忘れっぽくてさあ。家に帰ってから予定をみてみるね」
ママ友「今度ディズニーランドに一緒に行かない?」
自分「ディズニーかぁ…行きたいけど私の通帳の残額を確認してみないとなぁ」

という感じです。筆者は、あえてスマホ・携帯を使いこなしていません。手帳などを持っていても持っていないふりです。

何かの契約や申し込みの際もそうですが、一度保留にすると「考える時間」ができますよね。その「考える時間」で、行くか行かないか、もしくは断る場合はその理由などを、考えればよいわけです。

③決して嫌われないよう心がける

ママ友との距離感を上手く保つには、少なくとも嫌われないことが前提。ママ友に嫌われた状態では、距離感を「保つ」のではなく「完全に距離が開く」ことになるからです。

筆者はさまざまな経験を経て、現在は自分の望む距離で周囲のママさんたちとつき合えています。もちろんママさんたちの本音はわかりませんが…筆者自身は楽しく過ごし、今はトラブルも一切ありません。

そんな筆者が前述の内容以外にも心がけていることを、3つに分けてまとめます。

挨拶と笑顔

筆者はママ友とのラインのやりとりは最低限、プライベートで遊ぶこともほぼありません。どちらかと言うと、ママ友づき合いに積極的ではないのです。

しかし挨拶と笑顔だけは徹底させています。

  • 近所のママさんに会った時
  • お迎えの時やスーパーなどで会った時
  • 学校行事などで会った時

状況によっては気づかないふりをしてしまう時もありますが…。基本は笑顔で挨拶を欠かしません。

一言二言、もしくはけっこう長く立ち話をすることも、もちろんあります。

相手の反応を見ながら

ママ友に嫌われないよう、自慢や地雷につながりやすい内容は避けるようにしています。一般的に

  • ママ・パパの学歴や収入のこと
  • 子育てのサポート環境のこと
  • ママの年齢や容姿のこと

は地雷につながりやすいと感じます。もちろん相手との関係性やつきあいの深さにもよりますが、なるべく当たり障りのない会話にとどめるとよいでしょう。

「話題作りが難しい」「無難なネタって?」と思う方は、以下の記事が参考になりますよ!
小学校のママ友との話題作り!無難なネタは?困った時の4選

会話中は、自分が楽しみながらも、ママ友の一瞬の反応を見逃さないよう心がけています。

  • 笑顔から無表情もしくは硬い表情になった
  • 突然腕や手を組んだ
  • 体を反らしたり一歩後ろに下がったりした
  • 唇を結んだりすぼめたりした
  • 口調が少しきつくなった
この中には、心理学的に拒否反応を示す時のしぐさも含まれています。何か話題を振ったり質問したりした時に相手がこのようなしぐさをしたら、フォローを入れたり別の話題に変えたりしています。

もちろん相手の心をすべて読めるわけではない…。でも「嫌なのかもしれないな」という一つの情報にはなると思っています。

あまり気にしすぎると疲れますので、ほどほどに…。

相手に喜んでもらえることを意識

会話をこちらから提供する時は、なるべく楽しく相手に喜んでもらえることを心がけています。

最優先は「感謝」。どんなに小さなことでも「ありがとう」と思うことがあれば、まずはその話題から入ります。

  • 「先日うちの子が学校で鼻血を出した時に、○○ちゃんがチリ紙をくれたみたいで…。ありがとうございました。○○ちゃんにもありがとうって伝えておいてください。」
  • 「教えてくれたお店に行ってみたらすごくよかったよ~ありがとね。」

などなど。「ありがとう」と言われて嬉しくない人は、ほとんどいません。「ありがとう」の代わりに「助かりました」もオススメ。

会話の中で、さりげなく相手のお子さんやママ自身のことを褒めることもよいでしょう。

ママ友との会話をお互い楽しくするコツは、以下の記事に詳しく載っています。ぜひお読みいただければと思います。
小学校のママ友との会話を「楽しい時間」に変える4つのコツ

自分の望む距離感でいられるとラク!

どんな人間関係にも言えますが、ある程度の距離感を保てた方が上手くいく!要はトラブルが起きにくいのですね。

ただ、望む距離感は人それぞれ。相手に合わせすぎると、自分のストレスが大きくなります。

この記事では「今よりも距離を置く」方に焦点をあててきましたが、逆にもう少し距離を縮めたいという方は…。

「決して嫌われないように」の章も参考に、さりげなく自分をアピールしていきましょう。いかに「このママとならもっと仲良くなりたい」と思ってもらえるかがポイントなのです。

自分の望む距離感を保てると、顔見知りのママも含めたママ友づき合いがラクになりますよ!

ぜひ記事の内容を参考に、自分の望む距離感に少しでも近づけてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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